真夜中なんですけど?









夜中の二時過ぎ。

昼間と夜を間違えているセミが近くの森でジワジワ鳴いている。

近くの田んぼでウシガエルが鳴いている。

そんな夜中の二時過ぎ。

家のある一室でそれは起こっていた。










「…とりあえず、何が起こったん?…?…?」

「……ぇえっ〜っと…。」

「……俺、知らない…。」







双子の姉弟の、その下にいる弟

三人は唖然としながら、の部屋を眺めていた。

その先にはコスプレ…独特の衣装を纏った男性三人が倒れていた。






沈黙すること数分。

やはり、男三人、姉兄弟三人ではこの部屋は狭い。ぶっちゃけぎゅうぎゅう詰めである。





「…〜っ!が変なこと言ったからこうなったんだぞ?!『夢小説のように逆トリップしてこないかなぁ〜!』なんて言うから!!」

「あ、あたしの所為にするわけ、?!それは私の願望であって、まさか実現するとは…!!」

「姉ちゃん、泥んこだらけだよー。」

三人とも言っていることは普通な感じだが、やはりパニックに陥っていた。

その騒がしい中、うめき声が聞こえた。






「――…っ…?こ、こは…?」

「――!り、陸遜…!!」

その野島ボイスを聞いて、三人の動きは止まった。

「…??一体ここは…?」

「えぇ〜っと…陸遜だよね?」

意を決して、が陸遜に話しかける。

陸遜は驚いた顔をして、三人を見た。

「何故私の名前を…?!まさか――っっ!!」

陸遜は飛び起きようとしたが、捻挫をしているようだった。

「あんまり動かない方が良いぞ、陸遜。とりあえず、ここは敵陣とかじゃないからさ。」

兄ちゃんの言う通りだね。」

「そうそう。とりあえず、ここは安全だから、明日詳しいこと話すわ。だから今は寝て?ね?」

は優しい雰囲気を醸し出しながら、陸遜の顔についた泥を白いハンカチ、むしろ綿の布で顔を拭いた。

「…わかり、ました…。」

するとすぐに陸遜はそう言って深い眠りに着いた。










「――…上手く行ったわ…。」

「というか、どうして兄ちゃんクロロホルムとか持ってるわけ?」

「事前準備と言って欲しいね、マイブラザーアンドマイシスター?」

そう、が持っていた白いハンカチにはクロロホルム、通称麻酔薬が沁み込んでいたのだ。

当然、未だ意識を取り戻してない司馬懿や趙雲にも嗅がせているわけで、朝までばっちり起きない。

「こえ〜…。で、どうするの?」

「たしかに。」

「落ち着いてきてはいるけどねぇ。」

寝ている三人を見て、唸った。

とりあえず、は三人に布団を被せた。

暑いといってもクーラーが効いた部屋なのである。

ご丁寧にも枕もつけて。

、今何時だっけ?」

「今、A・M2:30.」

「俺寝るー。」

一番手はで、さっさと自分の部屋に帰っていく。

「そうね…明日の朝になれば夢オチってこともあるし…。私も寝るわ。お休みー。」

二番手のもさっさと自分の部屋に帰っていく。












「俺も…寝よう…。」









だけはここが自分の部屋なので、帰ろうにも帰れず、ベットに寝転がった。

電気を消して、未だ寝ている三国無双のキャラを見た。

これが夢オチなら良いのにと願いながら、三人は夢の中に落ちていった。














やっぱりこういう連載?は楽しいなぁ(笑)いやね、書いてて(爆笑)