| とりあえず、何が起こったん?
ある夏の暑い夜。 普通の家庭の普通の家の 家は、クーラーの使い過ぎでブレーカーが落ちそうになっていた。
「…夜だし、もう少し涼しくしようよ、 。」 「27度で丁度良いだろ、 。」 「25度だって!ほら、 だってそう思うでしょ?」 「俺、兄ちゃんの言ってた温度で良い〜。」
そんな 家の子供たちはクーラーの温度で姉の と双子の弟 と一番下の弟 と微妙な言い争いをしていた。 ちなみに、ここは の部屋である。 「俺んとこの部屋なんだから、温度は俺の言ったとおりなの!嫌なら 、自分の部屋にいきな。」 「うぅ〜…一人はヤじゃない!それに暇だし。」 「それなら文句言わないの。」 そう は言いながら、PS2のコントローラーを握り締め、スパ●ボを進めていく。 そのやり取りを はいつもと同じと言ったカンジで若いのに麻雀の漫画本「哲●」を読んでいる。 一人、ブラブラしている姉の は のスプリングの効いたベットに寝転がりながら、テレビを見つめていた。 「ねぇ〜、 。エ●ァのカヲ●君が出てるんだから、もうラスボス?」 「うんにゃ、違うよ。でももうすぐ最終ステージかな。俺はあと三日でこれをクリアしなくちゃいけないんだよね。」 「へ?なんで?」 「グラン●ィア3が出るのさっ!ふふふ…。」 限りなくオ●クな会話である。
自分の二段ベットの片割れとは違うスプリングの効いた良いベットに寝転がりながら、 はぼやく。
「あー…暇だなぁ…。もう真夜中だし、パソコンで無双の夢小説なんて読みに行けないしなぁ…。ねぇねぇ!! !もし、夢小説みたいに無双の武将が逆トリップしてきたらどうしよう!!」
「あー?んなこたねぇよ。ありゃ、非現実だから楽しいのであって…。」 「でも、それくらい想像したって良いじゃない。」 画面から目を離さず、 は双子の片割れの に言った。 そんな会話をやっぱり漫画を見ながらスルーする弟 。 「こう、二人プレイしてたら、画面からドーンッって!!!うわー、そうならないかなー!!」 「姉ちゃん、夜一時なんだから、もう少し静かに。」 「わかってるわよー!あ、私やっぱり趙雲が良いな!!ね、 は?!」 「あー?俺?んー…司馬懿と友達になりたいかも…あごで使ってやりたい!!…あごで使われるのは俺だろうけど。」 そう言って、スパ●ボのセーブをし、電源を落とした。 「あ、もう止めるの?じゃ、無双やらせて頂きますわ〜♪」 ぽよんっとベットから飛び降りて、素早くゲームをセットした。 「誰か一緒に二人プレイしよーよ。」 「え〜…。」 「 〜…。」 「…わかりました。」 こうして、いつものようなカンジで、けれど、いつもとはちょっと違うカンジで、無双の二人プレイが始まった。
「きゃぁぁ〜っ!りっくん可愛い〜!!ジャニーズ系の顔って良いわねー!」 「おい、 。ちゃんとやれよ。」 「ここ、五丈原なんだから、蜀の趙雲が頑張んなさいよ、 。」 「ちっ…。」 は陸遜、 は趙雲で難易度難しいの五丈原をしていた。 夜も更け、時刻は二時前。 それは、総大将の司馬懿を目の前にしたときだった。 「よし、行くぞ司馬ちゅー!」 「 、司馬ちゅーのビーム食らうなよ。」 「わかってるって!」 気を引き締め、総大将の司馬懿に向かう二人。 しかし、一瞬気を抜いてしまい、司馬懿のビームが当ってしまった。 「うっわぁっ!」 の使用キャラ、陸遜が飛ばされる。
そのとき、ビームの光がテレビ画面に一瞬広がった。
二人は目を瞑り、どさっと言う音が聞こえて、目を開けた。 PS2の電源は落ちていて、床を見ると男三人が転がっていた。
「…陸遜?」 「……趙雲?」 「司馬懿?」
それまで、漫画を読んでいた も、二人と声を合わせて、その男三人の名前を呟いた。 とりあえず、三人は開いた口がふさがらない。 一瞬の間、 がやっと声を絞り出した。
「―――……とりあえず、何が起こったん?」
時刻真夜中の二時過ぎ。 まだまだ熱帯夜であった。
や っ ち ゃ っ た…!!ごめんなさい、夏だから暇で(爆笑)限りなく、うちの家族ですよ、まぁ、脳内妄想っていうことで☆実際こういう会話してますもん。ええ。 |
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