頬にいくつも繋がる泪の痕。

自分はどのくらい泣いたのかと自問自答してみる。

忘れない









忘れないから











「――どうした?お前らしくも無い。」






元譲の腕の中であたしは泪を流した。

「…うぅん、なんでもない…。」

「お前は会ったときも泣いていたな。」

「うん…。」












雨が降る中で、寂しくて怖くて、この世界にいた。

その雨はまるでこの泪のよう。











そしてまた知る泪の訳。











「…眠れ。そしてまた明日笑えば良い。」

「…元譲…好きだよ…。」

「――俺もだ、  ―――。」














自分の名前が聞こえなくなって、まるでノイズのように自分がわからなくなった。











今いる場所がわからなくても

忘れない

繋がる泪の痕を

あなたを














忘れない












4000番を取って下さったドレミさんへの献上品v遅くなってすみません…(汗)リクが惇兄だったんで、初惇兄小説です…。とりあえず、どっかの異世界のヒロインが帰るとこですかね(笑)←え

切ないのにしたかったのですーてへv

こんなもので良ければお持ち帰りくださいドレミさんvv

20060610 伊予