恋歌











「司馬懿さまぁっ――きゃっ!!」








がしゃんと音を立てて、埃が宙に舞う。

その様子に怪訝そうな顔をして、司馬懿はそちらに目を向けた。







「また貴様か、。」

「えへへ…また転んじゃいました。」








埃まみれの顔ではそう司馬懿に笑顔で言った。

それを見て、「ふんっ」と鼻を司馬懿は鳴らした。








「それで、今日は何の用だ?まさか、何も用が無くて来たのではあるまいな?」






卓上に飾られている朱色の鮮やかな花に目が行った。







「…どうして、判るんですか、司馬懿さま?」








きょとんとした瞳で、真っ直ぐに見てきた。

ぼそりと「…馬鹿めが。」と呟いて、溜息を付く。

「貴様は女官なのだろう?何故そんなに暇そうにしているのだ。」

「だって、わたし司馬懿さま付きの女官ですもの。司馬懿さまがお仕事を言ってくだされば、忙しくなりますよ?」










服に付いた埃をぱたぱたと掃う仕草が妙に目に焼きつく。






それを見て、妙に、悪戯心がわいた。









卓の上にある、小さな竹簡と筆を取って、少し文字を書いた。











「――ならば、この文をそこに書いてある者に渡して来い。」











含んだ笑いを浮かべてそれをに渡した。

早速仕事が貰えて、嬉しいのかまたは笑顔になった。





「はいっ!それでは、行ってきますね!」





そこに届け先の文字を見ずに、部屋から飛び出していった。










その様子がまた面白かった。

がいなくなった部屋で一人、司馬懿は面白そうに笑っていた。












「…それを見て、貴様はどんな顔をするのだろうな、…。」













黒の扇で笑いがこみ上げてくる口元を隠した。















どこだろう?とやっと気づいてそれを見たは、言うまでも無く、顔を赤くしたと言う。















誕生日、おめでとうございます、ドレミさんvv一日遅れてしまいましたが、押し付けます、この小説を(爆);ヒロインの名前は「」ちゃんですけど、よろしいですかね?

それでは失礼しました〜(滝汗)

2005014 伊予