彼女の瞳に、何が写っているのか、無性に知りたくなった。








こんな感情を、僕は今まで経験したことがなかった。

「ナルってばっ!ねぇ!」

出会った最初から、「ナル」と、彼女の口から呼ばれて、瞳を見た。

真っ直ぐに彼女の瞳は僕を捕らえる。








瞳には、僕が写っていた。








「…何か用事でも?谷山さん?」

そう答えると、実年齢よりも幼い表情で、笑う。

「へへ、呼んでみただけ。」

子供のように、僕の顔を下から悪戯をするように覗き込んできた。








やはり、瞳には、僕の姿が映し出されている。








「子供の遊びには付き合ってられないぞ、麻衣。」

彼女の下の名前で呼ぶ。

歩みを少しだけ速めて。それでも、無意識に彼女にいつも合わせている自分がいる。

「あーっもぅっ待ってよ、ナルー!」

駆け足で追いかけてきて、隣に並ぶ。

どこの調査でも、たとえ、危険が潜んでいるようなところでも、隣に並んでいた。








もう一度だけ、彼女の瞳を見る。








目が合って、彼女の頬は少し赤みを帯びて、ただ笑ってきた。















大きな瞳の中に、僕がいた。















頭の片隅で、『彼』ではなく、瞳の中にはまぎれも無い『僕』がいると、理解した。
















またまたお久しぶりです…。あれですよ、最近、ナル→麻衣に目覚めました。(え)マンガ、最高に萌えましたが、何か?wwwwwwいや、どこに萌えたかって、麻衣がナルについて喋るところが、夢の中のことじゃなくて、ちゃんとマンホールに落ちたとき、つまり現実のナルのことを言っていたのが、本当に本当にッ萌えました^^^^^^

20090809 伊予