あなたの瞳、口、身体。全てが――







「…あ…。もう、嫌ですよ、ダーリン。口の端にチョコつけて…。」





振り向く漆黒の瞳が私を見た。





「かまわへんよ、ハニー。ハニーからもろたチョコ、ホンマ旨いんやから!」





チョコを口につけて笑うあなたの顔。





「ほんとですか〜?どれどれ…。」






口についているチョコに手を伸ばしたとき、触れた肌。







「ハ、ハニー…大胆なことするな…!」

「うんっ!なかなか美味しく出来てます!」

私が笑顔になるとあなたも笑顔になってくれる。











そんなこの日常が大好きです、ウルフウッドさん。









いつか、終わってしまうかもしれないけれど。








あなたのその瞳。

口。

身体。

全てが。














―――大好きなんです。













甘い香りと共にくすぐったい感触がしました。

そんな日常。







そろそろ芸がつきてきた伊予です…。どうもウルミリはミリィ片思いなんですけど…(涙)「花瓶」はミリィ怒ってますけど、これはラブラブモード全開にしたかったんです…。

バレンタインフリー小説なので二月末までフリー配布中です。

2005222 伊予