照れ









未熟なわたしたちはまだ大人になれない。










「――…ッちょっ、ヴァリラ…!まっ…!」

「今更、待つなんてことは出来ないな。プラティ。」









ヴァリラの澄んだ透る声が耳元で聞こえてきた。

きっと私は真っ赤になっているんだろう。

いつもはヴァリラに「照れてる?照れてる??」なんてからかっていたけど、今はそんな余裕ない。








「いや…でもさ、ね…ひゃっ!」

彼の手であごを持ち上げられて、ヴァリラの綺麗な顔が目の前に。









すぐ、お互いの息がかかるくらいに。








「…嫌なのか?プラティ…。その…嫌なら止める。」

いつもは見たことのないヴァリラの顔。

わたしと同じくらい真っ赤で新鮮。








「…嫌じゃないけど…恥ずかしくて…。」

ちょっとだけ、照れて、苦笑した。

その動作だけで心臓がバクバク言ってる。








「言っておくが…俺がこんなに動揺したりするのはお前だけだからな。…抱きたいと思うのも。」









そう言ってくるヴァリラは本当に今まで見たことのない表情でわたしに言った。

いつも以上にかっこよく見えて、微笑してしまった。










――恥ずかしいけど、今はこれまでしか…。








彼の耳でそう呟いて、わたしはヴァリラに口付けをした。

いつもの、ちょっと遠慮がちだけど、触るようなキスじゃなくて。









いつもなら、出来ない、彼の存在を確かめるようなキスで。









それが終わって、ヴァリラもわたしも顔がまた真っ赤になって俯いてしまった。

彼の腕が伸びてきて、ただ何をするわけでもなく抱かれた。











「――…卑怯だぞ…プラティ。」











そんな呟きが聞こえた。








あとがき。

あっはっはっはっ!!!(壊)ごめんなさーい!!(狂)ヴァリプラのエロっぽいのなんて私が初めてかいたんぢゃないのかなぁ?!(号泣)

二人とも別人二十八号ですねv(苦笑)いやほんと…ごめんなさい;

先日行われた参加者限定小説なので、その方のみ、持って帰ってもらってください。

20050303 伊予