ソプラノ一家
□ソプラノ一家
□双月暦1091年 春と夏の間
□ガヤン神殿の証拠品保管室から証拠品が根こそぎ盗まれた。
大至急犯人の逮捕および証拠品を回収せよ。
□ガヤン神殿
□500ムーナ
□ルフィーア
今回はガヤン神官の本領発揮でおおはりきり。
□クーア
今回はガヤン入信者としておおはりきり。ドワーフの格闘家としても有能。
□ニナ・フェルトナー
ガヤン神殿からの依頼という事で合法的にお金がもらえるということでやる気十分。タマット入信者。
□カノン
「足手まとい」の妹に振り回されっぱなしでした。今回。サリカ神官。
□アトリー
カノンと一緒に貧乏クジを引いた人。シャストア神官。
●ルフィーアが神殿に出勤すると、上司に呼び出され、依頼を受ける。
GMが高司祭やハードブレイカーをエサにしたため、俄然やる気に。
●とは言うものの、いかんせん人数が少ないので、格闘ドワーフ娘、クーアさんに声をかける。
クーアさんはもっと仲間が欲しいということで、サリカ神殿に行き、たまたまそこに居たカノンとニナとアトリーに協力してくれるよう依頼する。
●ところが朴訥なクーアさんはゴシップ好きのおばさんたちが大勢いるサリカ神殿で依頼内容を喋ってしまった。噂が町中に広まる前に解決しなければ、ガヤン神殿の面目は丸つぶれだ!なんとかしなきゃ。
●一方、協力するはずだったカノンは妹がいなくなっていることに気づく(足手まといだから)。
妹を探しに行くカノンとアトリー。
●同時刻。証拠品保管室で犯人の手がかりを探すルフィーア、クーア、ニナの三人。
壁には「ソプラノ一家参上!」と書かれた、頭の悪そうな犯行声明が。
他に手がかりはないか、と全員で<探索>すると、床の一部だけ音が違うことに気づく。床板を剥がしてみると、地下に続くトンネルが。あまりにも怪しすぎる。トンネルを下っていく三人。<昆虫恐怖症>のルフィーアが錯乱する一幕もあったが、着々と核心に近付いていくのであった。
●一方そのころ。
妹を探しに行ったカノンとそれについていったアトリーは、妹が一軒の古ぼけた屋敷に入っていくのを見た。
そろそろと入っていく2人の前に、妹を人質にとった三人の覆面姿の男が!
結局、妹ともども人質になってしまう。
●地下から辿っていくルフィーア一行は、やがてトンネルの出口につきあたる。
トンネルから出ると、そこには縛り上げられたカノンとアトリーがいた。ここがきっとソプラノ一家のアジトに違いない。
●一行はアジトを探索するが、すでにもぬけの空だった。しかし、屋外からは「とっととずらかるよ!」「はい、ママ」という声が。
●これを聞いたプレイヤー達は「天空の城ラピュタ」の空賊を思い浮かべたらしい。GMは「グーニーズ」のフラッテリー一家をモデルにしていたのじゃがのう。
●ソプラノ一家はターデン中心を流れるファー川を船に乗って脱出しようとする。それを走って追いかけるPC達。ソプラノ一家の構成は、ママ(シャストア高司祭)とその息子たち3人(タマット入信者、リャノ入信者、アルリアナ平信者)だ。
まず最初に追いついたのはクーアさん。<軽拳>で相手を翻弄しながら、時間を稼ぐ。
●そうこうしているうちに追いつく一行である。ニナさんが船に飛び乗り、<ぼやけ>で支援していたソプラノママをフレイルで攻撃。それが8ダメージを越え、船の端にいたソプラノママは<跳ね飛ばし>ルールにより河に落ちてしまう。
●ソプラノ一家の息子たちはママを助けるべく河に飛び込む。ようやく駆けつけてきたガヤン神殿の人々の手によってずぶぬれのまま捕まってしまうのであった。