プレイ期間
双月暦1091年 11巡り目の銀の月の日〜安息日(3月18日〜3月20日ごろ)
参加PC
スティン=フェルダー
森牙唯一のペローマ信者である上に高司祭。
調査は自分の得意分野だと、おおはりきり。
プレイヤー:37キャスター=クリントス
めちゃくちゃ怪しいリャノ信者。
実は腹話術が出来るのだが、今回その技能が役に立つことはなかった。
プレイヤー:八木レイン
遠視のため両手剣を駆るウィザード。
無口なせいであまり活躍したような感じがない、かわいそうな人。
プレイヤー:あくあルフィーア=ドレアム
メンバーの唯一の良心(?)であるガヤン神官。
しかし、この濃いメンバーの中では自分を出すことさえ困難だったようだ。
プレイヤー:福良シンシー=チキン
超美人でありながら、サディストという壊れた人。実はリャノ信者。
今回もその毒舌を如何なく発揮。さり気に最終出陣。
プレイヤー:よしゆきうららかな午後。
偶然(ホントか?)集まっていたメンバーにガラン(「森の牙亭」の主人)が切り出す。
「おまえたちに頼みがある。俺の知り合いが捕まってるんだが、そいつの無実を証明して欲しいんだ」
普通こんなこと頼むか?などと思いながらも、しぶしぶそれを引き受けるメンバーたち。
詳しく話を聞くと、その男の名前はシモンといい、殺人罪で捕らえられてるということだった。
しかし本人は無実を主張している。
そこで、昔馴染みのガランがそれを証明するよう頼まれた、というのだ。
早速動き出したのは、やはりスティンとルフィーア。
それぞれ被害者の家とガヤン神殿へ赴く。
レインはスティンについていくことになった。
しかし、今ひとつガランを信じられない(何故?)キャスターとシンシーはしばらく見張っておくことに。
ガランってば、実はタマットの高司祭なのに信用がないんだね。ガヤン神殿へ向かったルフィーアは依頼人のシモンとの面会を求める。
シモンは30代前半の、普通の男であった(ちなみにペローマ神官)。
いろいろ聞いてみるが、嘘を言っているようではない。
ついでに聞きたいこともあまりない。
ということでさっさと被害者の家へ向かうことになった。被害者の家は、小金持ちといったような家だった。
出迎えてくれたのは、ちょっときつめの感じがするこの家の婦人。
彼女は、被疑者は彼女の夫であることと、事件の起こった当時のことを涙ながらに話すのであった。
殺人現場である被害者の自室をみせてもらうが、これといった収穫はなし。
殺された当時ドアは閉まっており、窓は開かれていたということであった。ルフィーアと合流した三人は森の牙に戻ることにする。
ちなみに、キャスターとシンシーはまだガランを見張っていた。なにやってんだか。
あまりに情報が少なすぎるということで、一から情報を集めることにする。初めからそうしましょう。
ルフィーアとシンシーはガヤン神殿へ、残りの三人はシモンの評判を確かめるためにペローマ神殿へ。ガヤン神殿で、詳しい状況とシモンが何故容疑がかかっているかを尋ねてみる二人。
そこでわかったのは、あの家には奥方、息子、そして使用人二人がいること。
そして、シモン以外には全員アリバイがあるということ。
実は被疑者の部屋には抜け道があり、それを知っていたのは(おそらく殺された被害者と)シモンだけであったこと。
凶器がシモンのナイフである、ということだった。
ちなみに、ナイフは盗まれていたとシモンは言っている。ペローマ神殿に向かった三人の前にあわられたのは、よくわからない三人組の青年。
とりあえず聞けたことは、シモンの評判は別に悪くないということだけ。
あとはぎゃいぎゃい騒いでるだけの三人組(二人だけ?)であった。
出て行く際に青年の一人が、サリカ神殿に情報通の知り合いがいる、ということを叫んだが、話半分でスティンはあまり聞いていない。夜も遅くなったので、すぐに翌日。
今度は全員でガヤン神殿へ。
凶器のナイフにスティンが≪歴史≫をかけてみる。
ひらめいたのは、ナイフが回って血が噴き出すシーン。屋敷周りの家から、被害者の家の評判などを聞き出してみるが、特に際立った情報はなかった。
また、事件当時はシャストア神殿のパレードで騒がしく、何も気づかなかったという。スティンはサリカ神殿に向かい、情報通という人物に会う。
彼女の名前はティーファ・リムネアといい、情報を提供して欲しいならおごれ、といってくる。
仕方なく喫茶店(あるのか!?)にいって、いろいろ聞き出す。
奥方は実は後妻で、しかも誰かと不倫状態であること。
またサリカ神殿の中では有名なバトルファン投げの使い手だということなどであった。
詳しい不倫相手はすぐに調べてみると、はりきるティーファであった。
やけに親切だと不審に思ったルフィーアが≪感情感知≫を使うが、ただわくわくしているだけということがわかった。森の牙に戻って情報の交換をするメンバーたち。
とりあえず、屋敷に向かい使用人Aと話をつけるが、不倫のことを口にしたとたん対応が激変。
家にも入れてもらえず、追い出される羽目になった。
どうしようか途方にくれていると、使用人Bが屋敷の横から出てくる。
これ幸いと、すぐに駆けより屋敷の中へ入れてもらえるよう頼み込む。
目立たないようにとスティン、キャスター、レインの三人が入り込み、部屋を探索する。
しかし、探し方が悪かったのか何も証拠は見つけられなかった。翌日、埒があかないため、ルフィーアはガヤン神殿に捜査権をもらいに行く。
ほかに容疑者が出てきた、という理由で捜査権を手に入れることに成功。
それをもらいにいってる間、スティン、シンシー、キャスターは屋敷を見張ることに。
と、そのとき、屋敷を見張っているスティンの肩がたたかれる。
その後ろにいたのは、なんとオーガー!スティン絶体絶命!?
というのは錯覚で、後ろにいたのは仮面をかぶったティーファであった。
彼女は有益かも知れない情報を持ってくる。
奥方の不倫相手はあるシャストア神官である、と。
それだけいうと、パフェ代(あるのか?)をもらって帰っていくのであった。ルフィーアが帰ってくると同時に、捜査権を笠に奥方に話をつけることにする。
そして、容疑がかかっているということを知らせてその場を立ち去る。
その後は、怪しい行動をしないか屋敷の表と裏を全員で見張ることに。すると、夜遅くに裏口からストール(?)をかぶった人物が出てくる。
尾行を開始するルフィーアだが、そのルフィーアを尾行していたキャスターはすぐに見失ってしまう。
必然的にその後ろにいたレインも、当然ついていくことができなくなった。ルフィーアが辿り着いたのは、ごく普通の家であった。
わずかな光が漏れていることを確認すると、引き返して全員を呼んでくることに。
そして、入り口で人が出てくるのを待ち、道に迷った振りをして出てきた人物と接触。
その人物はやはり屋敷の婦人であった。
夜更けにこんな所にいる理由を尋ねるが、あなたに関係ないの一点張り。
しかしそのすきに、キャスターがドアをノックして家の主を出すことに成功する。
観念した婦人は、昼間のことを相談しに来たと、白状。
それを聞いたスティンが一言。
「あなた捜査に対して嘘をつきましたね?それは立派な犯罪ですよ」
これにはさすがの婦人も目が点に。
結局、抵抗する間もなく、お縄になった二人であった。
その後、婦人とそのシャストア神官は犯行を認めたという。神殿からの報奨金も出て、少しだけご満悦の森牙メンバーであった。