翼人は、風の元素を崇める銀の月の種族です。他の銀の月の種族と比べると、発声や文字による情報伝達が可能なので、格段にコミュニケーションをとることが簡単です。
猫とネズミがかけあわさったような容貌と全身を覆う短毛の毛皮、コウモリに似た大きな翼を持ってます。飛行できることをいかして、傭兵や運搬業者として人間に雇われることもあります。
彼らの基本となる哲学は「復讐」という言葉で代表されます。そのため、仇をなされると彼らは絶対の復讐を誓います。一生を復讐に捧げる翼人も少なくありません。また、きわめて高レベルな生態学的な考え方を神から授かっています(ルナルには、まだ生態学という言葉は存在しません!)。生息地:崖や高山などに集落を築くことが多いです。
分布:リアド大陸南西にあるラランの台地や、鬼面都市バドッカの眉森地区に棲むことが確認されています。その他にも、様々な場所で見かけることができます。その多くは人間に雇われていたり、なにか復讐の目的をもった翼人でしょう。
生活習慣:久しぶりに出会ったときの挨拶として、抱きしめた後に、頬をすりよせるというものがあります。翼人は小動物を主食にしていますが、小動物を食べる時は相手を生かしたまま食べるのです。