<爬虫人>

 火の元素神の奉仕種族、爬虫人です。
 爬虫人はその名が示すように、恐竜や亀、蛇、トカゲなどと同じ外見をしています。彼らの社会は、厳格な身分制度があり、それが覆ることはありません。
 また、神に仕えることを最優先し、そのためならば個々の命を惜しむこともありません。

生息地:砂漠や火山の地下洞窟など、高温で乾燥した所を好みます。

分布:リアド大陸北部の未踏砂漠と、グラダス半島のシュルシュシシイに都市を築いています。

生活習慣:彼らには名前が無く、番号や従事する仕事によって区別されます。ひとつの王国には女王が必ず一人おり、それを頂点とした絶対王政です。また、女王以下の労働階級はみな中性で、男性は交配用であるか、食料、防具や雑用品の材料にされます。


GMいずみのより
 爬虫類、とありますがそれは見かけ上のことで、実際の行動パターンは蟻や蜂といった群生昆虫を思い浮かべるとよいでしょう。もっとも、虫に比べれば個体ごとの自意識は高いようですが。そういった個人意識は自国と、<異貌の神>に対する狂信によって抑圧されていることが殆どのようです。GMのみなさんは「人間から見ればあきらかに邪悪な敵」として演出し、パーティを怯えさせてください。

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