「ルーンクエスト90's」リプレイ

「ユーリ&バレリア 〜ラセンの人々〜」

書いた人 上田洋一

PC紹介

ミックウェル
オーランス(嵐の神、RQにおいては「主神」的存在)入信者 男 20歳

アムネリス
イサリーズ(交易の神)入信者 女 19歳

 グローランサという我々地球人とは異なる世界に身を置く冒険者たち。彼らの目的は一攫千金であったり、混沌(グローランサの物理法則に反し、それらをねじ曲げる存在。「ブルーフォレスト物語」における降魔核に相当する)を撲滅したりすることである。さてこの2人の前にはどのような試練が横たわっているのか……

 セッションの初めにGMはミックウェルとアムネリスを通過儀礼(イニシエーション)としてバンジージャンプに挑戦させた。むろん、これはRQのルールと異なるのだが、カルト(同一神を信仰する緩やかな宗教的共同体、とでも表現すればいいのだろうか)に合わせて個別に通過儀礼をやらせていると面倒だとGM(筆者)は判断したのである。しかし、プレイヤーが2人しかいなかったのだから、そうする必然性は少なかったのではないか、と反省したのはセッション後。

GM「で、君達は立派にバンジーをこなし、『もう旅に出ていいよ』という了解を得た訳だ。で、今はグローランサの暦では嵐の季、すなわち冬の終わりに近い。と、その時……」

アムネリス「何が起こったワケ?」

GM「<知覚>でどうぞ」

アムネリス&ミックウェル「しっぱーい」

GM「(ありゃ、こりゃしまった。本筋にからむ伏線なのに)そうするとだねー、このヒュールリン村の屈強な戦士が『丘の方でブルーに襲われている人がいるぞ!』と叫んでブロードソードを持って飛び出していく。で、それにやや遅れてチャラナ・アローイ(治癒の女神)の入信者らしい若者が息を切らしながらやって来る」

ミックウェル「ブルー?」

GM「そ。山羊の頭をした混沌の怪物だ」

アムネリス「ところで、マスター。チャラナ・アローイの若者ってどんな女?(チャラナ・アローイの入信者の大多数は女性である)」

GM「いや、男性。このヒュールリン村に司祭代行として村人の治療に当たっている人物だ。くたびれたのか村の出口辺りでへたりこんでしまったよ」

ミックウェル「なんちゅうもやしっ子やねん。で、ブルーの方は?」

GM「7人もいたのに戦士1人の姿を見ただけで逃げてしまった」

アムネリス「なんて情けないワケ。とりあえず、出て行って治療しましょ。で、例のもやしっ子さんはどこにいるワケ?治療のエキスパートなことだし」

 かくして、ブルーに襲われていた女性は救われた。片腕を痛め、肋骨にひびが入っており、1対7の戦闘であったにもかかわらず驚くほど軽傷であった。彼女の名はバレリア。バービスター・ゴアの入信者とのこと。結局、付きっきりでチャラナ・アローイのもやしっ子さん(名はユーリ)が治療に当たることになった。
 その頃、PCの方はというと……

 ヒュールリン村の長にしてヴェルナー氏族の長でもある老人がミックウェルに同じ氏族の村に伝令に行かせ、アムネリスをジョンスタウン(ドラゴンパス地方のサーター王国にある都市の一つ)にニシンの干物の買い付けに行かせた。

ミックウェル「初ミッションがオーランスの祭り(オーランスの祭りは冬の終わりに開かれる)の伝令とはなあ……しゃあないけど」

アムネリス「ニシンの干物かあ。ま、近くに海や河がないから仕方ないんでしょうけど。ほんっとに臭うわねえ」

GM「アムネリスさん、知覚ロールしてみて。修正は+20%」

アムネリス「あらら、失敗」

GM「(げ、しまった。ここでユーリの正体の一部が判明するはずなのに。まあ、いいか。追い追い分ってくるだろう)じゃあ、何も分らない」

 かくして、2人は無事初ミッションをこなし、ヒュールリン村に戻ってきた。そして、彼らが目にしたものは……

GM「ユーリとバレリアがラブラブ状態に突入してま〜す」

ミックウェル「ふつーは、たおやかな女性が勇敢な騎士を献身的に治癒して突入するモードだと思うがなあ、『トリスタンとイゾルデ』みたく」

GM「そーしているとだねえ、ストーム・ブルの戦士らしい2人連れのいかつい男が『混沌だ、混沌の臭いがするぜ』と言ってやって来る」

アムネリス「ストーム・ブルの入信者ってどんな奴なワケ?」

GM「混沌を倒すことに生きがいを見出しているバーサーカーだね」

アムネリス「余り付き合いたくない……」

GM「で、ミックウェルとアムネリスがいるところにバレリアがやって来るよ。シャルルというターシュ(ドラゴンパス地方の北西。現在はルナー帝国の属領となっている)出身のランカー・マイ(知恵と知識の神)入信者の人をもてなすつもりらしい。で、PCも付き合ってくれないか、ということです。料理はユーリが作るとのこと」

ミックウェル「そりゃバービスター・ゴアの入信者が料理を上手にこしらえたら、違和感あるよ。で、バレリアさんのケガの具合は?」

GM「驚くべき回復力だね。すっかり良くなってるよ。まだバトルアックスをブンブン振り回せる状態じゃないけど」

アムネリス「それでさあ、シャルルさんはうっとうしいウンチクたれなワケ?」

バレリア(GM)「あの方は知識をひけらかすような底の浅い人物ではありません。頑固者ですけれど、基本的に人当たりはいい人ですね。昔は冒険者だったそうですが、今は何かの研究に取り組んでいるそうです。年齢は61歳です」

ミックウェル「おいおい、あんたは物知り博士かい。バレリアさんよお、シャルルさんの親戚か何かなの?」

GM「バレリアはちょっと言葉を詰まらせた。『いえ、そのユーリさんがよくご存知のようで……わたしに話してくれたんです』」

アムネリス「うーん、怪しいな」(from「ついでにトンチンカン」)

ミックウェル「ま、せっかくの誘いだし、断る理由もないしなあ」

 結局、その夜にはPC2人とシャルルとが顔を合わせてユーリの食事を共にした。このシャルルという老人はいわゆるマッド・サイエンティストではなく、真面目な学究の徒であった。また、バレリアの言った通りでウンチクたれでもなかった。だが、それ以上にPCが気に止めたのは……

GM「シャルルさんは『死』のルーンを彫ったネックレスを持ってるね」

アムネリス「あれ、シャルルさん、あなたランカー・マイの入信者でしょ?」

シャルル(GM)「その通り。だが、交易者の娘よ(シャルルはちょっとかっこつけてアムネリスのことをこう呼んだのである)、わしは若い頃はフマクト(戦と死の神)の冒険者での、今でもこうしてルーンだけは手放さないのじゃよ」

ミックウェル「何となくGMのたくらみを感じるな」

GM「君達がそうやって談笑していると、例のストーム・ブルの戦士2人が扉をバアン!と開けて入ってくるね。『混沌だ、混沌がいるぜ!』って喚きながら。その直後にバレリアが窓の方を見て悲鳴をあげるね」

アムネリス「混沌の怪物って強いの?」

GM「『ルーンクエスト'90s』のルール・ブックを見る限りではかなり強いね」

アムネリス「じゃっ、様子を見るワケ」

GM「バレリアさんは失神したようだ。服の上からしっかり『アミュレットか何か』を握りしめて。で、ユーリが普段では考えられない勢いで2人の戦士の後を追っていく」

ミックウェル「チャラナ・アローイの入信者は強いんかい?」

GM「いや〜、全然」

ミックウェル「変だな。ま、少し様子を見るか」

GM「そうするとだねー、バリバリドッカーンという落雷の音が2回するよ。ミックウェルさんには分るけどオーランスの神性呪文(入信している神に祈りを捧げて獲得する呪文。使い捨てで、獲得には能力値の一部である気力を減らさなければならない)の一つ<落雷>だということが分かる。シャルルさんも『むう、あれは噂に聞く<落雷>の呪文じゃな。しかし、混沌の連中にあの呪文が使えるとは思えぬが……』とか言ってる」

アムネリス「現場に直行ね。バレリアさんは?」

GM「急に活動的になった」

ミックウェル「何か引っかかるなあ。アムネリスと共に直行」

GM「するとだねえ、真っ黒焦げでぼろぼろになったストーム・ブルの戦士の死骸がある。ユーリは頭から血を流して気絶している。そして、2人の死体がユラリと立ち上がる。顔はもはや原型をとどめていない。動く度にぽろっと肉が落ちる。完全にゾンビだね」

 かくしてPCとゾンビとの戦闘が始まった。しかし、しょせんゾンビは雑魚。傷をほとんど負うことなく、退治することができた。一方、ユーリは意識は朦朧としているものの軽傷であった。

シャルル(GM)「おお、大丈夫でしたか。しかし、さっきまで生きていた者を殺し、ゾンビにするとは一体何者……」

ミックウェル「何か裏がありそうだけど、情報が少な過ぎるな(すいません、マスターたる私が不親切だったんです……と思ったのはやはりセッション終了後)」

シャルル(GM)「このゾンビは混沌に汚染されている可能性がありますから、カケラも残さず火葬にした方が良かろうの」

 さて、ラブラブ状態に突入したユーリとバレリアはオーランスの祭りの際に婚約をすることになった(ルール的にはバービスタ・ゴアが結婚するのは少し変なんだけどね)。 結婚式は豊穣の女神アーナルダの祭り(収穫期)に行われるとか……

GM「もやしっ子のユーリが石に腰かけて、何やら本を読んでるね」

アムネリス「近寄って何読んでるか確認するワケ」

GM「読めない」

アムネリス「えー、交易語じゃないの?」

ユーリ(GM)「いえ、これは暗黒語と言われる言葉でして、僕はこういうのを読むのも好きなんですよ。この書物によると世界はこのグローランサ以外にも色々あるそうです。チキュウとかシュリーウェバとかフォーセリアとかいう。で、それらがラセン状にからまって一つの大きなまとまりになっているそうです」

アムネリス「で、暗黒語って何?邪悪なモンスターか何かが使う言語なワケ?」

GM「ユーリが言うにはトロウルが使う言葉だそうだ。(実はヴァンパイアも用いるのだが、PCが独自に調べるだろうと思って知らせなかった。マスタリング上の重大なミスであった)。そんなことを話している内にシャルルが近寄ってきた。『どれ、若き癒し手よ(これはチャラナ・アローイのユーリのことをかっこつけて呼んでいるのである)、おぬしは何かおもしろそうなものを読んでいるようだのう。しかし、気を付けなされ。『神知者』と勘違いされる恐れがあるぞ。学を持っていることを皆に見せるのは、時としては命をも失うことになりかねん』」

ミックウェル「『神知者』って?」

GM「魔法科学の術者。『知り過ぎた賢者』とでも言うべきかな。時々、『神知者だ』ということで妙に知識がある人物が処刑されることもあるとのこと」

アムネリス「ところで、マスター。もやしっ子のユーリとバービスター・ゴアの婚約式は近いみたいだけど、あたしらに何かやることないの?」

GM「ヴェルナー氏族の踊り手が何人か来るそうだからねぇ。優勝すれば鉄のダガーがもらえるとか……」

アムネリス「じゃっ、バレリアさんの所に言ってきまーす。踊るのにクォータースタッフじゃ不恰好だしね。バトルアックスの方がカッコイイと思うワケね」

GM「バレリアはユーリの家でぼんやりとしている。放心状態のようだ。で、何かブツブツ独り言をつぶやいている」

アムネリス「何を言っているのか聞き取ります。ありゃ、失敗」

GM「(げ、ここでも手がかりを十分に与えられんな。まあ、いいか)『混沌』とか『守る』とか『支配』というサーター語の単語が聞き取れただけだね」

アムネリス「そんなのじゃ何も分からないわよ!」

 アムネリスとミックウェルは「なーんかマスターの陰謀で事が進んでいるんじゃねーのか」と思いながらも、ユーリとバレリアの婚約式に参加した。踊りにも挑戦したが、さすがにセミプロ級の踊り手には負けてしまった。
 婚約式の際、ユーリとバレリアは契約代わりの貴重品を相手に与えた。この時、バレリアはバービスター・ゴアが渡すはずもない品をユーリに渡したのだが、PCのどちらも知力ロールに失敗して何も分からなかった。

 その翌日、話は思いもよらぬ方向に展開することになる。バレリアが「フマクトの傀儡が破壊されたまま手付かずになっている神知者の地下神殿の地図を持っている」とシャルルに言ったのである。シャルルは大喜びでその神殿に向かうことに決めた。PCは雇われユーリらは「3人では心細いのでは……」ということでいきなり6人パーティーができ上がった。もっとも、本格的戦闘に耐えられるのはPCだけであった。
 歩くこと3日。ようやく地下神殿の入り口に到着した。地図通り、長い長いトンネルを抜け、神殿の最奥部までやって来た頃には全員くたびれており、一休みすることになった。

アムネリス「あー、くたびれた。もちろんプレイヤーは疲れてないけど。マスター、何か邪悪な気配でも感じられない?<知覚>ロールには成功」

GM「コウモリのフンが見える」

ミックウェル「げ、てことは吸血鬼?」

GM「さあて」

 数時間休息を取った後、シャルルが音頭を取って神殿捜索を始めた。フマクトの傀儡は地図にあった通り一部が破壊されていて、すぐに動き出しそうにはなかった。また、傀儡であるため、実際のフマクトとは異なり「不死」のルーンが刻みこまれていた。そして、遂に書庫を発見し、シャルルはそこでしばらく調べ物をしたいと言い出す。アムネリスも少し手伝い、ボーナスとしてサーター語読み書き6%を獲得した。
 一方、元は台所だったと思われるクズだらけの部屋でユーリが簡単なシチューをこしらえていた。

ユーリ(GM)「通常ならサラミなんかじゃなくて新鮮な肉を使うんですが……申し訳ありません」

ミックウェル「謝らなくっていいって。ん?そーいや、バレリアさんは?」

GM「またもや放心状態。右手で『アミュレットか何か』をギュッと握りしめている」

アムネリス「やっぱり気に掛かるワケ」

GM「ユーリはバレリアの頬をペチペチ叩いて起こし、シチューを持ってシャルルのこもる書庫へと向かった」

アムネリス「ふーん、なるほどね。え?今『2人で行った』って趣旨のこと言わなかった?」

GM「言ったよ。で、次の瞬間、シャルルの叫び声が聞こえる。『暗殺者だ!』ってね。フマクトの入信者は<暗殺者感知>の技能を持ってるから」

ミックウェル「よし、書庫へ直行」

 2人が書庫に入るとシャルルがのどをかき切られて死んでいた。そして、ダガーを手にしたバレリアと鍋を持ったままのユーリが両者とも魂の抜けたように立ちすくんでいた。

ミックウェル「この混沌だか暗黒だか知らない奴め!よくもだましやがったな」

 しかし、ミックウェルが攻撃する前にバレリアがユーリと自らののどをかっさばいて、あっという間に「自殺」した。そして、バレリアのアミュレットがパキンと割れ、生暖かい霧が充満して1人の人間じみた怪物の姿を取った。

アムネリス「あんた、何者?」

出現した男(GM)「ヴィーヴァモート神の下僕、サイフリート。またはアンデッドの長ヴァンパイアとも呼ばれるがな。ユーリとバレリアというのは私がシャルルを殺害するために使った『道具』に過ぎん。シャルルは混沌の生物を映しだすという我ら混沌の勢力にとってはなはだ邪魔になる鏡を作ろうとしていたからな。しかし、きゃつはフマクト『死』のルーンを持っているので、ヴァンパイアたる私には手出しができぬ。そこで、ユーリとバレリアの精神を乗っ取った訳だ。まあ、2人も操るのは困難だったし、私も何度かミスをした。しかし、間の抜けた貴様らのおかげで助かったということだ」

ミックウェル「アムネリス、逃げるぞ!」

サイフリート(GM)「無駄だ。混沌たる私から逃げられぬよう<混沌対峙>をかけたばかりだ。さて、私が創造したゾンビにより死の世界へ赴くがよい」

アムネリス「ち、ちょっと話が一本道過ぎない?それに、ヴァンパイアが混沌の怪物だなんて聞いてないわよ」(その通り。マスターのミスです)

 かくして、絶望的な戦闘が始まった。冒険者たちは奮戦するもミックウェルは頭をゾンビに強打され死亡。アムネリスも気絶寸前に追い込まれてしまった。しかし、その時……

GM「ユーリとバレリアの死体から黄色い光が浮かび上がって、死んだミックウェルとアムネリスの身体の中に入りこむよ。で、こんな言葉が頭に響く。『私達はシャルルさんとあなた方をサイフリートから守る義務がありました。それは失敗しましたが、せめてアムネリスさんだけでも生きて下さい』ってね。で、一旦死んだミックウェルも生き返っていいよ。で、2人とも耐久力とマジックポイントを最大の20にして。それから、すべての技能に+100%してね」

ミックウェル「抵抗できないの?」

GM「できない」(うーん、一本道シナリオ。反省点が多いなあ)

アムネリス「ま、戦いましょ」

サイフリート(GM)「まさか、ユーリとバレリアの魂がまだ『死んで』いなかったとは!ええい、ゾンビだけに任せられん。この私の手で葬ってくれよう。ふっ、後で『あの日は楽しかったな』と貴様らのドクロを見ながら回顧してやろうぞ!」

 が、サイフリートの考えたようには事が進まなかった。ユーリとバレリアの魂が憑依したため、サイフリートの攻撃は外れっぱなしなのだ。ゾンビもあっさりと倒れ、ミックウェルとアムネリスの共同攻撃の前にこの忌まわしき吸血鬼も敗れた。止めの杭が心臓に打ちこまれたことは言うまでもあるまい!そして、ユーリとバレリアの魂がPCに再度語りかけた。

ユーリ&バレリア(GM)「私達はラセンを放浪して、それを崩しかねないエントロピーの増大を防ぐことが使命なのです。ここグローランサではシャルルさんを含むあなた方を救わねばなりませんでした。しかし、彼も、そしてミックウェルさんも救うことができませんでした。私達はまた放浪しなければなりません。今度はリヴァプールで4人の若者を集結させねばなりません」

ミックウェル「んで、彼らが去った後、俺は倒れるんだな?」

GM「ご名答」

アムネリス「何かスッキリしない結末だったわねえ」

ミックウェル「混沌と暗黒の区別もちゃんとした説明がなかったし」

GM「すいません、これからは気を付けます」

 かくして、アムネリスはシャルルとミックウェルを埋葬してヒュールリン村に戻った。彼女はこれから冒険商人として活躍するのだろうか、それともリスクの少ない定住型商人として生きていくのだろうか。それは、まさに神のみぞ知ることである。

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