コンベンションに行ってみよう。
今回は、コンベンションというものについてです。
コンベンションとは、サークルが公共の施設である公民館などを借りて、一般の人々を招いてTRPGを一緒に楽しもう、というものです。簡単に言えば、ゲーム大会みたいなものですね。他のサークルの人々がどんな遊び方をしたりしているか参考にしたり、普段は遊べない(手に入らない)TRPGを遊んだりする機会が得られたりします。
まず、コンベンションに参加するには何時、どこで開催しているか知る必要があります。
コンベンションの告知をしているところというと、ゲームショップ、大きな書店、WEB上等があります。
ここで、指定されている日時や会場の場所、そして参加費などをチェックしましょう。
当日プレイするゲームをあらかじめ告知してくれているところや、特定のゲームだけをするコンベンションなどもありますね。
また、参加費に関してですが、300〜500円程度を徴収するところが多いようです。
公共の施設を借りる費用とサークルの活動を紹介する会誌などを含めるとそのあたりで予算がギリギリになるようです。
告知されている会場への交通機関や、地図などは前日の内にチェックしておきましょう。
当日になってあわててもしょうがないですから。また、遅刻をすると、好きなゲームを選べなかったり、門前払いをされる場合もあるようです。
前日にはよく寝ておきましょう。
当日に概ね必要なもの
筆記用具
これは言うまでも無いですね。
メモ用紙
いろいろなことに役立ってくれます。他のPCやNPCの名前をメモしたりとか。
ダイス(さいころ)
十面体と六面体を持っていけばたいていのゲームをプレイすることができます。八面体や十二面体をもっていればベストですが。
お金
まず、会場への交通費、参加費用、及び昼食費はもって行きましょう。喋っていると喉が乾くのでジュース代なども持っていくとよいでしょう。
おやつは300円までではないと思われます。
ルールブック
今日は絶対このシステムをやるんだ!という場合か、特定のゲームのみをプレイするコンベンションでは持って行く方がよいでしょう。それ以外の場合、重いので特に必要ないです。
コンベンションが始まったら
無事会場につき、参加費を払い終わると、席についてコンベンションの開始まで待たされます。その際、会誌などを配ってくれたら、軽く目を通しておきましょう。プレイレポートなどがあったら、読んでおいて、マスターをチェックしておきましょう。また、どのようなプレイスタイルなのかを知ることもできますね。
マスター紹介
その当日遊ぶゲームのシステムやその世界観、あるいはそのマスターのプレイスタイルやシナリオの予告などをしてくれます。その日のセッションが楽しいものになるか、つまらないものになるかを握る重要なところなので、気合を入れて聞いておきましょう。
その後、どのマスターを選ぶかを挙手や投票などで決めます。人数が多く集まり過ぎた場合、第二希望のところに割り振られたりします。
卓分け
マスター紹介が終わると、それぞれの卓に振り分けられます。そのとき、一緒の卓についた人と楽しくすごせるようにしましょう。
ここからは普段TRPGをするのと同じことを注意すれば概ね大丈夫かと思われます。
ただ、施設によっては建物内の飲食を禁止しているところもあるので、昼食やおやつの持ち込みが可能か、スタッフの方に聞いた方がよいです。また、ゴミの始末もきちんとしましょう。
コンベンション終了
コンベンションが終わったら、たいていの場合は閉会式のようなものがあり、次回の予定やサークルの紹介などがあります。
このあと、一緒に遊んだプレイヤーの方と雑談したりするのもよいでしょう。
謝罪
今回はコンベンションがいかにも楽しいものであるかのように書きましたが、場合によっては非常に『痛い』コンベンションも存在します。そういった『痛い』コンベンションを避けるにはあらかじめそのコンベンションの評判を調べる必要があります。
身近にコンベンションによく参加する知人がいれば、その方のアドヴァイスに従った方が賢明です。 また、小さなコンベンションよりも大規模なコンベンションの方が、『痛い』出来事に遭遇する確率がぐっと減ります。
しかし、そういったリスクを背負ってでも、コンベンションに行ってみることをお勧めします。
あなたがコンベンションで新たな発見に遭遇することを祈ります。
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