「今日-生く」 エッセイ07
2020 小学校プログラミング
必修化

2018.07.01
小学生には贅沢か?  


F社の子供向けパソコン

 2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されます。

(詳しくは下記の「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」参照)


プログラミング教育を通じて目指す育成すべき資質や能力

【知識・技能】 (小)身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要
な手順があることに気付くこと。

【思考力・判断力・表現力等】 発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること。

【学びに向かう力・人間性等】 発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や
社会づくりに生かそう とする態度を涵養すること。



「ひろりん」が小学校時代には考えられない授業が小学校で開始されます。

時代は進行しているのですから、教育内容が変化していくのは当然ですが、これが行われるには
課題が山積みだと感じています。



そんな中で、F社から2018年夏モデルとして小学生向けのパソコンが登場しました。

その特徴は?

1.万が一落としても衝撃を吸収する構造

2.天板や小学生がシールを貼っても剥がしやすい表面加工

3.パソコン利用の見守り機能

4.AIのキャラクターが注意を促す機能(画面の近づき過ぎ、乱暴に扱うなど)

5.プログラミング学習用ソフトがプリインストール済

6.道具箱のような専用ケース付属

いろいろと考えられたパソコンになっていますが、そのお値段は?

 
7万5千円から9万5千円

だそうです。


小学生向けと言っても、小学生のお小遣いでは買えない価格ですね。

小学生には贅沢な買い物です。


習字道具や絵の具道具、裁縫道具やリコーダーなどは児童全員が買えない金額ではありませんが、

パソコンは高価でなかなか子供向けに買うことができる家庭や少ないのが現状です。

情報格差(デジタルデバイド)は貧富の格差によって生まれてしまうのです。


中学校では2021年から始まるとか・・・


中学生のみなさんが大人になる5年後~10年後は、どんな時代になるのでしょうか?


「小中学生向けのパソコンを買ってもらった児童・生徒」
  
は、どんな大人になっているのでしょうか?

「ひろりん」には想像もできません(^^)/

ひろりん」も新しいパソコン欲しいな~
 

小学校段階におけるプログラミング教育の在り方ついて