●調査テーマを発見するための野外観察

まず、縮尺の大きな地図(5000分の1など)を用意します。地図をみながら歩くコースを決めます。地図の記号などを参考にしながら、街中を歩いたり、住宅地を歩いたり、商店街を歩いたり、公園を歩いたり、畑を歩いたり、いろいろなモノが観察できそうなコースを決定するとよいでしょう。

 実際に歩くときは、観察したことをメモできるようなノートと、カメラを用意しましょう。使いきりのカメラでもかまいませんが、もしデジタルカメラなどが家にあるようでしたら、ぜひデジタルカメラで撮影しましょう。後で調査した内容をまとめる時に大変便利です。また、野外観察の視点に注意しながら歩いてみましょう。

最初からよい調査テーマを発見しようと思わないで、ちょっとでも気になることや、気が付いたことがあれば、どんどんメモし、ジャンジャン写真撮影しましょう。
 調査テーマは、家に帰ってからそのメモや写真を見ながら決めましょう。 

古い
神社発見

新しい
ビル発見

自然
畑発見

野外観察の視点

@ 古いものがあったらチェック (神社・寺・史跡・住宅、商店街、工場・・・)

A 新しいものがあったらチェック(建物、ビル、工事現場、道路、橋、駅、コンビニ・・・)

B     自然があったらチェック(森や林、川や山、丘、畑、気候・・・)


                                   ※@とAの例は逆もOK