『陰謀論関連書紹介』

『[超陰謀] ６０の真実』
英語名	THE 60 GREATEST CONSPIRACIES OF ALL TIME
出版社	徳間書店
著者	ジョナサン・バンキン＆ジョン・ウェイレン
訳者	石谷尚子
初版	１９９８年４月３０日
価格	２０００円（税別）
入手	書店によって在庫あり
この書もジョナサン・バンキンが作成に関わっている。 アメリカでは各新聞紙上で絶賛され、かなりの評価を受けている。 『Ｘファイル』のクリス・カーターがこの書の内容を作品内で反映させている点も興味深い。 ６０にも及ぶ陰謀論を紹介し、おのおのが簡潔にまとめられているので非常に読みやすい。 『超陰謀』同様にお勧めできる良書だ。

『[超極秘] 第四の選択』
英語名	Casebook on Alternative 3
出版社	徳間書店
著者	ジム・キース
訳者	林陽
初版	１９９４年１２月３１日
価格	１６００円（税別）
入手	注文するのが無難
劣悪な生活環境に陥った地球を見捨て、 支配階級のみが宇宙脱出を図るというフィクション『第三の選択』（１９７７年にイギリスで放送された科学番組） は限りなく事実に近いと推測する著者が様々な情報を駆使して、その裏付けを行う。 ナチスのＵＦＯ製造や月・火星のＮＡＳＡの秘密基地の存在など信じがたい陰謀論を披露する一方で、 ケネディ暗殺や麻薬、マインドコントロールなど一般的に語られている陰謀論を内容に絡めて、 読み応えのある構成になっている。 ＵＦＯ研究家、コンノ・ケンイチ氏が推薦していることが少々マイナスか？

『イルミナティ悪魔の１３血流』
英語名	THE TOP 13 OF ILLUMINATI BLOODLINES
出版社	ＫＫベストセラーズ
著者	フリッツ・スプリングマイヤー
訳者	太田龍
初版	１９９８年８月５日
価格	２８００円（税別）
入手	書店によって在庫あり
ロックフェラー、ロスチャイルド、デュポンといった世界屈指の巨大名家が行ってきた悪行の数々を 暴露する全６００ページの力作。 本を作成するにあたって、著者やその仲間が『彼ら』によって何度も死の危険にさらされ、 実際に殺されてしまった者もいるという何とも凄まじいエピソードがあるらしい。 紹介される１３の名家に関して、かなりの調査を行ったことが伺える情報量であり、説得力がある。 しかし、彼らが悪魔崇拝を実施しており、 ルシファーの意志のもとで世界をいいように操っているという主張には首を傾げざるをえない。 　この本でとても気になるのが、訳者の太田龍氏。 もしかして、世に多数の『とんでも本』を送り出しているあの太田龍であろうか？ ユダヤ陰謀論を高らかに訴えているあの太田龍氏であろうか？ そうなると、氏が訳・監修をしているこの本って、、、

『３００人委員会』
英語名	The Committee Of 300
出版社	ＫＫベストセラーズ
著者	ジョン・コールマン
訳者	太田龍
初版	１９９９年５月５日
価格	２３００円（税別）
入手	書店によって在庫あり
以前、この本は徳間書店から出版されており、 私が注文した時は在庫がなく入手できなかったのだが、 最近になって第４版がＫＫベストセラーズから出版され、ようやく手にすることが出来た。 何でも刊行される度に『何らかの事情』で増刊が中止されていたというから、 この書もなかなか凄い。 フリーメーソン、イルミナティを含むあらゆる秘密組織の頂点に位置しているという３００人委員会は これまでの世界の歴史を裏で糸を引き、思いのままに操ってきたという。 昨今の日本の金融危機や２０００年問題も３００人委員会が少なからず関与していると本書は訴える！ この本の訳者も太田龍氏だっ！うわぁ〜

『この一冊でアメリカの歴史がわかる！』
出版社	三笠書房
著者	猿谷要
初版	１９９８年１１月３０日
価格	１４２９円（税別）
入手	大抵の書店で入手可
この書は陰謀論とは全く関連ないが、 アメリカの歴史を純粋に知りたい場合にとても有効である。 植民地時代から現代までに至るアメリカの政治、経済、社会、文化の全てを非常にわかりやすく説明してくれている。 下手な歴史教科書よりもはるかに有益だ。 それにしても、よくもまあ義務教育をとっくに終了した私が今になってこんな学習書を買うなんて、、、 偉い！