趣味は旅行なのですが、一般的な「旅行」とは、その様式がかなり違っています。基本的に、「人が行きたがらない」ような場所に、オフシーズンに行くのが好きです。それゆえ、他人が読んで面白いようなことは書けません。
 これからは、もっときちんとした書籍も上梓していきたいと思っています。適当に見守ってくれると嬉しいです。

『鉄道文学の旅』(郁朋社より発売中)2009.9
 日本近現代小説に登場する鉄道、特に車内風景が継続的に示されているテクストを中心に選び、平成のこのご時世にあえて比較対照してみました。
 紀行文のつもりだったのですが、所々は勝手な論説で占められていて、読みにくいかもしれませんが、そこをなんとかご理解のほど…。
 取り扱った作品:
 宮本輝『駅』『寝台車』
 夏目漱石『三四郎』
 芥川龍之介『蜜柑』
 福永武彦『死の島』
 太宰治『たずねびと』『海』
 志賀直哉『網走まで』
 ※以下は修正点です
 
  3頁 「著」のルビ「あわら」→「あらわ」
 166頁 「旧国鉄時代の特急」→「旧国鉄時代の急行」

『船酔日記』(帯に宮脇俊三先生からの推薦文あり。彩図社から発売中)2002.7
  主な内容〜
  「無職日記」:オホーツク沿岸の廃線跡と未成線跡を、バスと徒歩で北上。
  「船酔日記」:フェリーのみによる日本一周紀行。
  「試用日記」:三岐鉄道訪問記。
 ※今になって読み返せば、拙い描写やまどろっこしいところ、また少し間違っているところもあり、恥ずかしいところもありますが…。

旅関係執筆実績
 南風崎駅の現在  『旅』(JTB出版)1998年2月号
 怖くて涼しい幽霊掛軸  『旅』(JTB出版)1998年8月号
 太宰治「津軽」  『旅』(JTB出版)2000年9月号

 

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