カイロトゲマウスとは？

砂漠や荒地に住むネズミの仲間です。
背中のトゲが大きな特徴です。
ネズミの仲間では珍しく、産まれて来る時、毛も生え揃った親と同じ形で生まれてきます。
立体的な行動が得意で、人間にもそこそこ馴れてくれるようです。

混同されている場合もあるようですが、日本に生息するトゲネズミはトゲネズミ属となり全く別の種となります。
こちらは日本の天然記念物である上に絶滅危惧種に指定されています。

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齧歯目リス亜目ネズミ科ネズミ亜科トゲマウス属

学名 : Acomys cahirinus
英名 : Cairo Spiny Mouse
和名 : カイロトゲマウス

生息地

サハラ砂漠周辺、エチオピア、ケニア、イスラエルからパキスタン

特徴

頭胴長およそ12cm。
背中の毛はトゲ状に硬くなっています。
妊娠期間が３５〜４２日と長く子供は毛の生えた状態で生まれてきます。
出産数は２〜５と少な目で、成長も遅いようです。
低温、多湿に弱いそうです。
立体的な行動が得意ですので注意が必要です。

食性

水分の摂取量は体の大きさの割に少ないです。(ハムスターやスナネズミなどよりも少ない)
臭いも比較的少ないです。
ハムスターに近い食性のようです。うちでは、ハムスターの餌とウサギの餌を主食にしています。

⇒ 齧歯類の餌

入手

現在、都内では限定されたショップで多少出回っているようです。
ここで紹介している毛色の仔だけではなく、毛色の濃い仔も見かけました。

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http://www2u.biglobe.ne.jp/~kkohara/ TEC-Color's in 金魚鉢