ハタリス・ジリスの体の仕組み



つぶらな瞳

目と耳
目と耳
うるうるしたプリティナ目。妖精を見ている事もあるのかと思う事もしばしば。(笑)
どの程度の色や形を認識しているかは謎ですが、光には反応します。
ホシハタリスで実験したところ約2mぐらいの所からテレビのほうをじっと見つめているので抱えたまま水平方向に移動すると頭がテレビを追いました。
しかし、カメラのフラッシュの光にはあまり反応しません。

耳たぶのない耳

地中に巣穴を作るので邪魔なので穴だけになってしまったんでしょうね。
それでも、よく聞こえているようで、きちんと名前を聞き分けて反応します。
フラッシュに反応しない仔でもカメラの動作音を怖がる事が多いようです。

伸び続ける歯

歯と鼻
歯と鼻
齧歯類は歯が命ですので、歯を大切にしましょう。
前歯は一生伸び続けるので硬い物を齧りつづけなければなりません。
しかし、あまり硬すぎるケージの金網などの場合、歯に不具合が出ると言う事もあるそうです。
色は黄色味がかっているのが健康なのです。

地味にお役立ちの鼻

この手の生き物にとっては鼻はとても重要です。
仲間の臭いを嗅ぎ分けたり、餌の臭いを嗅ぎ取ったり。
彼らが相手を識別するのは目で見たイメージはなく、臭いや声が重要なのです。

肉球付き前足

巣穴を掘るためにがっしりしていて大きな爪がついています。
その為、爪が伸びやすいので爪の事故には注意が必要です。折れるとたくさん出血してしまいます。
爪を切るときは白く透明な部分だけですよ。
ひらにはかわいい肉球が、親指の爪は退化してしまっている種類の仔の方が多いかな?

短い後足

後ろ足と尾
後ろ足と尾
地面を蹴って走り回る後ろ足、力はあるけど骨折事故など多いので注意してください。
ほとんどの種類の仔は2本足で立つことができます。すくっと立って背筋を伸ばした姿はとても可愛らしい物です。
2本の足だけで多少前に進める仔もいます。(^^;

ぷりぷり尻尾

普段はほとんど役には立ちませんが、尻尾には感情が大きく現れます。
興奮すると毛が逆立ち力強く立つようです。

ふかふか毛皮

ほとんどのジリスは寒くなると冬眠します。
夏と冬で毛皮の密度も変わるけど、それ以上に自然は厳しいのです。

だいじだよ局部

ホシハタリスの男の仔まだ若いので黒くなっていません
ホシハタリスの男の仔
※まだ黒くなってません
ダウリアハタリスの女の仔
ダウリアハタリスの女の仔
齧歯類一般では、肛門と尿道口の距離によってオスメスの判別する事が多いです。
離れている方がオス、近いほうがメスとなります。
ハタリス・ジリスの場合は成獣になるとオスのたまたまの部分は、はっきりと大きくなり黒くなる種がほとんどと思われるので判別は容易でしょう。


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