記事タイトル:福井県での動物飼育講習会について、教育研究所の方から 


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お名前: 中川美穂子   
福井県獣医師会が講習会を開いてくださいました。

 11月26日は鯖江市で私ひとりで
   27日に福井市で鳩貝太郎文科省国立教育政策研究所総括研究官と一緒に講演しま
した。

27日に鳩貝先生のお仲間の教育センターの方が来てくださいましたが、その方のメールを
お許しを得て、お知らせ致します。

なお、参加者は鯖江市(教育委員会が各小学校3名出席を通達して全校参加)
       福井市(合計90名:一般6(cappボランティア4)、小学校教員23、
幼稚園教員33、獣医師22、教育関係者3(福井1、石川県教育センター2)、県保健所職
員3)でした。
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不覚にも風邪で鯖江には参加できませんでしたが、

今日(27日)のお話しを伺って,
保護者と学校と獣医師会のネットワーク作りの大切さを強く感じました。
ビデオの後半で紹介されていた筑波大学附属小学校の森田先生の実践事例では,
教室内で動物を飼育するという活動が,学級経営を成功させる上で大変重要な役
割を果たしているということを示していたようにも思いました。

保護者と一緒に活動に取り組んだり,子どもたち同士の関係を活発に行わせたり,他
人の思いを察したりというような,他の活動では困難だと思われることを,動物を教室
で飼育するという活動は,見事に成功させていたと思うのです。

動物を飼育するという活動の意義は,大変広範に広がっていくものだなあと改め
て感じています。問題は,そのように意義ある活動へと導く指導者の育成ですね。

キーパーソンは,やはり,子どもたちを直接指導される「担任の先生」と学校管理者で
ある「校長先生」でしょうか。そして,サポートする獣医師会,教育委員会(行政),
保護者とのネットワークを作り上げることができるかどうかが,キーポイントかなと,
と感じました。
 ただ,中川先生や鳩貝先生のお話にもありましたが,行政のサポートが
得られず,獣医師さんたちや先生方,保護者の皆さんの善意に支えられているのが,現
状なのですね。

こちらでも、獣医師会の先生たちのご協力を得ながら今後の活動を考えたいと思います。

今日は,どうもありがとうございました。
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西 出 和 彦  (福井市)
福井県教育研究所 科学教育課(生物) 
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[2003/11/28 18:50:30]

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