ここは、2年生2クラスで 1匹づつモルモットを飼い始めました、
板橋区ではもう何年も獣医師会と連携して、毎年 教員向けの講習会と
実習をしています。
そのことも大きいと思いますが、担任2人とも導入することを決めて、
管理者も賛成なさり、保護者の強力体制も良いと思いました。
2年生の授業のとき、1年生も見学にこられ、親御さん達の参加も多いと思いま
した。
先生がやりたいことを、すんなり認めて下さる管理者にも感謝しています、
地域が違うと、教室内で飼育をしたい、という先生の試みを、
飛んでもない、と つぶす管理者がとても多いのです。
何かあったら、責任問題になると思っておられるのですが、注意点さえ気をつければ
何もないのですし、最近の荒れるお子さんをなだめるにも 効果がある場合が多いです。
なお、注意点に気をつけるのはそんなに難しくありませんが、近くの獣医師の
支援が必要です、
別の学校で
先日も 導入したハムスターが事故死しましたが、色々な事件を起こしながら
それを丸ごと動物飼育体験ですから、
この事故死でもこどもたちは 細かく観察し、死因を知りたがり、ハムスターへの
可哀想という感情、事故死をさせたかもしれない子へのいろいろな感情、そして心遣い
を如実に感じたようです。
校長先生は死因検索を終えたハムスターを写真にとって、道徳の授業に使うと
張り切っておられました。命の勉強だそうですが、こどもたちはもう実感しています。
[2005/11/06 06:48:45]