記事タイトル:飼育小屋について 


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お名前: 中川美穂子   
先生
 ご助言ありがとうございます

 飼育舎の改造事例をHPのトピックスに入れました。
 ご覧下さい。

 あちこちでこの問題を、学校の先生だけでお考えになり工夫なさっておられますが
 私にメールを下さった場合は、すべて近くの獣医師の方と連絡を取りながら
 その学校と話あっていただき、そこの事情にあった方法をお伝えしています。

 今日も講演してきましたが、そこでも
今までは、先生方が飼育担当者会議で ご自分たちで問題点を出し合い
解決方法を模索なさっておられましたようです。
でも 講演後には、専門家に意見を求めないままいくら話あっても 解決しないと、
先生方は感じたようです。
 ここで講演したのは3回目ですが、年々獣医師会と学校の信頼ができてきたようで
 この後は、地域獣医師会を頼りにしてくれそうです。


ところで先生、学校飼育動物研究会にはいって ご一緒にいかがですか?
文部科学省の飼育に関わる教科の視学官、教科調査官の方々がだいたい会員になられ
8月29日のシンポジウムにはすべての教科調査官の方から参加のお申し出をいただい
ております 
 子供達に命の実感を与える方法を模索なさっておられるのだと思います

 獣医師はそれの支援方法を教育者とともに作り上げるために、集います。

先生の県では、おひとりだけ、県職員の方が発起人になっただけで、どなたも会員
になっておられません。先生 どなたか誘っていただき、ご一緒に方法を探って
いただけたらと思っております。
 
[2004/07/07 23:01:30]

お名前: keikyu    URL
こばやし先生

現場を見てませんのでなんとも申し上げられませんが、暑さと雨の吹込みを防ぐためには
大き目のひさしをつけてやるのがいいと思います。
基本的なことは小生のHPの中の「小屋と器具」のところにも書いておきましたので
ご覧ください。
http://www.abnet.or.jp/personal/niwatori.usagi/
[2004/06/26 16:38:13]

お名前: 中川美穂子   
田中さん
 わたしの地域では 学校に獣医師の助言と支援が確保されてから13年になります。
さすがに良い飼育があちこちにみられるようになりました。

 わたしの見ている小学校は市内に4つありますが、それぞれの校長先生が
今度の学校飼育動物研究会(教育と動物飼育研究会)の発起人になって下さいました。
また、先日教育委員会との会合で、田中さんの署名用紙をお見せして「まだこんな状況
のところがあるのですよ」と仲間が説明しましたら、「署名すればいいのですね」
と、学務課長さんが言って下さいました。
 内の市では
 もう制度ができているから、国が「学校に獣医師をおいて、飼育を教育に反映しろ」
と打ち出しても、困らないのだと思います。

田中さんは 組織をもっておられないので、どのくらい署名が集まるか心配しています。

 この問題は、獣医師にとっては、面倒であり(職場である病院を留守するのは困る)
       学校にとっては、飼育そのものを止めたいと思っている、あるいは
          外部の獣医師が学校に踏み込んで来るのは困る
       自治体にとっては、動物に予算をかけるなんて・・ 財政が苦しいのに
       国にとっても、同じだと思います。よほどのことがないと、変えられない。

 しかし、その狭間で、小林先生のような方、弱い動物を助けられないつらさに傷つく
子供達、あるいは、そのように汚いところで動物をかって、死んでも仕方ない
と、思いこむ子供達がおいておかれるのです

 ホームレスを殺す子供達が、何故と問われると、
 「あいつらは汚くて動物みたいな奴らだ」と言います、殺した子ではなくても
 その 感想をきかれた普通の少年もそう言ってました。

 本来、動物はきれい好きです。人を含めて自分の糞と一緒に暮らして喜ぶ動物は
ありません。精神病のとき、自分の糞を食べる犬はいますけど
 小鳥さえ、自然にいたら糞をしたらどこかに飛んで行くでしょう。

 動物と人間は、全く違うものだと思わずに、人も動物も生き物、
感情もあるし、環境が悪ければ病気にも、精神も病むと知って欲しいです。
 そのような見方を子供に伝えてほしいな、と 学校の方にはお願いしています。

 なお、8月29日の学校飼育動物研究会(教育と動物飼育研究会)には
発起人になってくださった文部科学省の嶋野主任視学官(講評)をはじめ、
生活科、総合の学習、理科、道徳の教科調査官が聴衆として参加して下さいます。

 痛ましい事件が続きますので、先生がたも命の教育の方法を探っておられます。
普通の飼育の実践報告もありますから、先生方もご参考になさってくださったらと
思っております。
[2004/06/22 22:11:21]

お名前: 中川美穂子   
小林先生
 お返事が遅れてすみません

 文部科学省が昨年春に全国の小学校に配付した「学校における望ましい動物飼育のあり方」
と言う本があります。まずそれを探して下さい。
 その中に飼育舎の構造と言うところがあり、屋根は切り妻にするように書いてありま
す。
つまり雨が振り込まないようにしています。現在の飼育舎の構造は動物園に似せて作って
ありますが、動物園は必ず夜に入る部屋を作ってあります。その点で学校の飼育舎は
不備といえます。雨が降り込んで23羽おぼれ死んだ学校もあります。
 床を地面より高くして また、屋根の下の部分に横板をつけて(軒を作る)
 雨が振り込まないように、工夫する事が必要だと思います
ビニールはこの季節では温度があがりすぎて危険といえます。

 西日はすだれも良いと思いますが、少し離れたところにベニヤ板を立てかけても良い
かもしれません。びっしりつけると風通しが悪くなると思います。

 なお、床については、土よりコンクリートにして、
 傾斜をきちんと取り、排水を作ります。それはすぐに糞や毛がつまりますから
 金網を内側に付けますが、網の目は網戸位にしないといけません。
毎日ゴミをはき取ってから、床が汚れていたらデッキブラシを使って水洗いしますが、
ウサギ用のトイレをいれると結構そこでします。ただ、トイレは一日2回水洗いして
敷いてある新聞紙を取り替えるようにしてください。

コンクリート床を作るときの注意点は、この掲示板の最初の方に書いてあります。
今、ウサギは穴のなかでいるから暑さをしのいでいますが、コンクリートになったら、
その注意が必要です。大きな木の下に別荘を作ったり、屋根を断熱効果のある
材料にしたり、飼育舎におおい被さるように落葉樹を植えたりして下さい。

などなど、細かい事がありますので、専門家の助言が必要だと思います。

つまり、先生の学校は改善は小手先ではできないのではないか と思います。
 人間は湿気のあるところでは病気になります。動物もおなじです、

 その工夫や 弱いものを庇おうという気持ちが、子供を育てますが
 あまりに飼育舎が不備なときは、どうしようもなく子供もつらくて傷つきます。

 良い飼育舎の写真をHPのところにつけてあります、
また、8月29日の学校飼育動物研究会(教育と動物飼育研究会)のシンポジウムに
も紹介されると思います。

 大人が思っている以上に、子供は動物の事情を見て、大人の対応を見ています。
是非、弱い者を庇うこと、責任を果たすことなど、見せて上げていただきたいと
思います。
 メールでくだされば、近くの仲間の獣医師に助言をお願いします。
すこしづつ、良い方向にむかうように、助言してくださると思います。
[2004/06/22 21:42:22]

お名前: ★学校にも獣医さんによるサポートを、の署名の会の、田中    URL
こばやし先生へ

ウサギ達の事心配ですね。
小屋の中の暑さはほんとうに、かわいそうですね。
小屋から、出ることが、できないのだから・・・

先生のおっしゃるように
学校の動物達が、
飼育担当になった先生方や、見かねた父兄達に
世話をしてもらったり、その人たちの実費で、獣医さんにかけてもらったり・・・・。
本当に良くあることとおもいます。

私もそうでした。父兄として。
みかねて・・・・。

今、私は学校に動物がいる以上、制度として、
学校動物にも、獣医さんの、サポートが必要と思い、微力ながら、
しょめいかつどうを、しています。
同じ思いの母親達のあつまりです。

病気のときや また、小屋の管理の相談など、獣医さんにフォローしてもらえたら、と思うからです。

ぜひ一度ホームページ見ていただいて、
署名に加わっていただけないでしょうか? 

田中秀子
携帯の電話番号も、載せてますので、よろしければ、ご連絡いただけたら、うれしいです。
[2004/06/22 08:57:36]

お名前: こばやし   
 横浜の小学校で飼育を担当してします。今年の春に飼育小屋が校庭に移転しました。
移転した場所が南西向きで、西日が強くこれからの季節が心配です。U字ブロックを
いれたり、
すだれを取り付けたりしているのですが、ほかに暑さをしのぐ方法はないでしょうか?
土なのでうさぎたちはほって涼しさを求めているようですが… 周りに大きな木もなく、
日陰になるものがないのです。屋根になにか断熱材のようなものを入れたほうがよいの
でしょうか? それと、風通しはよいのですが、逆に少しでも強い雨が降ると中に入って
しまって困っています。 (以前の場所は全く雨が入らなかったのですが…)内側から
透明なビニールシートをガムテープで張っているのですが、暑くなってきて中が蒸して
しまうのが心配です。屋根の角度が悪いのでしょうか、雨が入らないようにする飼育小
屋の改善方法を教えていただけないでしょうか?  
 去年初め
て飼育の担当になりましたが、すでに2羽のうさぎがお月様に帰ってしまいました。2羽
とも闘病生活が長く、最後は自宅に連れて帰っていました。治療費も学校で出してもら
える金額(2万円)を超えてしまい、結局自分が4万円以上負担をしました。校長の理解
が得られず、最後は内緒で病院に通っていました。他の学校では治療費はいったいどこか
ら出してもらっているのでしょうか?私の学校はPTAからとなっていますが… 今年
は飼育担当から外れたのですが、うさぎたちのことが心配でしょうがありません。
[2004/06/21 00:14:38]

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