記事タイトル:大阪の調査結果 


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お名前: 中川美穂子   
大阪の記事で分かることは、大阪府の教育委員会が動物飼育のこどもたちへの意義に
本気になってきたということです。実は、私たちは今まで7年くらい大阪府でも
飼育の意義とあり方について講演して、地域の獣医師会も働きかけて
きましたが、今回調査をするなど
はっきりと動きだしてくれたと喜んでいます。

 本日、2年生67名に地域の獣医師会と一緒に飼育導入授業をしてきましたが
下のメールは担任の先生から今頂いた御礼メールです。
 10名に1匹の動物とふれあってもらいました。
不足する動物は他の小学校から借りていきました。

 子どもは動物を抱くことによって、情愛を感じる様々な神経を、より発達させ
ることができます。それにより愛情や共感、思いやり、命の大事さを感じる脳を
培うことができます。
 今の小学生は半数以上が家で動物を飼っておらず、飼っていても 抱けない魚が
多いのです。犬猫は多くても2割、他のほ乳類や鳥類は殆ど飼われていません、

 家の事情もあるかもしれませんが、子どものために手間をかけなくなっているかと
思います。子どもは体験がなければ脳が育ちません、そのための学校の動物です。
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本日は、お忙しい中、当小学校へ来校してくださいまして、
ありがとうございました。

また、こちらでは先週から飼い始めたモルモットの他に、学校のウサギが1羽しかい
ませんでしたので チャボやウサギなどを連れてきていただき
ありがとうございました。


子供たちのほとんどが、初めて小動物を抱っこしたようです。
「おかあさんになったきぶん」と、モルモットを抱いている子、
「あったかいね」「ふさふさだね」
「うさぎって怖いと思ったけどやさしいね」などなど、
子供たちから、いろいろな声が聞こえてきました。

子供たちと共にモルモットを大切に育てていきたいと思います。
今回の授業を通して、地元の獣医師の方々がより身近になりました。

今後ともご指導のほど、よろしくおねがいいたします。
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なお、この学校は休日の世話は家庭に任せます。
 次ぎのスレッドに この問題に対する 教員向けの文章を入れますので
 学校の事情などをわかっていただけたらと思います、

 学校を責めるのは簡単ですが、・・・2年生のほとんどが
小動物をだいたことがなく、また多くはそのまま大人になっていくことを考慮
していただき、子どもにとって大事な体験の機会を取り去らないように、
また 保護者に手伝ってもらえるような社会のムードをつくって頂けたら
と思います。

 学校の動物は子どもに成長にとって、不可欠な存在だということを
  まず考えて頂けますように
[2005/10/12 01:01:49]

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