記事タイトル:学校の飼育動物たちは 劣悪な環境の中で苦しんでいます! 


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お名前: 中川美穂子   
練馬区では、このことや、獣医師会の今までの活動があって
平成17年度からモデル学校を指定して 獣医師の学校訪問を
行うことになりました、

 より広がることを希望しています。
[2006/03/01 14:14:33]

お名前: 中川美穂子   
練馬区獣医師会から
 自分達は一生懸命対応しているのに、と、言ってこられました

 獣医師会の学校飼育動物委員会の方々が
 本来の診療業務の他に、経済的な見返りもないまま
 学校を見に行っておられるようです。
(私は これが全域での制度になるように希望しています)

 今回、投書にあった学校で 講演後獣医師が飼育舎をのぞかなかったということは、
たまたま時間がなくよれなかったとのことです。
が、この学校は、この獣医師が担当なさるようになって、改善されてきている
と、評判だそうです。

 まだまだ 動物を好きな方からみれば足りないところがあるかも
しれませんが、だんだん良くなるだろうと思います、

それでも これからも
 気になることがありましたら、獣医師会と学校への仲介をしますから
 知らせてきて下さい 
[2004/10/18 13:33:38]

お名前: 中川美穂子   
先生のおっしゃることは現実です。それを変えたくて私もがんばっています、

  運営委員の中にも 学校は、目の前に問題があっても 問題だと思えない
、また何が問題か分からないということを 学校に理解していただくことが一番大事
だという先生方がおられます、 筑波小の森田先生もそういっておられ、だからご自
分でも講演したり資料を発信しています

 先生は、動物の悲惨さに、とても飼育を許せないとお考えですが、私どもは、
この現実をしってなお、子どもと動物を切り離さない方法を考えて 広める作業
をしております、
 実は今、練馬区の獣医師も働きかけています。区内のいくつかの小学校に対する
投書にたいして、実際に動いています、その学校(複数)ではだんだんに様子が
変わってきています。
先生が一人で悩まずに、私にその隣の学校名をメールで教えて下さい、教育委員会
がらみで獣医師会に学校にあたって働きかけてもらいます、

飼育の改革のための対応としては
 まず、飼育を子どもにとって大事なことと位置づけ、その維持を考えるとき
最少の手間で最大の効果を得るようにすること。
 飼育に関して地域の獣医師が学校を支えること
 教員の方に飼育をする意義と在り方を研修すること
   (各県、自治体で行われることが増えてきました、しかし研修を受けた講
師が必要です。私どもは各県に講師を作ることを行っております)
 教員養成課程で飼育に関する講座を設けること
(いくつかの国立大学で行っていますが、これはまだ難しいです、講師がたりません)

 で、私は、
 各地で飼育の意義と効果的な飼育方法と在り方、を講演しております(これが
一番手薄なので、何故飼っているかを理解してもらうことを大事にしています)
 呼んで下さるのは最近では主に教育関係者になっており、主催は教育委員会
で、獣医師会が手伝っています。平成10年から考えても200回以上になって
います その結果、教育現場と獣医師会とをつないでおります
(ただ、東京都は私が活動できなかったので、遅れています。これからです)

そのつながりのかたがたが主になって、今回の学校飼育動物研究会に参集されました

 一番大事なのは、学校の方々に飼育の在り方を考えていただくことと思っております、
そして 良い飼育が得られたとき、いかに子供達に変化が出てくるかと言うことを、理解していた
だくことだと思っています、そのために私たちは事例を示しています。 
 先日の山崎先生の発表は、特殊な事例ではありません。理解してやろうとすれば直ぐにできる
ことです。
今は子どもの居る家庭での飼育率もさがっているのですから、学校から動物を追いやったらそれで
おしまいだということを御理解下さいますようお願い申し上げます

 私たちの大命題は、健全な次世代を育成することだと思っています。 
                          中川美穂子拝
[2004/09/09 08:35:50]

お名前: Y.S   
 先日の全国学校飼育動物研究会に参加しました。随分たくさんの方があつまって、
驚きました。

今日メールをお送りさせていただいたのは、長野の学校のことをお伝えしたいからです。
今日、私のところに保護者から、学校で子ウサギをもらってもらえないかという電話が
きました。
事情を聞いてみると、妹さんが長野に在住で、その方のお子さんの学校で、子ウサギが
生まれすぎて、その学校の子供たちにももらってもらったのだけれど、たくさんいすぎ
てどうにもならないので、もらってくれるところを探しているというのです。
 子供たちに命の誕生を理解させるために出産させることは悪いことではないと思います
が、そのときは、うまれてくるうさぎをすべて飼えるのか、または幸せになれるところ
へ里子に出せるのかどうかよく考えてから出産させるべきだと思います。
そうでな
ければ、きちんと避妊・去勢手術をするべきです。無責任に命を増やすのは、命を軽視
していることと何ら変わりないと思います。

ここの学校がどうしてこのようなことになったかは分かりませんが、多くの学校は、ウ
サギの生態をまったく知りません。オス同士激しいけんかをすることもいつ性成熟する
のかもオスメスの区別も病気のこともまったく知らない状況です。というより知ろう
としていないといったほうが正しいと思います。
だから、
不幸な命が後を絶ちません。ケンカで傷つき死んでしまう子、餓死する子、病気なの
に放置される子、増えすぎて捨てられたり殺されたりする子。
増えす
ぎて困り、ウサギをこっそり生き埋めにしている学校もあります。表には出てきませ
んが。他には、山に捨ててきたり、動物園の猛獣のえさにしたという話もあったでは
ないですか。本当にその程度にしか、教師は動物の命を考えていないのです。寂しい
ことですが。

命の尊さを教える学校が、こんなに命を軽視し粗末にしているのです。
確かに、動物が精神的に与えてくれるものはとても大きいです。それは私自身体験し
ております。でもそれは、可愛がってこそです。
学校で動物を飼うことを薦めていくのであれば、せめて命を軽視しない感覚を教師に
植え付けないと無理です。動物なんてどうでもいい、動物は嫌い、学校に動物なんて
要らないという教師がほとんどです。
一度全教師にアンケートを取ってみれば分かりますよ。今文科省から何でもやれやれと
いわれ、どんどん忙しくなっている中、動物飼育になどかかわっていられないと皆思っ
ています。しかも、動物がいるとお金がかかりますが、予算化されていないし。

私は、この長野の学校も同じで、なんだか分からないうちにどんどんウサギが増えてし
まったのだと思います。そのうち飼育小屋はケンカで血だらけのウサギが出てきたり、
それでうまく死んでくれれば儲けもの、またはえさが足りず餓死でもしてくれればなお
さらいいという考えまで出てきてしまいますよ。今の、ほとんどの教師の動物への思い
はその程度のものだと私は思っています。
この学校のウサギも本当にかわいそうだと思います。
学校で動
物を飼育することを薦めなければ、不幸な命は減るのにと思ってしまいます。
他の学校
で増えた命を、インターネットで里親探しをして、個人宅に里子に出したこともありま
す。こんな面倒なこと、教師はやりませんよ。だから、増えたらおしまいです。その
学校のウサギは、望まれたわけでもなく、苦しむためだけに生まれてくるのです。可
愛そうですし、罪なことをしているだけだと思います。

学校で動物飼育を薦めるなら、それができる環境をまず整えるべきです。それもせず、
先走るから、結局は命を軽視する大人(教師)が増え、動物飼育はただの負担にしかな
らず、苦しむかわいそうな動物を増やすことを手伝っているに過ぎなくなってしまう
のだと思います。
文科省は具体策を持っていません。文科省にも何度か手紙を出しましたし、話もしま
したが、表面だけつくろうだけです。

日本は動物に対しての法律をはじめ、大人自体他の先進諸国と違って冷たいと思いま
す。本当はそこを改善しなければ、私はいくら学校で表面だけの飼育を進めてもまった
く意味はないと思っています。

学校飼育動物研究会もまず土台の整備から入っていただきたいです。どんなにいい実
践例を聞いても、それは一部のできる学校だけの話です。それを内輪で褒め称え、努
力しようとしても、教育行政事態がまったく変わらない、教師の考え方が変わらない
中では何も変わりません。とにかく基礎固めができないのに、私は学校で動物を飼育し
ても、子供のためになるとはとても思えません。そういう悲惨な学校をたくさん見て
きましたので。そういう学校の校長にお願いしたこともあります。飼育委員の先生に
話したこともあります。教育委員会にもいいました。でも何も変わりません。かえっ
てうっとうしがられました。まるで、変人扱いですよ。学校にとって、校長にとって、
教育委員会にとって動物飼育など、手柄を立てる項目には入っていないので、どうで
もいいことなのです。
今でも、隣の学校の飼育動物の面倒を見ていますが、それに対してもうっとうしがられ
ています。でも動物のために、続けています。本当は他の学校の動物も見てあげたいの
ですが、それは時間的に無理があるので、見て見ぬふりをしています。

なぜ面倒を見ることができないか。皆、口をそろえて言うことは、殺人的なスケジュー
ルで、動物まで見きれないということです。
誰がそんなに忙しくしているか。大元は、文科省です。
このあたりのこと、もう一度お考えいただけたらと思います。

長くなってすみませんが、学校で動物を飼うことを進めるということは、その命に責任
をもつことでもあります。今は、誰も責任をもっていない状態です。ただ、子供の教育
にいいからと表面だけ動物を飼育しているに過ぎないのです。これでは、子供の心など
変わるはずがありません。かえって、命を粗末にしていいということを教えるだけ、逆効
果だと思います。
[2004/09/09 04:59:41]

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