記事タイトル:子ども達が助けた犬を学校で保護していますが、どうしたら? 


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お名前: 中川美穂子   
シリカ様

 ご心配をいただき、元気がでます。ありがとうございます、

 山本先生にメールで地域を伺いましたら
 この地域は 獣医師会が行政に飼育支援を申し出ておられ、教育委員会
からもある程度予算が出ている所でした。

 これを犬に使えるかどうかは論議があるところでしょうが、学校、保護者、教育委員
会 獣医師会と地域の賛同者などのご協力が得られて、この事例が良い方向に向かうと
良いですね。

 まずは、学校に犬がいると言う事についても、保護者の方から ご理解と協力をいた
だけるよう、山本先生に資料をお渡しした事を、ご報告いたします。
[2003/10/13 23:55:38]

お名前: シリカ   
中川先生、驚かせてしまって、恐縮です。

私の書き込みは、決して獣医師に負担を求める意図はありません。動物の飼育はあくまで
も飼い主に第一義的な義務があると考えています。
其れ故、安易に他者に依存するのは良くなく、中途半端な飼育には反対という意味です。

ただ、問題の性質上、怪我した犬を保護したというか、収容してっしまったというか、山
本さんお一人が降って湧いた出来事の責任を全て負うのも酷であるように思います。
そういう理由があるのであれば、獣医師の中には理解を示してくれる者もいるのではない
かなという意味です。
むろん、これも相互理解の上でのことであって、山本さんお住いの地域に獣医師さんに無
理強いするというのでもありません。犬の飼育に関わる費用は飼い主が負担すべきもので
ある点は論をまちません。飼育者が決まるまでの緊急避難としての処置に留めるべき事で
あることは承知しています。

団地のダンの話しでは、自治会の大人達が協力してくださったわけですから、なんとかそ
ういう理解の輪が広がって欲しいという願いです。
[2003/10/13 12:27:09]

お名前: 中川美穂子   
シリカ様

 私立小学校の犬は、登録などは個人でおこなってるようですが、
他の予防については学校と一緒にやっておられます。犬に対する飼い主は決まっ
ていますが、犬は学校に勤務しています。

 獣医師はウサギなどの診療費、あるいは犬の健康診断くらいは
なんとか便宜をはかれますが
犬のフィラリアやワクチンの診療費までの負担は無理だと思います。
ましてヤギなどの大きな動物の診療に関わる時間と労力、薬代などの負
担はとても無理でしょう。

 獣医師のみに、努力と善意を求められるのには辛いところがあります。
周りの方々も、子どもの気持ちを大事にするために、ご協力をお願い致します。
[2003/10/13 00:49:13]

お名前: シリカ   
横からお邪魔の横レスになってしまいますが。

私は、以前雑誌「シンラ」で団地で飼育されることになった盲目の犬ダンの話を読みまし
た。小学校の道徳の教科書に取り上げられることになったとありましたので、小学生の娘
から借りて読んだことがあります。
# 児童むけの図書としても発売されていますので、御存じの方も多いと思います。

その中にあった「目の見えない人は犬の助けを借りるのに、目の見えない犬を人間は助け
なくても良いのか」という言葉が とても胸に突き刺さりました。
お話の中では、団地の自治会の役員の方が頑張って下さりました。

このお話について、私は娘の担任の先生と連絡帳で、子供達の願い・気持ちを正面から受
け止めてくれる大人が近くにいて幸いだった述べました。

犬を飼育するには、登録もあり、狂犬病や混合ワクチン、フィラリアの予防となにかと大
変です。人や社会と共存できるように飼育することにも責任が伴います。
中途半端な考えであれば、むしろ飼育には反対です。学校での飼育にも賛成できません。

けれども、子供達の傍に本当の意味での大人が居て欲しいと私は願います。
山本さんが1人で背負う必要はありません、ワクチンやフィラリアなら相談に乗ってくだ
さる獣医師はいると思います。
[2003/10/12 12:45:32]

お名前: 中川美穂子   
犬を連れて街を歩いたら、
 犬が自分で家に帰ることができるかということですが

 私も拾った犬のために、何度も(複数の犬で体験しています)ずいぶんや
りましたが、一度も成功しませんでした。
 犬がもう分からなくなっているのか、あるいは遠くまで迷ってきてしまった
 あるいは 連れてこられて捨てられていたのか、

 階段をみると 門まで行って首をかしげて悩む犬もいました。

しかし、その犬は歩けなかったのですから、もしかしたら帰るかも知れません、

 一番、成功率が高いのは、役所に届け出ることです。探している人がいること
が 大事です。 
ーーーーーーーーーーーーー
東京のある私立の小学校では、子ども達のカウンセリングも担当している方が
とても犬好きで、学校用にもう1匹飼って、毎日一緒に学校に行ってます。

この方は、
犬種を決め 受け入れる時からたくさん勉強し、他の先生にも私の話をきいてもらい、
地元の獣医師にも支援を頼み、不登校の子たちと一緒に犬の部屋、つまりカウン
セリング室を作り、犬の寝床を用意しました、

 で、不登校は改善されました、そのお子さん達は
 犬あいたさに毎日来て、犬が疲れるからといって、犬を休ませる間は教室で
待っています。 以前は教室に長くは居られなかったそうです。

夏の学校にも犬も一緒に行ってますが、お子さんにホームシックがなかったとか、
足が悪くて歩くのが厭な子が、犬の引き綱をもって一緒にあるいたら、痛さ
をくちにせず、とてもうれしそうだったとか。

毎日、校門のところで子ども達を迎えて、休み時間には誰かが散歩させているよ
うですよ。写真ももらっています。

 大事なのは、飼い主がしっかりついていることです。転勤のない方がいらした
ら、飼ってもらえれば解決ですね。山本先生の所の犬さん。すごい働きをしますよ。
 
しかし、
 これは「この動物は自分たちの動物で、世話をしてあげなくては生きていけない」と、
子供に思わせ、責任感、命の大切さを実感させるための普通の学校の飼育動物とは
違います。どうしても他人の犬をかりて かわいがるという手軽さがあり、子供への
影響が軽く、無責任になるでしょう。
 が、山本先生の所のその犬が、性格が良く、行き所がないなら、
獣医師さんに健康診断してもらい、ワクチンなど病気を予防してもらってから、
 癒し犬にするのもひとつの方法だと思います。
 求めて飼うのはお勧めしませんが、すでにご縁が生じているし 助けた
お子さん達が心配しているでしょうから。

  獣医師会に支援を頼んでみたらいかがでしょう。
[2003/10/11 09:44:51]

お名前: 山本   
18年間この職業をしておりますが、初めての事で
戸惑っております。校長公認というか、校長からの
依頼に近いので、楽に動けます。ただ、普通の学校
ですと、担任がそうしたいと思っても動けないこと
が多いかも知れません。アレルギーの子の問題や、
かまれたりひっかかれたりを気にする先生も多いで
すから。

 転勤族なので、犬を飼うことができません。(今
は、良いのですが、)
あきらめておりましたが、情がうつってしまい、暇
さえあれば様子を伺いに行っております。飼い主の
手元に戻るまで充分、気を使って大切に育てます。
 
足が直って来ましたが、散歩する時に、犬任せに歩いていったら
 自分の家に帰るなんて事もありえますか?

犬との愛情は深まるばかりですが、進展はありません。
[2003/10/11 03:39:44]

お名前: 中川美穂子   
山本先生
 がんばってください、犬との付き合いは結構楽しいと思います。

 保健所には、獣医師が管理者として勤めています。みな動物好きですので、とて
も辛い仕事をしており、精神的に大変なところです。
 だから、そこにあまり長く勤めさせないように、
人事移動すると伺っていますが、私の友達も「子供への動物飼育の意義の話しをしても、
自分はつい殺す話にこだわってしまうのは、あまりに殺したからだと思う」といいます。
直接は殺していませせんが、その施設に送り出しているからです。全国では、年に50万
頭も殺していると聞いています。

 子ども達には、動物との冷静な、そして情愛ある付き合い方を知って欲しいと思って
います。
今は
やたらに珍しい動物を飼っては、野に放って生態系を荒らすとか、どんな病気を外
国から持ち込ませるか分からない、とか、
あるいは 小さな動物にキャーキャー言ったり、現地の人の食べ物である豚の頭く
らいで悲鳴を上げたり、冷静でいられなく、また礼儀もない騒ぎ方、付き合い方など、
なんとかできないだろうか と思っております。

 私の担当校では、野生動物について付き合い方など、ちょっと5年生に話をさせ
てもらったりしています。
[2003/10/10 00:16:27]

お名前: 山本 幹雄   
適切な指導をありがとうございます。

保健所と言うのは、短期間預かり、その後
処分(という表現は不適切ですね。)する
だけかと思っておりました。

子供達は、ポスターを作り、「預かっている」との呼び掛けを開始しております。

 犬は子犬ではなく結構、大きいです。首輪とのみとり用の
バンドみたいのは、ついていますが、鑑札は、ありません。

役所に電話をしてみます、
 ありがとうございます。
 飼い主がみつかったらもちろん、すぐに返します。
が、見つからなかったら問題ですね

 犬が精神的には3歳児とは、無認識でした。
 幸い、家が近いので、一人ぼっちにさせないように校長と相談します。
 本当にありがとうございました。
[2003/10/09 20:07:50]

お名前: 中川美穂子   
山本先生

 それは大変なことかもしれません、

 小さい犬ですか?見たところ子犬ではないのでしょう?
もしかしたら、捨てられたのかもしれません、

狂犬病予防法などの絡みがあり
 飼い主不明犬を拾ったら、多分今は市役所に「犬を預かっている」、と電話でも良い
から届けておきます。そうすると該当する人を探してくれます。相手が「犬がいなく
なった」と届けていたらですが。

 それで飼い主が分かったらすぐに返して下さい。その方の犬ですから、治療もそちら
でします。犬も早く家にかえりたいし、飼い主に抱きつきたいです。

飼い主がいなかったら、
 そのときは、どうするかをみなさんで考えなければなりません

キチンと預かり主を決めて、役所に届けて、責任を持ってかわいがります
(そうしないときは、保健所に渡せば、不要犬として処分されます)
なお
犬は飼い主が決まっていないと不安定になります。特定のいつも傍にいて愛してくれる
人が必要です。大きくなっても精神的には3歳児です。夜も無人の所においていたら
いけません。

先生が飼い主になって、毎日学校につれてくるというのが、子ども達と犬にとって一番
だと思います。

 またすぐに近くの獣医師さんにご相談下さい。


犬を拾って心配している子ども達の気持ち、優しさ、命を大切にしようとする気持ち
に焦点を当てて、その先を決めていただけたらと、思います。
[2003/10/08 14:42:24]

お名前: 山本 幹雄    URL
教えて下さい

 学校の近くの溝に犬が落ちていまして、6年生と一緒に救出
しました。現在の所、飼い主の元に戻してあげようと計画中で
す。オスメスの区別は、つきますが、年齢というのは、素人で
は、見分けることは不可ですか?(歯を見るというのを聞いた
ことがありますが・・・。)

 今は、足を怪我しているので離せませんが、離したら、家に
帰るものなのでしょうか? 車の通りが多くて、離すのに勇気
がいりますが。

 無知ですみません。これを機会に勉強しようと思います。お
時間のある時にでも、アイデアをいただけると嬉しいです。
[2003/10/08 00:33:05]

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