記事タイトル:★ いまこそ、考え時! 


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お名前: 中川美穂子   
以下は、先日 山際議員にお渡しした資料です。
 この後、議員は国会で質問をしました。文部科学大臣の答弁は上のスレッドに
記入しました。
 で、そのように国が動くためには、どうするのが良いか、ため息が出ます

 先生方も、教員の集会や視学官方、文科省に獣医師をつけるように
 ご提言くださるようお願いいたします。

 子供達の生物教育にとっても大事だと思います。
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 学校獣医師制度創設への提言

わが国では、学校や幼稚園で動物飼育が伝統的に行われ、学習指導要領にも、教育上
必要な体験学習として、生活科、理科、総合、道徳、特別活動などに記述されている。
 しかし、教員養成課程には飼育に関わる授業がないため、学校では教師の知識不足
から動物が悲惨な状態になり、子どもへの影響を心配した保護者などが、動物病院に助
けを求める事例が全国的に見られてきた。そのため、昭和50年代から学校の近くの動物
病院が個人的に学校の飼育を支援することが見られてきたが、現在は行政が学校の相談
相手として獣医師を派遣する事業事例も見られている。
 各施設で獣医師は、動物の健康診断、飼育施設のあり方を含む飼育法、公衆衛生維持
法、子どもへのふれあい指導、授業支援、動物の治療と子どもたちへの説明と理科的刺激、そのほか野鳥や子猫を拾った児童への対応など、動物に関して学校が必要とする支
援を行っている。特に、動物飼育が衛生的に行われるためには獣医師の助言が不可欠で
ある。
 今回の一連の鳥インフルエンザ問題に際しても、市町村単位、あるいは県単位で、地
域獣医師会会員が地域内の鳥を飼育している小学校を訪問し、子どもたちの愛情の対象
である動物たちを安全に維持し、子どもたちに豊かなふれあい体験教育を与えるように、
飼育法の改善や子どもたちに注意点などを伝えている。
 平成15年2月28日の衆議院第156回予算委員会で当時の河村建夫文部科学副大臣が、学
校の飼育に関し「獣医師会と連携を進め、予算手当も必要だ」と答弁し、同年5月には文
部科学省が国内の全小学校・園に、自治体と学校と獣医師会の連携を明確に記述した「学
校における望ましい動物飼育のあり方」を配布している。しかし、平成16年1月現在、行
政が獣医師会員を学校に派遣している地域は全国の2割に過ぎない。
 獣医師会との連携事業のない地域では、教師は遠慮から獣医師に相談できず、一人で悩
んで居る事例が多く見られる。学校飼育動物は、子どもの教育に必要な学校の「命ある教
材」であるので、学校や教師が気軽に専門家である獣医師に助言や診療を依頼できる体制
が必要である。
 以上のことから、学校獣医師制度を確立し、すべての学校・園で、専門家である獣医師
の指導の下に動物飼育を行い、子どもたちに継続的で豊かな飼育環境を整えるように要望
する。
 また、このことは平成19年に見直しになる動物愛護法の現基準を遵守するためにも必要
である。

根拠 
飼育の必要性
 学習指導要領(現行)の(生活科)(理科)(道徳)・・・動物を飼ったり、植物を育
てたりして、
 学習要綱の行動の記録「生命尊重・自然愛護」の評価新設(H14)・・生命を大切にす
る態度を育む

獣医師の関わりの必要性
 学習指導要領解説書生活科編(H11年5月)・・小動物の飼育に際しては地域獣医師と連
携して行う 
 動物の愛護及び管理に関する基準7(H14年)
   ・・学校等の施設では獣医師などの専門家の指導のもとに飼育するよう努める
 家畜伝染病予防法(H10年改正)・・ウサギとニワトリ、アヒルが、対象動物に加えら
れた
 学校環境衛生の基準(H16年2月10日改定)「学校の清潔」検査項目と判定基準、事後
措置
  ・飼育動物の施設・設備の汚れや破損の有無を検査し、清掃方法の改善や適切な措置
を講じる(略)
  
[2004/04/08 21:57:07]

お名前: chaan   
沖縄県の公立中学校の教員です

小学校では、動物を飼うことが必須に近いのに
教員免許の項目に、学校飼育動物の適正飼育とかがないらしいですよね

予算もほとんど無いに等しいとか

おかしいですよ

かわいいとかのレベルではなくて
命やそれを預かっているということを
教えられるように、教員は勉強すべきですよ

そういう機会や、普段では学校に校医がいるように
かかりつけの獣医師が必要ですよ

それに国に対しては、知人の獣医医師に聞くと
狂犬病なんかのあまり話題にならない恐ろしい問題も
あると聞きます

もっと、先をみこして、行動して欲しいです
[2004/03/09 23:37:19]

お名前: 中川美穂子   
(各地から)

 22日の福井新聞に「チャボさようなら」という見出しで、軽トラの荷台の鶏が入って
いるであろう籠を見送る幼稚園児達の写真が大きく載りました。

前日の私への取材で、充分獣医師会の対応(日獣の提言や日小獣の具体的な対応策に
のっとった福井県獣医師会のそれ)を説明できましたので、記事それ自体は専門家が
冷静な判断を望んでいる内容とはなっていますが、かなりショッキングな見出しと写
真でした。
20名くらいの園児が写っているのですが、後ろで「笑顔」で手を振る保育者と対照
的に3分の2ほどの子供達の表情がとても不安げでした。あの子たちの、まだ言葉で
正確に表すことができないであろう、心の様子を想像する時、何とも言いようの無い
感情が湧いてきます。

福井県獣医師会では、山口県の発生時から、中川先生の予防方法を手本に文書を作成
し、教育庁が各小学校へ文部科学省の文書を配布する時に一緒に配っていただきまし
た。また、委託契約を結んでいる鯖江市では、鯖江市動物園が鶏のふれあいを当面の
間中止するとの新聞記事を受け、この時には、日獣の提言を一緒に各学校へ配布して
います。


 福井県獣医師会 担当
[2004/02/23 13:33:26]

お名前: 金子秀子 署名したい。   
★ 学校の動物小屋、掃除の当番、掃除の出来具合
  インフルエンザはやる前

  子供達にやらせています。とか言って実は、無責任って学校。あります。
  
  開示できる掃除当番表、つくってますか?子供だけじゃ無理です。

★ うちの学校の獣医さん?どこ?who?
  
  ふだんから獣医さんと連携をとっていない、で、死ぬまで病院に連れて行ってもら  えなかった動物を見て、悲しむ子供には漠然と死因も告げず。
  インフルエンザで、ないときも
  学校ごとに獣医さんを登録する!親達も安心。
 
★ どうぶつの数、何羽、何匹か、分からないほど、増やし放題。
  夏休み明けに、ごろごろふえていて、数えられない。
  東京にも静岡にもそんな学校あります。

  飼育数を学校規模により制限したらgood

★★いまこそチャンス!
 ★ちゃんと衛生的に飼うために管理マニュアルを
  再度配布し★獣医さんにかかることができることを先生にも知らしめ、
  ★獣医さんにかかる書類を全教師が理解し★生徒数により動物飼育数に
  範囲をもうけ
  ☆☆☆そうすれば、子供達も学校も親達も文部科学省もみんながやりやすい。

  次にはうさぎインフルエンザとかはやるかも?その時までに急いで
  日本中の学校の先生に、学校に対して文部科学省がきちんとルールをとりきめる
    chance!  いまこそ考え時!
  

 
[2004/02/22 23:15:05]

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