記事タイトル:新潟県の牛の角突きについて 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: 新谷   
シリカ様

牛について、いろいろとお教えくださり、ありがとうございました。
角突きのことについても、お教えくださり、
様子が分かって安心しました。


《みんなで世話した牛の「お披露目」という意味ではな
いかと私は理解していますけどね。》

なるほど。そうなのですね。

今後も、新潟県民の方が心から楽しめる行事であることを心から
お祈り申し上げます。

人と動物が、深い絆で結ばれた上での行事であれば、きっと
見ている人たちにも、喜びを与えるものだと思います。
そのようなものが、残っていくような世の中になればいいなと思います。
[2005/06/12 18:00:54]

お名前: 中川美穂子   
皆様
ご意見ありがとうございます

 三重の上げ馬神事について、その伝統といいながらも、昔と比べてだんだんに
 困難さを競う感じに発展した経過から、一時は馬には非常な現実と
 動物が感じる身体危険感を麻痺させるようなやり方が問題になり、
 全国的な愛護団体の働きかけによりシンポジウム等が開かれました、
  そして、環境省なども係わってお互いの価値感をすりあわせている経過があります。

新谷さんはそのことをふまえて新潟の牛もご心配になったのだろうと思います。
 意見をいわなければ、その先の事が分からないため、心配なこと、あるいは意見な
どをそれぞれの立場で書くことは重要だと思いますし、ここがその場として
ご活用頂けることは 幸せです。

 なお、多くのかたはお名前やお立場を明らかにしないままここにご意見をいれ
て下さいますが それぞれが悩みを抱えた方達だと思います。

どうぞ、お互いが顔を合わせていると思いながら 異なる意見の持ち主に情報を
提供し、また説得してくださいますようお願い申し上げます

 ご面倒でも よろしくお願い申し上げます

 新谷様、話題を提供してくださりありがとうございました、
また 他のお二方もお教え頂き感謝申し上げます
勉強させて頂きました
 
 
[2005/06/12 12:01:26]

お名前: シリカ   
私もオタシュト人さんと同じような感想を持ちました。

普通の人であれば、牡牛を眼にした事はないと思いますが、いくら草食動物といっても、
兎とは違います。( 兎とて、相当に荒っぽい闘争をしますけど…)

牧野において「牧牛」などをしていると、見知らぬ人間が牝牛に近付いただけで、ものす
ごい勢いでふっとんできます。角を立ち木に擦り付けて、枝を折ったり、前足で地面を掻
いて、それはもう人間を威戚してきます。
舎飼いされれいる牡牛でも、機嫌が悪いと、かなり突っかかってきて、危ないことがあり
ます。去勢された牛でさえ、私の知っている範囲でも病院のお世話になった者2名、亡く
なった者1名がおります。

つまり、何が言いたいかというと、牡牛というのは、牛の扱いに慣れた人間においても注
意が必要であり、牡牛どうしが出会えば、ただちに臨戦体制に入る動物です。闘争が始ま
らないというのであれば、それは、すなわち2頭の間に明確な上下関係が認識されている
からに他なりません。
このような牡牛達の「角突き」において、致命的な負傷を負わないうちに牛達をわけるこ
とができるというのも、偏に、飼育者が牡牛に信頼されているからに他なりません。
素人や見物客にまねができることではないのです。家畜だから、飼い主の言う事を聞くと
いうことではないのです。
それだけの牛と人間との繋がりがある以上は、部外者が上辺からだけで批判するというこ
とが的を射てるとも思えないのです。

「神事」ということを抜きにしても、飼い主が自慢の息子達の「力くらべ」ということに
なるように思います。大きな致命傷も負わないように避けていますし、牛が精神的に立ち
直れないような敗北感を感じないうちにも、ストップが入っています。
審判員も両方の飼い主も、みなそのつもりで実施していますし、実際に体も張っています
から、「虐待」という見方は、皮相であるように思います。

もとより、小学生の手にはあまる動物と言えますが、全ての牡牛が救出されたわけではあ
りません。牛を失った飼い主も当然いるわけでして、必ずや、牡牛の飼育や取り扱いのあ
る方の協力が存在するのではないでしょうか。
「角突き」で勝つ負けるではなく、みんなで世話した牛の「お披露目」という意味ではな
いかと私は理解していますけどね。
[2005/06/12 11:28:28]

お名前: オタシュト人   
下のアドレスは、幾つかの日本の闘牛に関するサイトのアドレスです。
闘牛に関して、結構詳しく紹介されていますので、ご参考までに。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/2062/index.html
http://fish.miracle.ne.jp/mou-mou/zatsugak/zatsugak.html#02
http://www4.synapse.ne.jp/nakusami/
http://www.tougyu.com/tougyu/index2.html
http://www2u.biglobe.ne.jp/~office21/

確かに、無知なまま発言する事は良くないです。
出来れば、このスレッドも、闘牛について調べてから立てた方が良かったと思います。
ひどいサイトになると、日本とスペインの闘牛が同じであるかの様な記述をしている所も
ありますから。しかも悪いことに、そういう無知さと誤った情報がもたらす危険性を
自覚せず、そのサイトを無条件で褒め称えている人も多いです。

新谷さんは、越後の牛の角突きについて、どこまで調べられたのでしょうか。
最初の書き込みからすると、殆ど知らずに書いてる様に見受けられます。
新潟の闘牛は、神事であり、国の重要無形文化財である事をご存じでしたか。
そういう事も知らずに外部の人間が「動物虐待だ」と言い張っても、地元の
人々の反発買うだけです。
三重県の上げ馬神事もそうですが、こうした、神事、祭事の類は、個々の地域の
人々の営みや、歴史や風土、それらが深く繋がっているため、外部の人間が下手に
口出しすべきではないと思っています。その祭りの成り立ち等について無知な者が
「これは動物虐待だ。改善せよ」としゃしゃり出ると、その祭り本来の姿や内面を
歪めてしまう危険性があります。
上げ馬神事のスレッドにも書いたのですが、地元の人達から疑問視する意見が出るなら
いざ知らず、何のゆかりもない東京や神奈川の団体が介入する事が理解できませんでした。

>このような、動物福祉上大変問題あることが、伝統行事であるという理由だけで
毎年繰り返されるのはおかしいと思います。
伝統行事という名の下に、マインドコントロールされて、虐待であるという正しい
判断が下されないことは、日本中、そして世界中にたくさんあると思います。

こういう見方をすること自体が、それぞれの地域の独自性や多様性、その地に根ざした
文化や生活様式を軽んじている証拠です。
伝統行事というものが、永い年月をかけて、それぞれの人々の日々の営みの積み重ねで
培われたものだという事も省みず、安易に「マインドコントロール」の一言で否定されては
たまったものではありません。

かなり手厳しい事を書きましたが、まずは知る事、調べる事からスタートですね。
[2005/06/06 17:30:08]

お名前: 新谷   
中川先生
お返事ありがとうございました。

たしかに、私の考えすぎの面もあると思います。
詳しく知らないのに、意見を言うのはよくないと思います。
その点は、よく肝に銘じておきます。
私の投稿によって誤解を招いたり、誰かを傷つけてしまったら申し訳ありません。

新潟県民の方にとっては、震災からの復興の証としても、楽しみにしている行事だということもよく認識しております。
だからこそ、大切な伝統行事であるからこそ、皆が楽しめる行事であってほしいのです。

決して批判しているのではなく、
どのように行われているのか知りたいと思ったので、
掲示板に書かせていただきました。
また、御意見を伺えるのをお待ちしております。

ありがとうございました。
[2005/06/05 22:53:38]

お名前: 中川美穂子   
新谷様
 ご投稿ありがとうございました
  
 難しいご質問で 私には この行事がどのようなやり方で行われているか
わかり得ないとしかお答えできません、申し訳ありません、

ただ、三重の上げ馬神事は 競馬馬として使えない馬を処分する前に使いますので、
動物に対してやりたい放題のところも見られました。つまり経済動物である競馬うまが
役に立たないときは、処分するしか無いと言うことも事実です。
飼育する費用や手間や場所などを 無為に費やすわけにはいかないので
です。 ただ、処分のしかたが問題になるわけです。
 
 新潟の牛は、長く大事に育てた牛を使うときいています。また先の災害のとき
牛たちをヘリコプターで助けてきたくらいですから、動物を大事に扱っていると
思います。 

 また、新潟の獣医師さんたちも学校を支援して頑張っていますから、
 様子を見ながら よほどのことがあれば、何か云ってくれると思います。

しかし実際は、 愛護家のかたがたが その行事を近くで視察してみて、納得で
きないことがあるなら、 やはり意見を言うのは大事だろうと思います、


 私個人としては、学校で大型家畜を飼うことに賛成しませんが、地域差、文化の
違いがあるだろうと思っています。意気込んで頑張っているものを、見ないまま意見を
いうことはできません。

 是非、お知り合いにでも視察してもらって、どんな感じだったか、
またお教え下さいませ よろしくお願い致します
  ろくな返事ができないで、済みません、     
[2005/06/05 21:51:03]

お名前: 新谷   
中川美穂子先生

ニュースで新潟県の小学校で、総合学習で飼育していた牛を、
伝統行事の牛の角突きに参加させたというのをみました。

新潟県では牛の角突きは伝統行事で、老若男女を問わず
皆が楽しみにしている行事という印象を受けました。

しかし、私自身の考えでは、草食動物である牛は本来、大人しく
穏やかに暮らすことを望んでおり、
あのような闘争の場に参加することを望んでいないのではないかと思いますが、
この考えは正しいですか?
スペインの闘牛ほど残酷ではないにしろ、
やはり牛同士が争い、もしかしたらけがをするかもしれないこの行事は
動物福祉上問題はないのでしょうか?

三重県の伝統行事、上げ馬神事では、馬をあえて興奮させるため、
薬品を馬の顔に塗ったり、蹴る、殴るを繰り返し、馬を極度の恐怖状態に
陥れる「下準備」が大変問題となっています。もちろん、本番の崖越えも
馬にとっては命取りともなる危険なものです。

このような、動物福祉上大変問題あることが、伝統行事であるという理由だけで
毎年繰り返されるのはおかしいと思います。
伝統行事という名の下に、マインドコントロールされて、
虐待であるという正しい判断が下されないことは、日本中、そして世界中に
たくさんあると思います。

新潟県の牛の角突きでは、牛に対して、動物福祉上問題のあるような
扱いは行われていないのでしょうか?
牛に闘争心をかき立てさせるような、「下準備」は行われていないのでしょうか?
もし私の認識が間違っていたら、大変申し訳ありません。
でも、もし牛にとって苦痛となるようなことが行われるのであれば、
そんな行事に、小学校の総合学習で育てた大切な牛を参加させて、
本当に子供たちのためになるのでしょうか?
とても不安になりました。
[2005/06/05 20:11:22]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL



記事一覧に戻る