記事タイトル:教育の手段として意図して動物を飼育に関わらせる環境をつくる 


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お名前: 中川美穂子   
昨日拝見した学校では、12〜13クラスくらいの学校でしたが、
殆どの教室で金魚やメダカが綺麗に飼われていました。 
学校の姿勢が現れているのだと想像しています。 
 またモルモットを3年生で飼うことになり、地域の獣医師さんと
一緒に、飼育導入授業をお手伝いしてきました。土日は順番で子ど
もたちが連れ帰っています。 

校舎内の動物飼育について、 
次年度の先生に(動物の世話などの)迷惑をかけられないとか、
衛生が心配だから、飼えないなどの考えは、ありがちな一般的な考えですが、

 私の知っている先生・校長先生方は、教育の手段として動物飼育体験を活用し
ています。子どもの自発的な意志を尊重して飼っているのではなく、意図して教
育の機会、あるいは環境を与えるとのお考えです。全校生徒が500名の学校も
89名の学校も、地域行政が獣医師の支援をつけているので、とても良い効果を
上げています。 

そのような 教室内あるいは飼育舎での飼育の意義の理論と実践例、注意点などに
ついて 
「学校・園での動物飼育の成果〜心・いのち・脳を育む〜」  緑書房  
 という、嶋野道弘先生、無藤隆先生、唐木英明先生(脳の発達について)、青少
年問題のかた、国研の総括研究官、そして校長先生方や教諭のかたがた、教育委員
会、学校をサポートする獣医師、大学で生活科の教員になる方に講義している獣医
師など39名で書いた本があります。 

 これは、先生一人に荷物を負わそうという本ではなく、皆で 大事な子どもたち
を育てよう という本です。 

 きっと ご参考になると思います。
[2007/02/18 01:38:28]

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