記事タイトル:ご相談―小学校における劣悪な飼育状況に関して
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お名前: 中川美穂子
だから皆様
目についた飼育の事例をお知らせ下さい
日本中の獣医師会の仲間がおりますので、それぞれに対応致します。
地域的に難しいところもありますが、今 私どもの
全国学校飼育動物獣医師連絡協議会のメーリングリストに登録なさっておられる動物
病院の獣医師は590名になっています。
しかもそれぞれの県内には、その方につながる方々がおられます、
嘆いていないで、こちらにおしらせください、
働きかけて行きます、
またそのような働きかけがないと、学校も気が付かない場合もありますから
学校には悪意はありません。ただ問題に気づかない場合と
気づいても解決方法を思いつかない場合があります。
だから、 知識を持った専門家や保護者がチームをくんで
子どもと動物のために学校を支援することが必要だと思っています
[2004/09/07 15:38:13]
お名前: 中川美穂子
目黒区の小学校のその後を報告いたします
地域の獣医師会は、学校から依頼があれば伺って相談に乗る用意がある
とのことでしたが、多くの場合 学校から相談をしてくるまでには
とても時間がかかります。資料などをお送りして、学校への対応のし方の
検討を始めて頂いてます
学校にも、当方から連絡し、教頭先生と校長先生とお話し、本などの資料を
送りました。
校長先生は動物飼育の価値を大事になさりたいとのお考えの方で、良い方向に
向くのではないかと、思っています。
(赴任なさったばかりで、また校長先生は飼育舎まではなかなか目がとどかない
のだと、思います。今まで気づいておられなかったのだと、思います)
先生方には、鳥を飼っている人が地域にいらして、学校の鳥をみて気の毒がっている
ので、対応を見直していただけたらと、お願いし、佐藤さんのメール(気になる点が書
いてある)を転送しました。佐藤さんは、そっと水入れを小屋にいれたり、それに
ノズルで水を差し込んだり、餌を与えたりしていましたが、それもおしらせしました。
校長先生は、ありがたいとの反応でした。
学校が飼育の対応をしっかりなさった日、佐藤さんは御礼のメールを下さいま
したので、それも学校に転送しました。そして、その後も、佐藤さんが地域の一員
として学校を見守っておられますので、だんだんでしょうが、よくなることを期待
しております。
そして、地域の獣医師がそばにいてくれれば、大丈夫だと思っています。
[2004/08/24 08:40:32]
お名前: 中川美穂子
佐藤様
私の名前をクリックして、直接メールを私にください、
この掲示板には学校名を掲載しないようにお願いします。
学校名がわかれば、その先はいろいろ相談しながら進めますので
少し待っていてほしいと思います、
おっしゃるようにいろいろな問題が学校には見られますが、
まず飼育をすると子どもにどのような影響があるか、どんな飼育方が良いのかなど
知らないからそうしているということもありますので、
その点をあちこちで教育委員会が講演会を開いてくださり
獣医師などが先生がたにお伝えしようとしています、
かなり多くの先生方が
動物と人間はまったく違う存在で、汚い所に飼っていても良いのだ
と思い込んだり、あるいは水やえさを2日にも与えなくても大丈夫
だと、思い込んだりしています、いわゆる生命の維持への感性が
少しないのだと、理解しています。
だから飼育が子どもたちに与える教育的な意義と、それを得られる飼い方を
中心に話しています。先生がたは驚かれるようです、今までだれもそれを伝えて
くれなかったのだと、思っています
私自身H10年から今まで多分150回以上講演しています、
他県では獣医師会がかかわり組織的に講演会を開いてくださっていますが
東京都内ではなかなかなところがあり、それで佐藤様のようなクレームが
くると
私は一校一校地域の教育委員会と獣医師会を巻き込んで、話かけています、
目黒区は田中さんの学校の事例もあり、獣医師のほうも感性が培われて
いますので、良い方向になると思います、が、学校のお考えもありますので
今日話あったら明日改善するとも行かないかもしれません、が
まず、学校名を私にメールでお知らせください。
念のためアドレスを書いておきます
m-nakagawa@vet.ne.jp
なお、8月29日に教育関係者と一緒に
シンポジウムを行います。
どなたでも関心のある方は参加できますから(300人まで)
参加されて、学校関係者や文部科学省の方のお話をきいてくださったらと
思います、また、学校の先生にご紹介ください。
茗荷谷(丸の内線・池袋から2つ目)の御茶ノ水女子大学で行います
詳しくは、扉のページの写真の下に案内が書いてあります
[2004/07/31 19:19:46]
お名前: 佐藤
中川様、
さっそくのご返事ありがとうございます。
学校名をお伝えしたいのですが、こちらの掲示板に名前を挙げずにお伝えする方法はあるでしょうか?皆さん直接学校名を掲示板に載せていらっしゃるのですか?どのようにすればいいのかお教え下さい。
ご返事に『その後の投稿者からの情報をいただかない場合は、なかなか進まない時もあります』とありましたが、現在は毎日様子を見に行っている状態ですので、「飼育状況が改善されているか」などの情報でしたら随時ご提供することに問題はないと思います。これ以外にも、正確にどういった形で行う必要があるのか、是非ご指示ください。
前にも書きましたが、学校によって飼育の管理が全然違い、本当に驚かされます。
先生が変わらない限り、生徒に「言葉を話せない動物飼育の難しさ、命の大切さ」を知ってもらのは難しいと思います。私が危惧するのは、「動物を飼うときは、こんな扱いでいいんだ」と何十人、何百人の子供達が思って育ってしまうことです。こちらのサイトを知る前は、いっそ私が飼育のボランティアを申し出てお手伝いしようかとも考えましたが、それでは『学校で飼う』という意味を持たないですし、どうしたらいいのか本当に悩んでいました。
田中さんの署名の件は、微力ですがもちろんご協力さえて頂きます。どうかよろしくお願いいたします。
[2004/07/31 18:15:04]
お名前: 中川美穂子
佐藤ケイコ様
ご投稿ありがとうございました
殆どのケースで地域の獣医師会と一緒に
小学校と話し合いの場を作ってきております。
ただ、その後の投稿者からの情報をいただかない場合は、なかなか進まない時もあります
が、大体大丈夫です。
また
地域の差もありますが 学校の先生の理解度にもよって、動物への対応が違います。
直接に私のほうに学校の名前をお知らせ下さい。
なお、署名運動を始めた田中さんも目黒区のお母さんです。
この方の学校はいまは、保護者が支援して、学校と保護者が子どものために
きちんと動物をかっています。しかしこの方は、他の学校のために
制度として獣医師のサポートを
つけるようにして欲しいと署名運動を始めました、
ご協力をお願いいたします。
[2004/07/31 10:48:18]
お名前: 佐藤ケイコ
中川様、
はじめまして。
偶然訪れたこちらのサイトに、学校の動物飼育に関する掲示板があることを知り、今ほんの少し気が楽になっているところです。
私の場合は、近くの小学校(東京都目黒区)での鳥の飼育に関して、相談にのって頂きたくメールいたしました。その学校ではインコとウズラを1羽ずつ飼っていますが、飼育環境が劣悪で見ていられないのです。
コンクリートの小屋の床には古くて黒ずんだ餌が片隅やチリトリに詰まれていつも放置されています。新鮮な主食はもちろん、副食や青菜などは一切見当たらず、水の管理も怠っている状態で、見かねた私が毎日道路側の網を通して、餌やペレット、小松菜、ミルワーム、水などを与えています。
学校側は、飼育に関する知識が相当乏しいらしく、「餌なら多少古くてもおなかがすけば食べるだろう」という考えでいるようです。夏休みに入った今は、終業式以来水を替えた様子もありません。
小屋の掃除の徹底、毎日の水替え、青菜や副食の必要性などを指導して下さる、獣医師など専門家の手助けが是非必要だと思うのですが、可能でしょうか。また、そういった指導により改善される確立はどのぐらいなのでしょうか?
数日前には、新たにニワトリも飼っていることがわかり(それまで鳴いたのを聞いたことがなかったため気づきませんでした)、今はその世話もしています。最初に小屋に近寄ったとき、小屋には小さな植木鉢の受け皿が1個あるだけで水も餌も全くない状態で、夏場なのに信じられませんでした。今は、大きな容器に水を入れて置き、配合飼料、ミルワーム、青菜を与えています。
鳥たちがちゃんと生きているので餌は与えているのでしょうが(多分セキセイの餌のみ)、専用の餌入れも無く毎回おなかをすかせた状態でいるのはほとんど虐待と感じています。
先日、大田区内の小学校の鳥小屋を偶然見かけましたが、とても大切に管理されていて、学校によってこんなに違うのかと驚きました。鳥たちにとって最適な方法を、どうかお教えください。何卒よろしくお願いいたします。
[2004/07/30 21:05:10]
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