記事タイトル:学外の動物が死んだら・・・ 


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お名前: 中川 美穂子   
村上先生
 お子さん達が 飼い主を捜そうと 結論つけたのなら
その気持ちを大事にして、写真をとって、ポスターを
つくって、活動させてあげて下さい。
 埋葬した後でも、飼い主にとっては 福音です。

また、昼休みの時間などを利用して、あるいは総合か
朝の時間かわかりませんが、
獣医師さんに来て頂き、お子さん方に死因の説明や
その他の話題を話してもらったら、広がりが
でき、納得できるでしょう。
 また 化けねこの不安も払拭してくれるでしょう。

沖縄は捨て猫がヤンバルクイナを食べてしまう問題が
あり、皆様で捨て猫防止活動をなさっておられますので
最初に、小さなこどもたちに 迷信を払拭させ
山にねこを捨てないように教育することは
大事だと思います。情愛豊かな、そして科学的な
視点をもつ冷静な大人を育てるために、学校があると
思いますので、獣医師を呼べるようにがんばって下さい。

 獣医師へのお礼とかに不安があるなら、直接に獣医師に相談してみて
ください、話しが不調でしたら、私に直接メールを下さい、
調整いたします。

なお、遺体の埋葬ですが、東京などは 獣医師を通すと
学校の動物は無料で引き受けてくれます。
また、特に伝染病でなければ埋葬でも良いかと思います。
かなり深く掘って埋葬して下さい。そして 印をおいて、
手を合わせれば、助けたかったお子さん達も納得なさるか
と思います。
 大事なのはお子さんの納得ですから、よく話しを聞いてあげて
ください。大人としては 情を育てるよう、冷静な目を育てる
ような方向でご指導ください。
[2005/02/02 10:18:38]

お名前: 村上   
私の勤務する中学校では、チャーンという鶏や
フィンチを飼育しています
生物部という部活動や、ボランティア委員会というものもあります

先日、ある部活動の生徒が日曜日の活動終了後に
弱っている猫を見つけました

助けたいがどうし様と、途方にくれていると
すぐ誓うの家の人が、そのネコが弱ってるのを見ていたそうで
相談して、近くに野生生物や学校飼育動物に関心の深い
動物病院に連れて行ってくださったそうです

でも、治療の甲斐も無く、そのネコは亡くなりました

その間、私は午後全てを使う三社面談の日程が入っていて
その生徒達とは、3分の立ち話程度の対応しかできませんでした

その後、3日間の面談も終了し、生徒に話を聞きました
死因は、交通事故かネズミ用の毒薬か何かを食べたので
あろうとのことでした
そして、どう供養するかに焦点は移っていきました
*役場に頼む
*埋葬する
*業者に頼んで、火葬する
病院職員の研修が4日間あり、冷蔵庫を借りられる限界が近づいている
遺体が傷む ことから、決断を急ぐ必要がありました

獣医師との話で、生徒たちに考えさせたいね と意見は一致していたので
ほとんど任せました

そして、ボクの中での理想では、処分される犬猫の数が
沖縄県は全国的はワーストである事も紹介はしたり
北部のヤンバルの森では、ネコがヤンバルクイナを食べている
ことなどから、できれば、ネコの適正飼育にまで突っ込んで欲しかったのですが
この生徒たちは、忙しく、団体での練習が大切な部活動に入っています
無理はいえませんし、意義をわかっていないのに、無理にさせるのもどうかと思いました

結局生徒が決めた活動は、ボクがヒントや事例はあまり出さなかったんですが
唯一出したヒント「飼い主を探そう」でした

今日は、風邪で休んだので、どうなっているのかわかりませんが
ポスターを作ってくるはずです

今まで、生物で飼育している動物は
埋葬してました

でも、今回ネコを家庭でも飼育している生徒にとっては
もしも、掘り返されたりしたら・・・と火葬を望んだのですが
業者に頼むと1万円かかってしまうのです

丁度、本校ではボランティア委員会と生徒会が
スマトラ沖地震の募金をしていたし、
1万円は1−2日で集まるお金ではないということで
断念しました


今回は、結局埋葬という事になりましたが
今後、似たような事例が出てきた場合に
どうし様かと迷っております

埋葬する際にも、この地域の昔からの言い伝えで
死んだ猫は化け猫になって出てくるとのことで
袋に入れて、山に下げてくるのだそうです

それで、私の知らない間に埋葬場所を変更させられました

長くなってしまいましたが、皆さんの意見をお聞かせください
[2005/01/31 21:19:31]

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