私のレッスン方法


(2004年 7月 6日)
私は 自分が指導している音楽が総合教育的役割を果たすことが出来ればと考えています。私自身が物事を考える時 他の所でも言っていると思うのですが 大きな節を考えます。こうなってほしいと言う結果を見出す為に 今 どうあるべきか 何をすべきか。例えばピアノを演奏する時 曲の構成は立体的に構築してほしいと思っているのですが それなら 生徒の思考を平面でなく 立体的にも物事を見られるように育てたい。

お母様たちによくお話しするのですが 知識の丸覚えは 例えば3歳児が100まで数を数えられるとか ひらがなを読める 書けるとかは母親のたゆまない訓練があれば出来ることで それをどう活用できる子にするかが課題であって 訓練した時点では 親の自己満足でしかありえないのです。1+1=2、1+2=3と言うように紙の上で繰り返し 如何に早く解答を書けるようになるかより 1の塊と1の塊の集合体が2であることを理解する。それによって 思考力が2次元から3次元になる。幼い頃に知識を植えつけるより思考力を育てることが大事だと思います。4分音符に対して2分音符を教える時

  4分音符が1拍のとき 2分音符は2拍と教える
  立方体1つを4分音符として2つ並べた分の直方体が2分音符である
  2拍の長さ分の長方形の上に1拍の長さの正方形は2つのると言うこと 
  1拍を足踏み1歩とした場合2分音符は2歩分あると言うこと 

例えば音符1つ取っても基本的の4種類の指導をします。個別にその生徒に理解できる方法は考えます。ただ どの生徒に対しても知識の切り売り ミスに対する注意でなく 考え方 とらえ方 取り組み方を教えたい。これは ピアノのレッスンに効果があるばかりでなく 生徒達の普段の生活のうえで 勉強も含めてプラスになると思います。

私は生徒達に 自分で考える時間を持たせるように心がけています。音符に関しても そのためのグッズを作ったり用意したりします。使うのは生徒自身です。考えられない状態にいるなと思ったとき いきず待っているとき助言を与えればいいのです。結果を 結論を急いで出させる必要はないと思っています。 

私の所のレッスンはピアノレッスン時に各週のテクニックの確認をし ソルフェージュや聴音 ワークブック系をした後で 週によって音楽を聞いたり お手玉をほうりっこしたり パソコンの音楽ゲームをしたり 新たに 折り紙を加えました。折り紙の折り方をプリントして6冊分のファイルにまとめています。生徒達は好きにその中から折りたい物を選んで 折り紙を持っていって折ります。レッスン室と続いてはいるのですが 邪魔にならない所に大きなテーブルがありそこで折っています。考え 指先を使い 折る次の結果を考えて ああでもない こうでもないで 出来上がったときは 紙がくしゃくしゃの子もいます。34歳児はお母様がほとんど手助けですが だんだん子ども自身が折りたがり 色々チャレンジしています。 

私の所は生徒皆がします。どんな小さな生徒も どんなに年齢が上の生徒も そうすることで することに違和感がなくなり ここでは するのが当たり前に思える環境を作ります。それぞれが 楽しみや得意を見つけ また 得意な人の状態を見れることで 方法も見つけていきます。それ全体を見れる私は わくわくします。

(2001年 12月18日)
私の思いのページで書いた事があるのですが
・ 私に 何人生徒がいようとも 生徒から見れば 先生は私1人なのだ。
・ 生徒の人生の 何時間かに 関わっている 関われている 重要性を忘れてはならない。
・ 生徒が 私の所から巣立った後も 良い影響力のある人間でなくてはならない。
これは 私の中での考えの軸です。

私は 生徒たちと関わっている時間がとても好きです。
生徒たちとは 単に仲がいい関係だけでなく 信頼関係は保っていたい。
人間として好きか嫌いかはあるでしょうが その人にとって良かれを思えば 少なくとも嫌いな人間対象からは 外れるでしょうし・・
何故 私がまず 好き嫌いをあげたか  それは 私自身学生の頃好きな先生の学科は
がんばるけれど 嫌な先生だと 学科までが嫌になる経験をしているから 少なくとも 先生になるからには 自分で思う嫌な先生にはならないでおこうを心がける。
だから 生徒から見れば先生は 私一人。私に音楽を習った為に 音楽自体を嫌いにしてはいけない。
教え始めた頃 一生懸命指導してマスターさせて帰って1週間過ぎて 又レッスンに来ると
先週 私は この子に何を教えたの?状態が続くと 「どうしてしないの?」と 感情的に? なった時期もありました。
しない子は というより お稽古事は 行った所で習えばいいに近い感覚の生徒もいます。
なら どうしてしないのは 言わないでおこう。 どうしたら 出来るようになるかを考えよう。
に 私自身の考えを変えました。
子供にピアノを習わせる場合 色々な思いはあると思います。それは人それぞれだと思います。
ただ こちら側からすれば 弾ける子になっていてほしい。その手段を考える。
それぞれの子に 目標を教える側が持って足らない部分の継ぎ足し作業をしていくのです。
10人いれば 得て不得手もそれぞれです。真似の上手な子もいれば 自分に自信が出来るまでしたがらない子もいます。破れかぶれ数うちゃ鉄砲の子もいます。本当に理解できているかの チェックが必要になります。1曲宿題を出して すごく練習をしたの すごくが 前の日の30分もいれば 毎日10分の子 30分の子 1時間の子なのです。それぞれが ほんとに すごく練習したと 思っているのです。
そして 練習時間の少ないこの方が 私はやってもどうせ出来ないを 口にします。注意しても出来ないを即答します。そんな子は まず自信を持たせる事から始まります。 何もいいかげんな状態で誉めるのではなく 出来ていない1箇所を一緒に練習する。横について こうした方が ああした方がをいうのですから当然レッスンをはじめた時より良くなっています。その良くなった事に対して すごい やったら出来るを実感させる。
弾くのが 家での練習が苦手な子は 往々にして読むのが苦手です。
とことん読む練習をさせて帰す。 曲がABAの形ならAしか出さないでしっかり手を叩いて
読ませる。それでも次の週ガクッとさせてくれる生徒もいます。又繰り返しです。
次に リズムも 私なり ご家庭で お母様なりが 弾かれたのを耳で覚えてしまう子 聞き流す子の違い。前者はスッスッと進みますが しっかりした確認が必要になります。
後者は 体にリズムを覚えさせる方法で レッスンをします。
カードを作って スティックでリズム打ちするのや 手と足で拍とリズムをとる・リズムを覚えて叩くなど 方法は色々です。
初見練習も効果があります。簡単な単旋律から 両手使いだけれど右左の流れのもの メロディーと 伴奏を分担しているものが ありますが  レッスンの時取り入れることで フレーズの確認にもなります。
初見で弾ける事は ある程度慣れですし 音符を読めたらいいなの気持ちをくすぐります。
コード練習も和音の簡単なものから 理解をし徐々に種類を増やします。これは 響きを聞く態度を作ります。生徒自身の練習にも少しずつですが 助けになっていると思います。
音楽を聴色んな音楽を知っている事は 自分が弾いてみたい曲が見えてきます。勉強でもそうですが
何が解からないのか それ自体が解からないのは 学力は伸びません。何が得手か 不得手か解かっているから 解かっているから勉強も方法が見つかるのです。それと同じです。だから パソコンで 音楽を選択させて聞いてもらえるようにしています。
楽典私は3歳の生徒にも ワークを与えます。小さい生徒には オリジナルの音となかよしで 音を音の上下を 流れを理解させます。指番号ノートで 12345の数字  指番号をと理解 鍵盤ノートで鍵盤と楽譜の関係 音符ノートで 音符自体を カードで音読み練習を カード自体は 色カードにしたり 絵を付けたカードにしたり 生徒に合わせて変えていきます。私は無理はさせたくないので 色シールを使います。字を書くところは 白地のシールに前もってドレミ等書いて渡します。4歳くらいから簡単なワークに入り 小学4年からは きっちり 説明して基礎をしっかり理解してもらいます。学校の音楽のペーパーは改めて勉強しなくても 自然困りません。点を取る勉強をしなくて 実力でこなしてほしい。
聴音・ソルフェージュ・歌 聴音は音符を書く練習から始め 私がゆっくり弾いてとる。それからはフロッピーに曲を入れておいたのを 各人ヘッドホンで聞いて書く に進みます。ソルフェージュも フレーズを歌わせる良い教材です。歌は小学3年まで します。色んな音楽を知るの1つです。又 表現させる方法です。
先達て 音符のことわかってるかな?というテキストを作りました。音の長さ・リズムの表し方・拍・拍子等の理解の確認です。以前作った 音階ノートは 長調・短調を作っていくノートです。

私は始めに書きましたように「生徒から見れば 先生は私1人なのだ。を実行しているだけなのです。
不得手な個所を一緒に克服する方法を生徒に与えます。生徒が長続き出来る状態を作ります。
私自身 飽き易いところがあります。時間を使って・お金を使って何か習う時 私は何しに来ているんだろうと 疑問を抱くような ダラダラした内容や 中身に向上性のないものに参加している時 無駄を感じます。
そういう事に対して 即答をして 止めてしまいます。だから 高校生 大学生の生徒に対してもしっかりした 今日のレッスンで 身につけてほしい事を口にします。又 目の前の 目標にしてほしい事柄を 明示します。単に習いにきました さようならは したくないのです。
何故 そこまで面倒を見るの と 疑問を持つ先生もおられます。でも 生徒自身が練習しやすい事や レッスンを受けようという気持ちは イコール 私がレッスンをしやすい事です。 色々な事を生徒に与えるのは それぞれの生徒が自分の得意を持ってほしいから。 広い知識の土壌があって 音楽を楽しんでほしいから。

私は出来るだけ 勉強会やセミナーに出席する努力をします。そんなに生徒さんがいて もういいんじゃないですか?と 言われます。2番目に述べました 「生徒の人生の 何時間かに 関わっている 関われている 重要性を忘れてはならない。」の実行です。私に接した事で 時間の浪費をさせたくない。より良い影響を受けてほしい。教えるという事は 知識を削り取っていくようなものだと思います。安穏として 自分の指導法に使ってしまっていては 自分自身の緊張感が薄れていきます。生徒に毎日の練習を課す限り 先生も 努力が必要だと思います。

このような 思い全てが 生徒にどう映っているか それが 3番目の 「生徒が 私の所から巣立った後も良い影響力のある人間でなくてはならない。」です。 これは私には解からない。ただ 2世の生徒がすでに何人かいる事は 私にとって 喜ばしい事です。

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