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まとまったお金が欲しくて始めたバイトだったが、やはり22時から翌8時の10時間

入るのは長かった.

 

しかも最初の3ヶ月は昼間、大学に週4日行きながらの週5日のバイトはさすがにきつ

く、朝方の4時から5時ごろになると自然とまぶたが閉じてくる。

頭が半分寝ていたので、お客さんが「はいから(素うどんに天カス入ったやつ)ちょう

だい!」と言うのを聞いて、よく灰皿持って行っては「これは、はいざらや!」と

つっこまれたりしていた。もちろん、その逆もよくあったのは言うまでもない。

一緒に入っていた相棒はもっと豪快で、壁にもたれながら寝ていて客に起こされて

いた。これでは、食い逃げされ放題である。

 

開店当初は結構ヒマで眠気も最高潮だったが今現在は忙しく寝てられない。

もっとも長い夜にはかわりないが・・・。