国 際 交 流


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国際交流はなぜ必要?

優しい心を育む国際交流とは?

 島国日本に先祖代々永く住む私たち日本人は、異国の文化風習に慣れ親しむ機会が少なかったことから、外国との付き合い方が不得手な民族だと言われます。
 これは、日本の文化や風習に誇りを持つことは当然のことですが、自国を基準にして外国を単純に比較し、ある時は軽蔑し自国の文化を押し付けるなど、相手を尊重する精神に乏しいということです。
 心の交流・・・真の国際交流感覚は文化交流、人的交流などの気軽な実際の体験から学ぶことが早道です。
 相手を認めようとする精神は優しい人間性そのものであり、人権尊重や人づくりにも通じることです。
 そういった優しい思いやりの心、相互に認め合う精神による産業や経済の交流は、相互に真の発展をもたらし、世界平和にもつながります。


日本人と外国の人の考え方の違い

「謙譲の美徳」は外国では通じないか?

 日本人には自分のことより他人のことをまず大切にしようという心があります。これが「謙譲の美徳」の根底にある精神とも言えるもので、こう言ったら相手が気遣いするのでは?・・・心配するのでは?と考え、言いたいことも遠慮して自分の考えを抑えてしまうというものです。  この「静と受け身」の文化は日本人文化の一つの良さではありますが、残念ながら外国の人には受け入れられにくいのが実状です。こう書くと「言いっぱなしの無責任さよりも謙譲の美徳は良いことだ。」という考えも出てきますが、そうではなく、「遠慮せずに何でも思ったことは言い合い、話し合いの中でお互いが良い方向に向かおうではないか。」というのが多くの外国の人の考え方なのです。
 もちろん、言いたい放題の無責任さは絶対いけないことと認識しながら、何でも遠慮しないで表現することが大切であり、何も言わないと何を考えているのかわからないと誤解されることにもなるのです。
 「謙譲の美徳」は日本人の謙虚さとして誇りに持ちながらも、外国の人と接する時は当然相手を思いやる心は持ちながら、気軽に接することが大切です。
 もちろん、相手の外国の人も日本人の「謙譲の美徳」を理解しようとすることも大事であり、これが本当の「相互理解」の精神だと言えます。


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