コンピューターの話

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ハーソナル(一般用)コンピューターはこれからどうなる?

先を見越し、状況を把握してから、個人の責任として決定する大切さ

 ほんのちょっと前の・・・7〜8年ほど前は、日本ではPC98というNEC全盛の時代でした。これはMS−DOSというコンピューターの基礎となるオペレーションシステムソフトをNECが日本語版を開発したことから、多くのソフト会社もそれに追随して、あらゆる種類のたくさんのソフトが販売されたことから人気を呼んで発展してきました。   

 しかし、これは日本だけの現象であり、世界的にはIBMを代表とするDOS−Vというグループとマッキントッシュ(アップル)という流れが主流でした。
 ところがマイクロソフト社がウィンドウズを開発した時点からこのDOS−Vの流れとPC98(MS−DOS)の流れが一気に統一される方向に進み、現在はウィンドウズ95、98という名のもとに完全に統一され、ウィンドウズ版のソフトならばIBMだけでなく、シャープでも日立でも数あるDOS−VメーカーとNECを問わず何ででも動くことになり、ハーソナル(一般ユーザー用)コンピューターの世界では、今はウィンドウズ派、マック派の二つの流れになっています。

 さて、これからは一体どういう流れになるのかと不安もいっぱい。 とりわけ、CPUの高速度化や安価なメモリー、そして大容量のハードディスクの出現などのハード面の進歩による新機種の氾濫(すぐに旧式になる)などの不安と共に、このウィンドウズとマックの二つの流れのままいくのか。・・・ウィンドウズ派の一メーカーがマックと共同戦線を張るのか・・・などなど、不安定かつ心配な要素もあります。 

 しかし、DTPやイラスト・画像処理についてはマック派は確固たる信念を持っており、そのユーザーの存在は無視できないでしょうし、多種多様のソフトがあるということでのウィンドウズ派のユーザーの多さもあなどれないと思います。

 結局、今はIBMとマック(アップルコンピューター)が接近していると言われており、共通のオペレーションシステムを作るのではないかという見方もありますが、一体どうなるのか誰もわからないということだけです。

 しかし、コンピューターの効用は各種ソフト利用はもちろんのこと、インターネットから電話、FAX、テレビなどの画像・音声データーを一気にコンピューターという機器の中で処理させるという「マルチメディア化」の要として誰もが認めていることですし、これからの世の中で益々その価値も高まることは間違いありません。

 要は、コンピューターを何に使うのかという基本理念が大切であり、それに見合う内容の物を揃えれば良いのですが、これがまた大問題。 コンピューターメーカーの氾濫と機種の多さが、選択の幅を広げているとは言ったものの、初めてやってみようという人達には、入り込む上でかえってその門を高くしている気がします。

 しかし、まずはやってみなければわからないということだけは言えるでしょう。ただし、次のことだけはしっかり肝に銘じておく必要があります。


コンピューターを始める際の留意事項

1.「何をやりたいか」の基本の考えを持っておきましょう。

(例)インターネットをやってみたい。ゲームをやってみたい。○○○の仕事をコンピューターでやってみたい。・・・などなど。 やっていく上で、内容がわかってきますので、利用目的が明確になり、活用の幅も広がってきます。

2.新機種がどんどん出てきます。買ってすぐに新機種が出たりします。

 単に新しいだけでなく金額は下がり、機能面と機器面が数段向上します。それに目が行って新しい物を次々に買い換えるとすると、減価償却面では1年間に最低でも10万円から20万円位の出費をしていることになりますので、その覚悟が必要です。つまり、下取りに出して新しく買うとしても、使った期間にもよりますが下取り価格は購入価格の5分の1から10分の1位にしかなりませんし、下取りしてくれるかどうかもわからないということです。

 この回避策と対応策は・・・

ア.なるべく高機能の(価格的に高い物)物を買う。

 これでも、2〜3年後には動くソフトが古くなり(バーションアップという名の下に、ソフトが新しくなっていく)、機能面(処理速度・精密度)でも大きく見劣りがしてきます。「そんなことはどうでも良い」という自信がその時はあっても、使い込んできたら買い換えたくなる人が多いのも事実です。

イ.機能は中程度以下でも良い・・・古くなっても、絶対長く使うという「揺るぎ無い自信」を持って買う。

この場合も、上のアの説明を納得した上で「揺るぎ無い自信」が持てるか判断して下さい。

3.コンピューターに詳しい人からのアドバイスを得る。

 はっきり言って、この世界の将来の予測は誰もできません。それは前記したハード面とソフト面の進歩だけでも予測を上回る発展をしているのですから、アドバイスをする人も責任は持てないというのが実状です。あくまで参考意見として聞いて、実際の判断は買う人本人の責任として決めることが大切です。ただし、買った後は「ただの箱」にしないためにも、コンピューターに詳しい人からのアドバイスを得る・・・わからないところは聞くということが大切です。

4.コンピューターに「買い時」はない。やってみたいと思った時が買い時

 結局は、以上の内容を理解した上で、買いたい人の自己責任として判断決定しなければなりません。そして「買い時」はありません。やってみたいと本当に思った時が買い時としか言えません。しかし、やってみると今までになかった「すごい世界」が開け、何にでも活用できる素晴らしいものだと実感できるでしょう。


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