デニム 「お腹痛い~」
ダメ
デニム 「頭いた~い、熱がある~」
ダメダメ
デニム 「どうしても姉さんを助けないといけないの?」
決まってるじゃん
アルモニカ城
デニム 「ちょうど逆光になってるな。ちょっと眩しいかな」
ヴァイス「…コラ、どこを見て言ってるんだ!」
デニム 「ヴァイス!何故ここに?!」
ヴァイス「この前と同じボケかましてるんじゃねぇ!!」
デニム 「ザパンがでるんじゃなかったのか?」
ヴァイス「あのクソ野郎はとっくに殺ったぜ。そして次は貴様だ!死ねェ!!」
デニムに斬りかかるヴァイス
デニム 「待ってくれ、ヴァイス!何で君と闘わないといけないんだ?!」
ヴァイス「黙れ!何でお前だけがサラサラヘアーで俺がデコ助なんだ!!」
大跳躍で襲いかかるヴァイス
ヴァイス「これで終わりだ!死ねェ~~~!!!」
デニム 「!!!!」
デニムの目前で落下、石床に思いきりデコを打ちヴァイス意識不明
デニム 「あ~あ、表面積が広いからその分だけ当たりやすいんだろうね…………帰ろ」
そこにレオナール登場
レオナール「止めるんだ!二人とも…って、あれ?」
デニム 「勝手に自爆したんだ。下手な軽量級レスラーみたいにね。それじゃ」
レオナール「待て!デニム」
デニム 「公爵のところには戻らないよ」
レオナール「違う、カチュアはここの奥だ、連れて行け」
デニム 「それは…できない」
かくしてレオナールの提案を断り自分の信ずる道を歩む決心をしたデニムであった。進め、デニム!救いを求める人々のために。次回川口デニム探検隊シリーズ特別編は遂に年末スペシャル「真の恐怖!コリタニの大地にガルガスタンの残党を見た?!」をお送りします。お楽しみに。
ザエボス「クックックッ、俺の活躍に期待してくれよ」