川口デニム探検隊特別編

〜恐怖!バンハムーバ神殿に謎の魔道師を見た!? (後編)〜

 
 

カチュア「ちょっと、ちょっと!」

にょ?

カチュア「いつまで休んでるつもりなの?」

はて…何かやってたっけ?

カチュア「いい加減『川口〜』始めたら?」

はっ!忘れてたにょ〜〜!!

カチュア「宝物庫の小説コーナーに他の新作が出てるのよ、早く続き書きなさい!

うぐぅ…もう休んでられないな。



バンハムーバの神殿


デニム 「あなたに危害を加えたくない。大人しく投降しろ!」

シェリー「(あら、以外とカワイイ子ねぇ)」

デニム 「投降すれば命は助けてやるぞ、さあ!」

シェリー「ちょっと坊や」

デニム 「?」

シェリー「坊やはバクラム人なのに、何で私達に刃向かうのかしら?」

デニム 「バクラムとか人種ではなく、同じヴァレリアに住むヴァレリア人として、ヴァレリアの全ての人々の未
来の為に、僕らは戦ってる!」

シェリー「フフフ…可愛い事言う子ねぇ(はあと)」

デニム 「(赤面)…べ、別にいいだろぉ!」

シェリー「お姉さん、坊やが気に入っちゃった☆坊や、お姉さんと一緒に来ない?」

デニム 「な、何をバカな事を?!」

シェリー「ウブな坊やに、お姉さんがバクラム優越主義の全てを、手取り足取り教えてあ・げ・る(はあと)」

タイミングよく上着をはだけでみせるシェリー

デニム「……………」

無意識に階段を降りるデニム

オリビア「………!!(怒)」

デニム 「いでででででででででででで!!!!」

思いっきりデニムをつねるオリビア

デニム 「痛い痛い痛い!!」

オリビア「………(怒)」

無言でつねるオリビア

デニム 「ご、ゴメンよ、僕にはオリビアだけだよぉ〜」

オリビア「……(ぽっ)」

ようやく激痛から開放されるデニム


シェリー「何くだらない芝居してるの。やっておしまい!!」

デニム 「やれやれ、やっぱ、いつも通りのパターンかぁ…それじゃあ、やっちまえ!!」

戦闘の後、早くもシェリー残り一人

シェリー「ちょっとぉ!いくら何でも早過ぎじゃあないの?」

デニム 「だって、正義のヒーローだもん☆」

カノープス「この女、どうする?」

デニム 「殺れないなら、投石で追い返すか」



オリビア「輝け!シェリー姉さん投石大〜〜会!!」

デニム 「ドンドンパフパフ………って何?それ」

オリビア「シェリー姉さんへ投石をして、そのダメージの大きさ、投石フォームの見事さ等で総合的に採点、投石bPを決定しちゃおう☆という企画です〜」

デニム 「……」

オリビア「優勝者には、オブデロード電気のDVDプレーヤーを、話題の新作『GTH』とセットでプレゼント〜☆」

拍手喝采

オリビア「司会は私、オリビア・フォリナー。解説はミルディン・ウォルホーンさんをお呼びしました。こんばんは」

ミルディン「はい、こんばんは」

オリビア「さて、始まりました投石王座決定戦ですが、見所は如何でしょうか?」

ミルディン「そうですねぇ、何より、作者が長いブランクから脱出できるかどうか、ですね」

オリビア「と、言いますと?」

ミルディン「先程など、私のフルネームを忘れ、資料を探し回って30分ほど筆が止まりやがりましたからね」

オリビア「後でフェンリルで滅殺しておきましょう。なお、投石はWTの順に行われます。それでは、一番手はデニム選手です。いってみよ〜〜☆」

デニム 「えいっ」

階段で跳ね返る手裏剣

オリビア「お〜っと、デニム選手まさかの失敗です!」

ミルディン「彼はニンジャです。このような段差が激しい場所では、直線系は不利なんですね」

オリビア「デニム選手残念でした。続いてはペアでの参加、ネギマ&ツクネ選手です!」

トリ2羽登場

ネギマ 「序盤では優遇されたホークマン!」

ツクネ 「後は半ワープグッズの充実でリストラの運命!」

オリビア「お〜っと、ネギマ&ツクネ選手、バレリーナの格好での登場です!」

ミルディン「股間の白鳥がポイント高いですね」

ネギマ 「せめて滅びるなら!」

ツクネ 「華々しく滅びたい!!」

トリ’s「秘技!トリの湖!!」

シェリーに13ダメージ

シェリー「こんな変態トリに石ぶつけられるなんて…」

オリビア「3回転反転宙返りの後にムーンサルトを決めての華麗な投石、見事でした!」

ミルディン「はい、そうですね。でもこの作者、意味分かって書いてるのでしょうかねぇ?」

オリビア「これはかなりの高得点です。続いては弓の女帝、アロセール選手です。張切ってどうぞ!」

アロセール「えい、えい、えい」

シェリー 「痛い、痛い、痛いって!」

シェリーに20×3ダメージ

オリビア「お〜っと、無造作に投げた3個の石が、デコのど真ん中に正確にヒットした〜〜!!」

ミルディン「見事な精密射撃でしたね。流石は弓にしか興味の無い方だけはありますね」

オリビア「これは優勝候補でしょう。続いては、ギルダス選手です!」

ギルダス「おいどんは阿蘇山タ〜〜〜イ!おいどんはでっかい噴火山タ〜〜〜〜〜イ!!!」

シェリーに68ダメージ

シェリー「ううう…これって反則じゃないのぉ?」

オリビア「おお〜っと!どこから持ち出したのか、巨石を軽々と持ち上げてシェリーへ投げつけました〜!!」

ミルディン「彼らしいですね。しかし、このネタに読者がついて行けるか、が問題ですね」

オリビア「ダメージでは最高でしょう。続いては、こんな奴いたっけ?のヴォルテール選手です。どうぞ!」

ヴォルテール「いくぞォォォォ!ウォルスタ解放ボール3号ォォォォォォォ!!」

シェリーに1ダメージ

オリビア「うぉぉっと!!ヴォルテール選手が投げた石が、3つに分身、七色の光を発し、シェリー姉さん目前で消えたぁぁ!!これは魔球だ〜〜!!!」

ミルディン「彼は、ウォルスタタイガースのエースでしたからね。万年最下位ですけど」

オリビア「これは技術点は高いでしょう。そして、最後はセリエ選手です。どうぞ」

最後にセリエ登場

シェリー「あら、姉さん。WTが伸びないわねぇ、太ったんじゃないの?」

オリビア「おや?セリエ選手、動きが止まりました。どうしたのでしょうか?」

セリエ 「シェリーちゃん☆何・て・言・っ・た・の・か・な(はあと)」

シェリー「あ〜ら?見たままを言ったまでよ。姉さん☆」

セリエ 「…………(ぷちっ)」

ミルディン「おや、何かが切れる音がしましたよ」

セリエ「墳ッッッ!!!」

オリビア「おお〜っっと!右腕にギルダス、左腕にヴォルテールを軽々と抱え上げた〜!!」

セリエ「覇ッッッ!!!」

シェリー「ち、ちょっと…」

ズォォォォン!!

オリビア「おお〜っと!怒りのセリエ選手、ギルダスとヴォルテールを放り投げた〜〜!!」

シェリーに216ダメージ

シェリー「きゃぁ〜男臭い〜髭モジャ〜嫌ァァァァ!!!」

ギルダス「うるせぇ!」

シェリー「きゃぁ〜弱い〜〜ザコが伝染る〜〜嫌ァァァァ!!!!!!」

ヴォルテール「悪かったな!(怒)」

シェリー「クッ!覚えてなさい!!」

転移石発動

オリビア「あ〜っと!!シェリー姉さん、たまらず逃げ出した〜〜!!」

ミルディン「作者、ダメージの合計を計算してるのでしょうか?彼女、本当はもう死んでるような…」

オリビア「…で、では、優勝者を…」

ミルディン「もう、どうでもいいですね」

オリビア「それでは、また来週〜〜☆」


かくして、モルーバを救助し、シェリーを首尾よく追い払ったデニム一行であった。モルーバを迎え、新たな展開を歩む解放軍の今後は?そしてシェリーの行方や如何に?!次回、川口デニム探検隊特別編は「戦慄!ハイム城に謎の司祭を見た?!」をお送りします。お楽しみに。

 

 

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