現在の状況としては、本格交戦が直前と迫り、MAP中央トチの木を境に敵戦力が分断されている。ターゲットのレクセンテールは先ほど左翼側に移動したため、こちらも同方向へ矛先を向けなおしたい。 しかし、見方を変えればこの戦況、木の両側から挟み撃ちされようとしているようにも思える。となると、こちらも戦力を分散せざるをえない。側面も背後も取られていないにもかかわらず、この感覚は不思議なものであった。 解説:このゲームの性質上、MAPの端は現実でいうところの『壁』と同義になっており、後方に逃げ場はない。また、今回のように、横一線に近いかたちの陣形を敷かれた場合、両端どちらかを攻めようと動けば、必然的に反対側の端とは距離が遠くなり、そこに方向転換となれば多くの時間(WT)を消費するとこになる。今回のMAPは足場の悪い地形が多く、その傾向の助長に一役買っている。これでもまだ、この挟撃されているという感覚、説明不十分であろう。 敵右翼には前衛ふたり、魔法使いひとり、計3人のユニット。こちらに送り込むのは、ベルモンド(剣盾ナイト)、デッカー(斧盾バーサーカー)のふたり。これを左翼軍とする。加えて、遊撃のためヨーゼフ(剣ソルジャー)あたりを近くに待機させておく算段。敵右翼への対処はこれで十分だろうと踏む。 そして、弓、槍装備、各2名を含むのこりのユニットを左翼に向け移動させることに。こちらは、レクセンテールから何度も反撃を受けると、味方の消耗が激しくなりそうなので、射程1しか持たないユニットは、なるべく右翼軍への参戦を控えるという算段。たしかデニムは一般兵と比べて強かった気がするので、右翼軍は彼を先鋒とする。
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