その判断は、当初の作戦通り、敵右翼側に向けて進軍を再開する、に即決。 過去のプレイの記憶をたどれば、彼の能力は信頼に足るもの。仮にHPが尽きても、転移石を使用して安全な場所へ退避する。敵左翼のユニットたちの攻撃を一手に引き受け、可能な限り足止め、これ以上は危険、と判断した段階で撤退してくれればよい。 ヴァイスの孤立が作戦に与える影響は少ない、むしろ吉と出る、と踏んだ。 解説:現在、敵両翼と自軍との距離は同等といえる。WT1巡以内で接触しきれない距離。つまり、敵左翼と自軍、両前衛に位置するユニット同士は12パネルほど離れており、対して、右翼側とのそれは10パネル以内だが、こちらは足場が悪い。今、敵左翼側へ進軍の舵をとりなおすと・・・、敵左翼側は通路が狭く、人口密度が高い。後方のレクセンテールはこれに守られる形となり、早期決着は困難。そうなると、迫り来る敵右翼軍への対処も考えねばならない。さらにこのような、敵の密集地帯へうかつに突っ込むと、なすすべなく、敵の前衛と弓兵の集中攻撃を受けてしまい、一気に味方が昇天させられてしまう可能性が高い。