10月24日(日) 、NHK学校放送番組「やってみよう なんでも実験」で、面白い実験が紹介されていました。コヒーラを自作し簡単なラジコンを楽しんでいたのです。ところで、コヒーラとは、ご存知でしょうか。
・コヒーラについて・
1895年にマルコーニは火花式発振器で電波(雑音ですが)を飛ばして、コヒーラと呼ばれる検波器で2.4Km離れて受信した記録があります。
この時代のコヒーラは、、細いガラス管の中に、ニッケルの粉末と銀の粉末を混ぜて両端を閉じ、それぞれに電極端子を設けたものでした。
コヒーラの両電極端子間の抵抗値は、普段は高抵抗値を示しますが、外部から火花放電などの電波が与えられると、コヒーラ内部に入れてある金属の表面(空気にさらされていると、自然的に表面は酸化されています。すなわち、絶縁組織でくるまれているのです)が破壊されて、絶縁組織が破られ金属間が直接に触れ合うので、導通状態になるのです。一種のスイッチと思えばよいでしょう。
コヒーラは、いったん導通状態になると導通状態を続けますので、切るときにはコヒーラに振動を与えて、接触面を変えてやります。コヒーラとは、”接触”という意味を持っています。
NHKの番組上での実験では、コヒーラに使う金属体は、お勝手で使用するアルミフォイル(アルミ箔)を使って、箔直径2cmほどの球になるよう丸めて作っていました。10個ほど作ります。次に紙コップの内部に電極用として2カ所、短冊状に切ったアルミ箔を対向して、両面テープなどで貼ります。電極の一方にアンテナ線を付けます。長さ30cmほどの針金でよいでしょう。その紙コップの中に、さきほど作りました、アルミ箔球を入れれば完成です。
電極間に豆球と乾電池の回路を接続して、コヒーラのアンテナに向けて火花放電(模型用モーターを動作させてブラシの火花を出したり、着火マンなどの点火火花:この場合はガス・カートリッジを外して、空うちします。)します。送信側にも火花放電の電極にビニール線を数10cm接続すると能率が高まります。
火花で生じた雑音をコヒーラが受けると、豆球が点灯します。豆球を消灯させるには、紙コップをチョットたたきます。
簡単な構成ですから、試してみると面白いでしょう!

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| コヒーラと豆球点灯回路 アンテナ線のそばで火花放電を行うと、豆球が点灯します |