ホラー映画


『ホーンテッドマンション』(2003年/監督:ロブ・ミシコフ)

大豪邸の売却仲介を受けた不動産屋一家が、その豪邸で体験する恐怖を描いたホラーコメディです。

不動産屋のジム(エディ・マーフィー)は、家族と休暇に行く途中で豪邸に立寄るんですな。執事(テレンス・スタンプ)の案内で屋敷を見学していると、外は大豪雨となり、一家はその屋敷に泊まることになります。する奇怪な現象が次々に起こり……

ディズニーらしい、お笑いタップリのお子様向けホラー映画ですね。いろいろなゴーストやゾンビが登場しますが、どれも印象が薄く、すぐに忘れてしまうような内容ですが、気楽に楽しめま〜す。

 

 

『パラサイト・バイティング食人草』(2008年/監督:カーター・スミス)

観光気分で遺跡を訪れた若者たちが、食人草に襲われるホラー映画ね。

リゾートホテルから日帰りできるところに、発掘されてない遺跡があるというのは不自然だし、原住民が食人草の存在を知らせずにいるのも不自然です。設定がおかしいと、それだけでシラケますね。

この食人草は蔦の一種で、人間に絡みついて体内にまで進入する恐ろしい植物なんですが、今イチ怖さを感じません。それと、火で焼くとか防ぐ対策を考えない展開には物足らなさがあります。退屈なC級作品で〜す。

 

 

『チャイルド・プレイ』(1988年/監督:トム・ホランド)

シリーズ化された人気B級ホラーの1作目です。刑事のマイク(クリス・サランドン)に追われた殺人鬼チャールズ(ブラッド・タリフ)はオモチャ屋に逃げ込むが、マイクの銃弾に倒れる。傍らにあった人形を抱きしめ、呪いの言葉を唱えるとオモチャ屋が爆発。カレン(キャサリン・ヒックス)は露天で買った人形を息子アンディ(アレックス・ビンセント)の誕生祝に贈るが、怪奇な現象が次々に起こり始め……

殺人鬼の魂が乗り移った人形に、少年と母親が襲われるという内容で、身近な人形をモンスターにした低予算作品ですが、しっかりツボをおさえた演出で楽しめました。人形の動きが最近のCG特撮と違い、逆に人形らしいリアル感があって新鮮でしたね。古さを感じさせず、まだ観ていない人にもお薦めです。

トム・ホランドは、それまでの吸血鬼映画とは一味違った『フライトナイト』というホラーをこの作品の前に作っており、なかなかの才人だと思うのですが作品数がメチャ少ないですね。製作者に嫌われるタイプなのかな。

 

 

 

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