西部劇資料本


ビジュアル関係

『西部劇クラシックス』(芳賀書店)

増淵健:著

1977年10月3日 第1刷発行

 

増淵健が収集したスチール写真を掲載。個人収集の枠を超えた膨大な枚数です。日本未公開作品のスチールに、輸入ビデオで観た作品があったりして、役に立っています。

それと、西部劇カタログが優れもので、実在した主なガンマンやインディアンが出てくる作品が、一目瞭然で判るようになっています。

定価2500円(税抜き)とリーズナブルな値段で、西部劇を深く極めようとする人には必携で〜す。

増淵さんが亡くなった後、あの膨大なスチール写真はどうなったのだろう?

『西部劇大全集』(芳賀書店)

畑暉男:編

1981年9月25日 第2刷発行

 

1979年の『新・明日に向かって撃て!』までの戦後公開された短編、TVシリーズを含む約900本の西部劇の記録と、600枚におよぶスチール写真が掲載されています。それで定価が2400円(税抜き)なんですから、価値がありますよ。

西部劇ファンには必携で〜す。

『大西部劇』(ノーベル書房)

児玉数夫:編

1992年12月1日 初版発行

 

スチール写真を掲載した税込価格2万8千円の超豪華本。古本屋で9千円だったので、ゲットしたのですが、それでも購入を決めるまで何度も躊躇しましたよ。いったい何冊売れたのだろう……

お金に余裕のある人は購入してください。

HPの画像作成に役立っていま〜す。

『マカロニポスター大全』(洋泉社)
 石熊勝巳:編著
 2001年11月5日 初版発行

 

世界中のマカロニ・ウエスタンのポスターを厳選して収録したアート本。

イラストによるポスターが多く収録されており、これが実に味わいがあるんですよ。

映画全盛時の頃、映画館の立てカンバンを書いていた、私の父親のような知人が言うには、「ポスターというのは、あまりひねくらずにイメージをストレイトに伝える方がいい。たいして面白くない映画でも、ポスターの描き方によって映画館の客入りが違っていた」そうです。

マカロニのポスターを見ていると、どれも凄い映画に思えてきます。映画館に貼ってあったら、観たくなってチケットを買ってしまいますね。

『誇り高き西部劇』(新書館)

逢坂剛×川本三郎:著

2005年10月5日 初版発行

 

帯に“西部劇プログラム美術館”とあるように、二人が所蔵している西部劇のプログラムを公開したもの。西部劇好きの私としては、見ているだけで楽しくなります。私もパンフレット(安物ばかり)は200冊ほど持っているので、羨ましくもありますね。

パンフレットを基にした二人の対談は、観方が同じで変化に乏しく、どうってことなし。それにしても、『左利きの拳銃』のパンフが18万円とはビックラこいた。

 

 

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