スペース・オペラ


ヴェロシティ・ラン(1998年/フィリップ・ロス監督)

宇宙強盗団のたくらみによって、宇宙の危険領域“ヴェロシティ・ラン”に迷い込んだ現金輸送船を舞台に、乗りあわせた宇宙刑事と強盗団の戦いを描いたSFアクション。

タイトルデザインと冒頭に紹介された悪党のキャラクターで、意外と掘出物かと思いましたが最初だけでした。スリルもサスペンスも盛り上らない凡作C級映画。

出演していたアリシア・コッポラって、コッポラ監督の血縁者かなァ。

 

バトルフィールド・アース(2000年/監督:ロジャー・クリスチャン)

ジョン・トラヴォルタ

地球人と異星人の戦いを描いたSFアクション。原作は、L・ロン・ハバードのベストセラー小説とのこと。異星人(サイクロ人)に征服され、文明が滅びた地球で、わずかに残った人間たちがサイクロ人打倒に起ち上がる……

ラズベリー賞総ナメ作品ということで録画したんだけど、意外とマトモでガッカリ。もっとハチャメチャにしたら面白くなるのにね。製作者に名を連ね、せっかく仮装して出演しているのだから、ジョン・トラヴォルタはもっと悪ノリ演技をしなきゃダメだよ。中途半端すぎてラズベリー賞を受賞したのかな?

ラズベリー賞作品って、期待して観たらいけない作品のようですね。

 

ミッション・トゥ・マーズ(2000年/監督:ブライアン・デ・パルマ)

2020年、NASAは火星への有人飛行を成功させるが、乗組員たちは火星での調査中に消息を絶ってしまう。乗組員救出のためゲーリー・シニーズたち4人が火星に出発するが……

ブライアン・デ・パルマはしょせんコピー監督ですね。パルマにとって初めてのSF映画ですが、駄目コピーを見せられた感じ。これは、『アポロ13』、『2001年宇宙の旅』、『コンタクト』、『アビス』からの、下手クソな切貼り細工作品ですよ。

サスペンス映画に関しては、コピーでもパルマはそれなりの力量を見せてくれたのですがね。

 

レッド・プラネット(2000年/監督:アントニー・ホフマン)

地球が汚染され、人類が火星への移住を計画している未来の話。

酸素を発生させるために、大量の藻を火星に送り込むが、火星からのデーター送信が途切れる。そこで原因を調査するために科学者グループが火星に向かう……

TVMレベルの作品。ヴァル・キルマーのファンを別にして、金出して劇場で観るような映画じゃないですね。傍役に魅力があればいいのですが、お気に入りのテレンス・スタンプは真っ先に死んじゃうし、ヒロインのキャリー・アン・モスは私好みじゃない。スレンダーな女優より、肉感的な女優の方が好きなんだも〜ん。

あまりスリルも感じず、途中で居眠りしてしまった。

 

宇宙からのメッセージ(1978年・東映/監督:深作欣ニ)

惑星ジルーシアはガバナス人の侵略を受けて壊滅状態だった。長老キドは、奇蹟を呼ぶ八つのリアベの実を太陽系連邦へ向けて放つとともに、孫娘・エメラリーダ(志穂美悦子)に八人の勇者を連れて帰るように命じる。リアベの実は、ガルダ(ビック・モロー)以下八人の手に渡っていた。ガバナス皇帝ロクセイア(成田三樹夫)は、地球征服の野望を抱き……

“スターウォーズ”に“里見八犬伝”を持ち込んだメチャクチャ安易な発想による創造性ゼロのスペース・オペラ。クレジットに出ていた石森章太郎や野田昌宏はどの程度製作に関与していたのですかね。

同じ頃製作された東宝の『惑星大戦争』の特撮と比較すると、シュノーケルカメラとVTR合成の大幅導入で、SFX技術には見るべきところはあるんですが、それだけではねェ。

成田三樹夫や天本英世のような怪優は、使い方次第でもっと面白くなるんだけど、見飽きたキャラクターじゃあ、どうにもならない。志穂美悦子を襲う怪物ヒキロクをもっと見せて欲しかったなあ。

 

 

 

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