右門捕物帖・蛇の目傘の女

(1963年・東映)


(スタッフ)

監 督:河野寿一

原 作:佐々木味津三

脚 本:結束信二

撮 影:鈴木重平

音 楽:鈴木静一

 

(キャスト)

近藤右門…… 大友柳太朗

村上敬四郎……進藤英太郎

伝六 ……   高原駿雄

加倉井要助……千秋実

お仙 ……   久保菜穂子

友吉 ……   木村功

おりん……   桜町弘子

弥五郎……  原健策

 

(感 想)

土蔵破りの友吉の釈放を要求する脅迫状が右門とアバ敬に届く。右門は上役の与力・加倉井に相談し、警戒を強めるが、雨の夜、牢役人が殺され、友吉が脱獄する。友吉も何者かに追われており、蛇の目傘の女に助けられる。友吉の件で右門に相談しようとした友吉の情婦・おりん(桜町弘子)は、土蔵破りの弥五郎一味に捕らえられ……

シリーズ最後の作品。黒幕のスケールが小さくて物足りません。役人の愚痴を聞いても、心に残るものは何もありませんよォ。

あば敬は良き家庭人になっていて毒がなく、高原駿雄のおしゃべり伝六は今イチだし、大友はんの立回りの見せ場もあまりないし、凡作で〜す。

 

 

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