輸入ビデオ・DVDで観た未公開西部劇


『Belle Starr』(1941年/監督:アービング・カミングス)

南部の名家の娘ベル(ジーン・ティアニー)は、北軍に父親を殺されたことから、南北戦争が終わっても北軍を許すことができない。幼馴染で北軍少佐のクレイル(ダナ・アンドリュース)が凱旋帰国し、ベルの屋敷で宴会が行なわれた日、ゲリラ活動をしている南軍大尉のサム・スター(ランドルフ・スコット)がベルを訪ねてやってくる。ベルはサムの勇気と南部魂に惹かれて愛するようになる。そして、サムと結婚し、サムと一緒に北部資本の銀行や牧場を襲撃するが……

テレビで『南部女ベル・スター』の邦題で放映されましたが、劇場では未公開です。邦題にあるように、私利私欲でなく南部復活のために戦う無法者として描いており、悲劇のヒロインとなっています。ステロタイプの登場人物による史実とかけはなれた典型的な娯楽西部劇で演出的には見るべきものはありませんね。

ジーン・ティアニーにも今イチ魅力を感じませんが、数少ない“ベル・スター”映画ということで満足しましょう。

 

 

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