雑学講座その5・俺の飲み会

 <1999/08/12(木)>23:30頃
 テュルルルル…テュルルルル…

 あ、電話です。ガチャ。「ハーイッ!かざみでぇーーーっす」

M島さん「俺だ。」

 「あ、ああ、あ、はいはい。かざみでございます。な…何のご用でしょうか…?」
M島さん「おぉ。お前明日空いてるか?」
 「は?いや、俺は明日は仕事ですよ。つうか金曜日。平日ですし。」
M島さん「休め。つうかよぉ、中絵(マクドナルドでのバイト時代の方。一番年上。でも呼び捨てがさぁ、『明日休みだから飲もぉよ?』、って言ってるから。だから明日休め。決定。」
 「そんな?!つうか、もうじき日付も変わろうかという時間帯にアナタはっ?!」
M島さん「じゃ、明日、詳細決まったらまた連絡するわ。じゃ。」
 「あぁっ!ち、ちょっとぉっ!………ち、切れやがった………。」

 さぁ。コレからが大変です。過去の苦すぎる経験から、M島さんが取ると思われる、行動パターンを検証してみます。

 1・いきなり俺の部屋に来る。飲む。で、暴れる。
 2・横浜の安い居酒屋で飲む。で、暴れる。
 3・逗子(地元)のボッタクリスナック(アホウドリ)で飲む。むかつく。で、暴れる。

 ドレでもヤバい事態だよっ!まぁいいか。何とかなるでしょ、と開き直って寝る。

 <1999/08/13(金)>
 とりあえず俺は、翌日、予定通りに出勤。その間も、「いつ連絡が入るかも知れない」ので、携帯電話を肌身離さず持ってます。

 PM1:30 …連絡無し。

 PM5:30 …連絡無し。

 まだ油断できません。つうか、このパターンは(1)なのか?いや、この展開は、

 4・俺、忘れ去られる。放置プレイ?

 というパターンも頭の中に浮かんだり。

 PM6:30。俺が会社から帰ってきて、「シーマン」にタメ口を叩かれてキレてた頃。
 テュルルルル…テュルルルル…

 あ!電話だっ!来ちまったぉ!ガチャ。「ハーイッ!かざみでぇーーーっす」

M島さん「俺だ。」

 「あぁ、M島さん。」
M島さん「お前、今何やってんだ?」
 「は?いや、俺は会社から帰ってきて、寮にいますけど?」
M島さん「何やってんだ、お前?!PM6:30に逗子に集合だって言っただろ?!」
 言ってませんっ!!つうかアナタはっ!「詳細決まったら連絡する」って言ったのにぃ!信じた俺がアホですか?
M島さん「まぁいいや。とりあえず中絵(呼び捨て)と先に飲んでるからよぉ?あと10分で来い!」

 さぁ、予想外の展開。急いで支度をすませて寮を飛び出します。
 俺が汗だくになって急いでる最中でも、優しいM島さんは、俺の携帯電話に定期連絡を入れてくれます。

1回目:M島さん「俺だ。まだ厚木?急げよ?(以下略)」

2回目:M島さん「俺だ。いま横浜?(以下略)」

3回目:M島さん「はろー?M島です。(以下略)」

4回目:M島さん「ヘェロォォ〜?M島でぃす!(以下略)」

 ヤバいよ!徐々にM島さんが飲みまくって壊れて行く過程が手に取る様にっ!

 …とりあえず、1時間後には何とか会場に到着。そこにおわすはM島さん、中絵さん、そして過去の雑記帳で触れた、今度結婚するM村さん夫妻(予定)。皆さんの予想通り、立場が一番下な俺はどんなに理不尽な理由で遅れようが、「あぁ、スンマセンですスンマセンです。」と呟きながら席につきます。

M島さん「じゃ、かざみは何飲む?そうか!『ホワイトサワー』(カルピスの焼酎割り)だな?」
 「何故ホワイトサワー?!俺は何も言ってないのに!」
 …という事は言っても無駄なので、甘んじてホワイトサワーを延々と飲むことに。どうやら、俺には自分の飲み物の決定権さえ無いみたいです。

 そうして飲んでるうちに、「面子が足りねぇ。」という会場の意見の一致により、アポ無しでバイト時代の仲間を呼び出すことに。ちなみに、ウチらの飲み会は、当日呼び出しが基本です。
 オヤオヤ、連絡担当のM村さんの携帯電話の調子が悪そうです。せっかく相手に繋がっても、すぐに切れてしまいます。偽善者の俺としては、放ってはおけません。

 「じゃ、コレ使ってくださいです。」
 と差し出した携帯を、ムンズと奪い取るM島さん。何をするのかと思いきや、俺の携帯電話のバッテリーを「ぶち」と抜き取ってくれました!

 「ああぁぁっ!」

 と、俺が叫んだ時はすでに手遅れ。俺の携帯の電話帳等のデータが、綺麗さっぱり吹っ飛びました!!
 「どどど、どーしてくれるんですか!この中には仕事関係の電話番号がタクサンあったのにっ!」
 …という事は言っても無駄なので、「まぁ消えちゃったモンはしょうがないッスよ!ハハハー!」と、場を和ませる事を優先する俺。この後家に帰り、6時間かけて泣きながら電話番号を再登録してる俺がいたことは内緒です。

 そうしてるうちに当日呼び出した市瀬さん、溝愚痴さん、上村さん(全員共当て字)UNOさん(唯一俺より年下。でも立場は俺より上。ゆえに「さん」付け)が到着。さっそく溝愚痴さんに殴られる。当然理由なぞありません。まぁ挨拶みたいなもんです。
 全員が着席してまもなく。直前に俺が注文してたお茶漬けが来たので、近くにいた上村さんに「お腹すいてますよね?コレどーぞ!」と、偽善者チック爆発にお茶漬けをプレゼンツ。うわヤラシ。

 …一口食べてソッコーでつき返されます。
失敬な。

 不信に思った俺は、そのお茶漬けを一口パクリ。うっわ、マズっ!つうか、なぜお茶漬けがスッパイんですか?お茶漬けをここまでお茶漬けをマズく作れるなんてスゲエ!やるな逗子の「鹿鳴館」!!

 俺がそのマズい茶漬けを見て困ってるところに、溝愚痴さんは無言で俺の茶漬けに、誰が飲んでたのか判らないホワイトサワーを並々と注いでくれました!!過剰サービス!

 ホワイトサワーに入ってた氷がプカプカと浮かぶ茶漬けを見て、「うわぁ〜い!コレでこのスッパイ茶漬けもアダルト向けのテイスティ茶漬けにっ!これがホントのサケ茶漬け?などと言うと、確実に殴られるので言いません。言いませんったら。

 え?モチロン食べましたよ?バクバクと。
 いやぁ。今まで冷めた茶漬けを食べた事はありますが、キンキンに冷たい茶漬けを食べたのは初めてです。つうか二度と食うか。

 そんな俺を見て可哀想と思ったのか、M島さんが、俺の手元からアイス茶漬けを取って、こちらに笑顔を。
 「あぁ、ええ人やぁ。代わりに食べてくれるんかぁ。さっすがぁ!」と俺がインチキ大阪弁でそう思った瞬間!

グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュッ!!

 M島さんはスンゴイ勢いで、お茶漬けを掻き混ぜ始めるじゃありませんか?!デンプンが溶け出し、茶碗の中身が徐々に泡だっていきます!「茶漬けシェイク」ですか?(<−マックサイトらしく)
 つうか!スッカリ忘れてました!M島さんはすでに酔っ払いだという事を!
M島さん「アハハハハハハハハ!」
 うっわ。スンゴイ嬉しそう。つうか笑い声がイっちゃってます。
 一通り掻き混ぜ終わったM島さんは、満面の笑顔でアイス茶漬けシェイクを俺に返してくれます。

 え?モチロン食べましたよ?バクバクと。
 いやぁ。今まで冷めた茶漬けを食べた事はありますが、口の中でシュワシュワとはじける茶漬けを食べたのは初めてです。つうか二度と食うか。

 そうこうしてるうちに、閉店時間になってしまい店を追い出される俺達。当然このまま解散、という訳は無く、2次会でカラオケ、というありがちな展開に。
 明日仕事のある市瀬さん、溝愚痴さん、上村さんと、唯一の婦女子であるM村婦人はココでお別れ。見事なまでに華の無いカラオケに。

 最初の内は皆まともに歌ってましたが、酔っ払ってるせいか1時間くらいすると次第にダレてきます。後残りは1時間。つうか誰よ?2時間も予約入れたの?

UNOさん「これじゃイカん!よっしゃ、俺が盛り上げてやる!!」
 とばかりにUNOさんが景気づけに、

 「日本印度化計画」 −> 「携帯哀歌」 −> 「合コン哀歌」

 という3ヒットコンボを!おかげでわき腹痛くなるまで笑いました。ゴチです。(<−私信)
 しかしUNOさんの努力も虚しく、その後雑談会となってしまう俺等のボックス。
 所詮、『ドキッ!オトコだらけのカラオケ大会!!』なんてこんなモンです。

 カラオケボックスが閉店の時間のため、店を追い出される俺達。何故いつも俺達は閉店までいますか?
 時間はこのとき、午前2:00。当然電車が無いので帰れません。仕方が無いので、M村さんの家に泊めてもらうことに。
 ここで予想外の展開!パソコンを持っていない中絵さんとUNOさんが、俺の「知能指数向上委員会」、一回見てみたい!などとほざき始めました!
 うっわヤバいよ。マジに。だって、このサイトでは無断であんなコトやこんなコトを!
 そんな俺の動揺を気にも留めず、M村さんはノートパソコンにPHSを繋いで、アクセスを開始してしまいました!

PiPiPi…(接続完了)画面表示

 あぁっ!このサイトを見た中絵さんとUNOさんの顔がみるみると険しい顔付きにっ!
 あぁっ!予想はしてたけど!突き付けられる厳しい現実!

UNOさん「……ぶ、文才ありますよね………。」
 オゥ!フォローにも何にもなってない気が!だから(略)

 こうして夜は明け、俺は始発電車にて厚木へと帰ったわけです。

 楽しかったです♪また飲みましょうね♪(<−フォローのつもり)

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Writen By Dai.Kazami