昆布は日本人にとって身近な食べものです。とても健康に良いと言われます。しかし昆布について正確に知っている人は少ないと思います。

ここでは昆布のことをより深く理解していただくために、昆布ミニ知識コーナーを設けました。昆布とともに生きてきた漁師が、北海道昆布についてお話しします。

 

 

利尻昆布の生い立ち編

 

   食べ方編  
栄養と効果編(準備中)

利尻昆布の生い立ち編

質問
こたえ
1

利尻島で採れたもの以外も「利尻昆布」と呼ぶそうですが、本当ですか?

 

道内で採れる昆布も、大きく2種類に分かれています、利尻昆布、もう一つは日高昆布です。利尻昆布にはこの中で順位があります。

1、利尻産 2、礼文産 3、稚内産

利尻産天然もの、次いで礼文産が高く取引されます。さらにその中でも、利尻島仙法志寝熊の岩付近で採れる昆布は甘さ・こくが 特に強く、稀少で美味しいと評価され、利尻産の中でも最高ランクに属します。私の採っている昆布がこれです。初心者のかたなら、とろろ昆布が一番簡単に甘さ・こくの違いがわかるでしょう。味のわかる板前さんなどは、昆布だしを一口飲んだだけで、違いに気付かれるようです。

2

 

利尻昆布のニセモノがあると聞きましたが?

 

利尻島の昆布は、実はほとんど市場に出回っていません。京都にまとめて買われていきます。皆さんがスーパーなどで目にするものは、利尻昆布という名前の、利尻島以外の昆布です。

稚内あたりの昆布も利尻昆布と総称していますので、そういう意味ではニセモノではないでしょう。けど、味は利尻島の昆布とはまったく違います。

3

同じ利尻昆布でも、利尻島で採れた昆布は、なぜ味や品質が違うのですか?

海流の関係です。利尻島に流れ込んでくる暖かい親潮が、粘りととろみの強い最高品質の昆布を育てるのです。利尻島の昆布が幻と呼ばれるのは、この理由です。

4

利尻島の産物は昆布だけですか?

他にも海産物は?

 

もちろん魚もカニもウニも、たくさんの海産物があります。美しく清潔な利尻島は、安心して食べることができる北海の幸の宝庫です。

最近、一般のお客様でも板前さん並みに素材を吟味する方が増えました。私たちの直販は、ウニ、カニなどを新鮮な状態でお届けできるものですから、自然とか天然にこだわりを持った個人のお客様から口コミでご紹介いただいたおかげで、けっこう人数が増えました。

5

利尻の天然昆布は、そんなにほかと違うのですか?

本当の利尻昆布は、ほとんど京都の料亭に買い占められている、といえばおわかりいただけるでしょう。

天然物は、本当に数が限られている上、だしの出方が、段違いなので、ほとんど、一般には売られていません。一般には、養殖物と天然物は区別されず売られています。しかし味が確実に違うのですから、私たちは、この違いもはっきりさせています。価格も天然もののほうが高いです。

6

養殖昆布は味が落ちるのでしょう?

天然の数がとても少ないため、利尻でも養殖が始まっています。漁師達が研究に研究を重ね努力したおかげで、養殖とはいえ、その他の地域(たとえば稚内)の天然ものより格段に味があります。安心してお求めください。

私たちは、養殖物も吟味し、名士から直接買い入れています。利尻昆布は美味しい、素晴らしいと評してくださる声にお応えして、できるだけ品質の良いものを選んでいます。

7

よく物産展などで、産直とか流通を通さない、と言って利尻昆布を売っているが、あれは信じられるのか。

利尻島で昆布の直販に取り組んでいるところは、私どもマリンフーズかわまさ一件だけです。

新鮮で安くて品質のいいもの、しかも確かなものが欲しいというお客様には、直販がいちばんです。なにしろ私自身が採っているんですから、私たちが宅配便の宛名を書くんですから、大丈夫です。

8

毎年どれくらい採れるのですか?

 

7、8月は収穫の最盛期ですが、天然ものはとにかく少なく、家族で力を合わせて採っても、乾いた物で3トン程度です。

ただし、少ないと言っても、干したり、集めたり、切ったりとこの時期は大変な大忙しです。また、特に今年は、例年に比べ、海の状態がとてもよく、昆布の採れ高が大きいと見込んでいます。

9

利尻昆布は細い気がしますが。

本当の利尻昆布の特徴です。日高、羅臼などの昆布と利尻昆布は、そもそも品種が違うのです。本州はじめ、北海道の多くの場所で採集されるものは、マコンブやオニコンブといって、よく見かける幅広の種類です。

いっぽう利尻昆布は、正式には「リシリコンブ」という名前があって、他に比べて細めが特徴。そして味のほうも他とは一線を画しており、日本最高と評価されているのです。ただし天然ものは稀少で、手に入れられるのはごく僅かな人だけでした。

そんなわけでリシリコンブという品種があることは意外にもほとんどの人が知りません。単に採れた場所だけの違いと思われているのです。

リシリコンブは、利尻島でとれる特別な種類の昆布なのです。

 

食べ方編

だしに使った昆布は食べられますか

ぜひ召し上がってください。昆布から取れる栄養は食べることによってますますレベルアップします。

湯豆腐や煮物では、一度だしをとった昆布を引き上げ、食べやすいサイズに切って結んでまた入れる方法があります。また、鍋料理でも雑炊などにしてしまう前にやは り食べやすい大きさにして雑炊の中に煮込んでしまいます。炭水化物の中に繊維質が入り込みますので、バランスが良くなります。

また、庭がある方なら細かく切って土に埋めるのもおすすめです。肥えた良い土になります。

昆布の保存期間は?

上手に保存すれば10年もちます。

(ただし、簡単なようで、温度・湿度の高い内地では難しいかもしれません)

上手な保存方法

     ・日に当てない  ・乾燥させておく

ちなみに、わざと、寝かせておくと旨味がたくさんでるというテクニックもあるくらいです。

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