北海道の酪農家がなくなる!

それが離農です。

<応援アイスクリーム>



この記事を読んでいただき、大変 反響も大きいアイスですが、
諸事情から、
只今 販売はしておりません。
皆でがんばりたい!その思いでこのページを残しています。

是非、ご一読ください!
離農(りのう)とは何でしょう。先日のドラマ「北の国から」にも出てきました。経営不振、借金などの理由で農業、酪農を続けられず、土地、家など全部捨てて、そこを出ていくことです。出ていく段になったら早いです。3日も経たない間に、家がからっぽになっています。同じ地域でがんばってきた仲間にしてみれば、胸がつぶれる思いです。

いま、年に何件も酪農家の離農が起こっています。離農は恥ずかしいこととして、世間にわからないようにするのが普通でした。でも、日本の酪農の実態とか環境を考えると、決して酪農家だけの問題ではないと思います。日本人の私たちは、離農がドラマじゃなく現実に、ここ北海道で頻繁に起こっていることを知っておく必要があるんじゃないでしょうか。 ただ、嘆くだけでは解決しません。何か行動できないか、ずっとそう考えて、応援アイスの販売を実行しました。

 

応援する方法を考えました

同じ北の大地でがんばる人々を少しでも応援したいと、サロベツ乳100%使用のアイスクリームを販売することになりました。

添加物なしのアイスにも挑戦していますが、今の時点では、どうしても量的に生産ラインに乗せられないということで、乳化剤入り(少なめ)になりました。ただ一時的なものです。生産量が多くなれば無添加に切り替えます。

サロベツ原野の酪農家の人たちは、アイスの注文販売なんて、できるわけないと思っていました。しかし、インターネットのある時代に、農協にすべて買い上げてもらうだけが商売ではないはずです。

現に、利尻で漁業をいとなむ私たちが、インターネットのおかげで全国のみなさんと交流をもてるようになりましたし、日本の漁業の厳しい状況などもわかっていただけるようになりました。こういうことが酪農家にもできるはずです。君たちを応援する、と言ってカニなど余分にかっていただけることもあります。

離農に直面している人たちに、声援を送る方法として、アイスクリームを買っていただけませんか?


ただのアイスではなく、応援アイスです。私たちは、このホームページとか販売で、一銭も受け取っていません。離農を一件でも防ぐためにやっています。どうぞよろしくお願いします。
原乳の脂肪4.0%以上

乳脂肪率をご存じですか。よくスーパーで売られている、成分無調整という牛乳は、3.6%程度の乳脂肪が入っています。それから、よく特濃、といって乳脂肪率が高いものがあります。これは乳脂肪4.2%くらいになっています。でも、この特濃パックの裏をよーく見てください。「牛乳」という表記ではないはずです。

加工乳。つまりあえて生クリームを添加して、濃い牛乳であるように加工したものです。濃ければ美味しいですからそうするんです。ですがサロベツ乳は、加工しません。原乳の質がこの特濃と同じくらいなのです。まさか、聞いたことがない、と笑う方もいますが、本当です。乳検という正式な機関のお墨付きです。どうしてこんなに高品質の牛乳ができるのか。これにはちゃんとした理由があります。

その秘密は、サイレージです。一番草、二番草を積み上げて、発酵させたものです。これは牛の餌になります。サイレージがうまく作れるか、が酪農家の腕のみせどころ。発酵時の微生物が、牛の乳に、素晴らしい効果を発揮し、最高の乳を出すもととなります。ただし、多くの手間と資金がかかります。

サロベツの酪農家は、ここに手抜きを絶対しないのです。バカ正直なくらい、まじめにサイレージにとりくんでいます。でも努力は結果として、きちんと返ってくるんです。

 

アイスの送付は、海産物の冷凍技術をそのまま活かして、マリンフーズかわまさが責任を持って行います。

応援アイスで離農を一件でもふせぐという夢

私たち漁師は、イカの沖漬けやイクラの塩漬けを作ります。同じように酪農家は、原料の牛乳をつかって、アイス、ヨーグルトなどができます。

それを全国のみなさんに、直接お送りする。こんな場所にも宅配のトラックは毎日走っています。送れるんです。

ただ、酪農はほんとうに過酷な仕事です。シーズンオフがありませんし、牛の健康を気遣い、神経が一年中休まりません。

酪農家のみなさんは何かに挑戦しよう!という意欲がおきないほど、ぐったり疲れています。さらに借金にも追われています。

でも、酪農プロとしての情熱は、すごいです。原乳の質はどこにも負けない。高い誇りを持ってやっています。

漁業の我々からも尊敬されるサロベツの酪農家のみなさんを、このホームページにたどり着いてくださったみなさんに、応援していただきたいのです。

開拓の歴史

利尻、礼文、サロベツ国立公園に指定されている北の大地。おいしい海産物はもちろんですが、牛乳を忘れることはできません。今でこそ、広い牧場、かわいい牛、生きていることが嬉しくなるような美しい風景ですが、開拓から今までおおよそ50年、大変な苦労がありました。

50年前、開拓団として本州から来たとき、この土地は(豊富サロベツ原野)泥炭地で、春雪解けには床まで浸水してきました。また、熊笹や雑草の固い根っこがびっしりの土を耕すのは、かなりの力が必要でした。どさんこと呼ばれる馬が大活躍した時代です。人家と人家の距離があり、車などなく、歩いていろいろなものを用意しました。病院も遠く、何十キロも歩きました。お産も間に合わず自分で赤ちゃんのへその緒を切ったというおばあちゃんもいます。

いまは大型機械もはいり、サイレージもサイロではなく大地にシートをはって作るなど、随分労力としては楽になりました。けれど、大型機械導入にともなう金銭的な苦労が生まれたことも事実です。牛乳、乳製品、牛肉も輸入自由化の波に押され、不安もいっぱいです。でも良い草を育て、少しでも質のいい牛乳や肉を作ろうと、みんなでがんばっています。

サロベツ乳100%アイスクリーム 1カップ400円(8/13現在、一時的に品切れ。観光の方がいっぱい買ってくださいましたので、在庫切れです。すみません)

サロベツ乳100%スティックアイス 1本120円

※純粋な牛乳の味はちょっと、という方にはメロン風味もあります。

 海産物お申し込みとご一緒に、ぜひお願いします!ただ、とても心苦しいのですが、カニなどは冷蔵なので、アイスは冷凍として、別扱いの荷(送料が別にかかる)になってしまうのです。まことに申し訳ありません。ホッケなどの冷凍品どうしならいいのですが。

      

読んでいただき、本当に有難うございました!
また、販売できるようがんばります!