○バリアフリー住宅ってよく耳にするけど? | ||
今、日本は未曾有の“超”高齢化社会に向かっています。あと20年もすれば確実にお年寄りばかりになり、私をはじめこのページをご覧になってる方々もその中に入って行くわけです。
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○具体的にはどう配慮しているの? | ||
要約すると、次の点に配慮されているものと見てよいでしょう。 | ||
1. |
部屋と部屋(特に廊下・洋室等と和室との間)の段差をなくす。部屋間の建具の下枠をなくしたり敷居を埋め込んだりして段差をなくし、つまづかないようにする。 | |
2. | 玄関ホール・廊下・階段やトイレ・浴室などに手すりを設置して、どこかに“つかまれる”ようにする。 | |
3. | 廊下・階段や主要な室への出入口を広くとり、車椅子の使用をも考慮したものとする。 | |
4. | 階段の勾配を緩くする。ただし限度はありますが… | |
5. | 3階建て住宅ならばホームエレベーターを設置する。もちろん2階建てでもOK! | |
6. | 廊下や階段などに足元灯を設置する。 | |
7. | 高齢者の寝室とトイレは同一階に配置する。 | |
8. | 階段等滑りやすい箇所に滑りにくい材料を用いるか、滑り止め加工を施す。 | |
……などでしょう。 | ||
なお、これらのうち一定基準を満たしていると、住宅金融支援機構(旧:住宅金融公庫)の【フラット35】S(優良住宅取得支援制度)を利用する際に『バリアフリー性』を満たすことができます。 ※【フラット35】Sのもととなる【フラット35】とは、これまで住宅金融公庫が直接行ってきた融資とは異なり、民間金融機関による長期 固定金利の住宅ローン提供を支援するものです。【フラット35】Sは【フラット35】をベースに、一定の技術基準に適合した高性能な 住宅について、当初5年間の金利を0.3%優遇するものです。 |