2008年4月度MCTツーリングレポート

2008年05月03日 第1版公開

日時

4月20日(日)

目的地

富士山周辺一周

天候

曇り ところにより一時小雨 のち 晴れ

  

前夜に降った雨のせいで、天気予報ほど気温の上昇が見込めそうもない。まして今回は富士山方面。標高が上がれば気温もグッと下がるんだろうなぁ。(^^;

AM3:00、ケータイ目覚ましの音で目が覚めた。今回は集合出発がいつもより早いので、この時間に起きないとチト厳しい。A^^; AM0:00に寝たにしてはよく起きられた。(笑

いつものように早速外に出て天候チェック。ドンヨリ曇っているものの、路面はドライで昨夜10時頃まで降っていた痕跡は無くなっていた。よし、これなら大丈夫かな?

暖気中の KATANA

いつものようにトースト一枚&コーンフレークとモーニングコーヒーで朝食をとる。AM4:00頃、なにげにもう一度外に出てみたところ、駐車場に停まっているクルマ達の屋根に大粒の水滴が。あれ?いつの間に降ったんだろう??路面もうっすらと濡れていた。大丈夫かなぁ???(^^;

AM4:30になったので外に出て KATANA の暖気を開始する。とりあえず今は降っていないのでなんとか大丈夫だろう。暖気を終え、AM4:45に家を後にする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM4:50に到着する。朝が早いせいか、集合時間10分前なのに3人しか来ていなかったが、私の到着後にぞろぞろと?集まってきた。

今回は調布・府中方面に住む方たちが途中で集まって待っているポイントがあるので、そこが“第二集合場所”になる。なので“第一集合場所”である Kiyomiya 前からスタートするのは、右の写真に写っている人たち(と私)だけだ。

第一集合場所から出発するのはこのメンバー

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 XV250 Virago 自分のバイク・RZ250 はまだ動かせる状況にならず、自分のお兄さんに納車予定のバイクで、試走がてらの参加
U海氏 YZF-R1  
  T野氏 VFR400R  
  K谷女史 NSR250R SE  
  N野氏 ZRX1200R  
  K谷氏 ZZ-R1200  
  S沼氏 SKYWAVE650 LX  
  H本氏 GSX1100S KATANA SR400はお休み
  K藤氏 Hornet 初参加
  H.I 藤氏 Bandit1250S ABS いつものGSX-R1100はお休みで、メーカー試乗車での参加
  I 倉嬢 W650  
  I 村氏 CBR600F4i  
  W林氏 SHADOW SLASHER
400
 
  S木氏 Bandit1200S 初参加
  K山氏 DragStar1100 (DS11) 初参加
S枝 GSX1100S KATANA

以上の16名だ(*印はMCTクラブ員)。

 

今回のルートは次のように予定している。
  
行き




Kiyomiya →(裏道)→ 都道5号新青梅街道 → 都道248号新小金井街道 → 都道14号東八道路 → 都道18号鎌倉街道 → 都道158号多摩ニュータウン通り → 都道47号町田街道R16R129R246 →(厚木市)→(秦野市)→(御殿場市) → 静岡県道23号 → 静岡県道152号 → 静岡県道180号富士山スカイライン → 静岡県道72号 → 静岡県道71号 →(朝霧高原)→ 山梨県道71号 → 鳴沢のあたりで昼食
  
帰り
鳴沢のあたり → R139富士パノラマライン → この先未定

結局当日になっても帰路は未定のまま。A^^; まぁ時間によってどこから高速を使うかが違うだけで、最終的には中央道を使うことには変わりないけど。

簡単な朝ミーティングの後、AM5:05に早速出発。“第二集合場所”を目指す。私は最後尾についたが、朝ミーティングで「K藤氏は4番目で」とO川氏から話があったのにU海氏が4番目に入ってしまい、初参加で緊張したままのK藤氏は6番目で走っていった。

  

裏道から都道5号【新青梅街道】、同248号【新小金井街道】と進んで南下していく。時間が早いのでスムーズだ。途中隊列が寸断されてK藤氏がいきなり寸断隊の先頭になっていたが、次に曲がるポイントの東八道路までには追いついたので問題はなかった。

都道14号【東八道路】を右折。道幅広い中に“記念撮影装置”もあるけど、そんなにすっ飛ばしていないので怖がることはない。都道17号に入れば、“第二集合場所”はすぐだ。AM5:35、ファミリーマート【府中本宿町店】に到着する。

第二集合場所で待っていたメンバー。待ちくたびれた?^^ 最後の一人が待てど暮らせどやってこない ここではTオート組を中心として7名が合流。H.I 藤氏によるともう一人来る予定だ、とのこと。しかし、待てど暮らせど最後のお一方がやってこない。今回初参加の方らしいが、連絡が取れないらしい。

いつ来るともしれない最後の一人のために他の16名をこのまま足止めはできない、とH.I 藤氏が判断し、残念だけど来ていない人は置いていくことに。
まぁ仕方ないよな。約束の時間に来られない方が悪いんだし。一応ココで10分は待ったし。AM5:45、コンビニをあとにする。

  

ここからは16台の長い隊列だ。先頭と最後尾ではかなりの距離がある。当然、信号等で隊列は寸断されがちだけど、都道18号【鎌倉街道】〜同158号【多摩ニュータウン通り】では思ったほど細切れにならずに走って行け、都道47号【町田街道】まで到達できた。

先ほどのコンビニでの一旦停車後は、私はH本氏のすぐ斜め後ろを走ることに。H本氏の綺麗な KATANA を眺めながら「他の人にはこう見えて走っているんだなぁ」と再認識を。(^^;

それにしても今日は涼しい。いや、走っているとちょっと寒くも感じる。けれど昼になれば晴れてくる、という予報を信じて厚着してこなかったので、さすがの私も少し冷えてしまった。そんな中R16〜R129〜R246と進み、厚木市内も通過。ここまではとてもスムーズな走りで走って来れた。R129と分岐後のR246は片側一車線になるのでペースは落ちるが、ワリとコンスタントに走っていける。時間が早いからだろう。

伊勢原市内で朝食休憩のためにコンビニに立ち寄る。AM7:05、スリーエフ【伊勢原大住台店】に到着した。

ここで意図的に KATANA を2台並べるように駐めた。H本氏の KATANA はバイクショップが長いこと逆車の新車状態である箱詰めのまま保管していたが、いいかげんもう売ろう、と組んで売りに出しているところをH本氏に“発見”されて購入した、という、ほとんど新車状態の 1990年スズキ70周年記念車・ホンモノのアニバーサリーモデルだ。なのでまだピカピカで綺麗。こうして並べてみると、その綺麗さが 2台並べてみた。H本氏の '90アニバーサリー(右)はまだ新車同然のコンディションを保っていて、綺麗そのもの。まるで「使用前(右)・使用後(左)」みたいな感じだ。(笑 のんびり、まったり休憩
よく分かる。まるで使用前(右・H本氏の SM 型)、使用後(左・私の SR 型)のようだ。(笑  年式だけ見ると、H本氏のアニバーサリーモデルがタイムスリップしてきた感覚になる(H本氏・1990年式、私・1996年式)。

冗談で、O川氏に「お金出すからH本氏のみたいに綺麗にして!」と言ってみると、即座に「ムリ!」との返答が。
まぁ、11年以上乗っているバイクとほとんど新車状態のとを比べること自体間違っているけど。(笑

ふと左の南の方を見ると、雲の切れ間から青空が見え隠れしだした。話によると、H本氏はまだ KATANA を雨天で乗っていないらしい。そうこう話していると、進行方向の空にも青空が見え隠れしてきた。H本氏のバイクを汚さないためにも、今日はこのまま雨降り無しで行ってほしいものだ。

のんびりした休憩を取り、AM7:45、コンビニをあとにする。

  

再びR246の流れの中に。隊列は長いが走りはスムーズ。全く停まらずに小山町まで駆け抜けた。途中、1分1秒でも先に進みたいようなクルマに抜かれた。二車線が一車線になるところで強引にバイクの列の中に割り込んできて、また二車線になると猛然とダッシュ。バイクの隊列の前にいるクルマ達をも煽りながら抜かしていっていたが、そのワリには抜かしていった後の速度がそれほど速くない。そんなにムリして抜いていかなくても、たいして変わらないと思うんだけどなぁ。(^^;

程なくして静岡県道23号が現れ、これを右折する。R469を超えたところにあるコンビニに入っていく隊列。静岡県道23号から先はフリー走行区間を設けているので、そのスタート地点として立ち寄ったのだ。先ほどのコンビニからちょうど1時間走って、セブンイレブン【御殿場玉穂店】に到着。

またまた2台並べてみた。左:H本氏のSM型、右:私のSR型 GS に給油に行ったお二人 ここから静岡県道72号との交差点までフリーです、とO川氏からお達しが。しかしこの先、鳴沢の方に行くまでGSがあるかどうか分からなかったので、ガソリン残量に不安のあったK谷女史、 I 倉嬢らが近くのGSに給油に向かった。

給油しに行ったメンバーが戻ってくるまでの間、他の人は休憩タイムに。

結局25分くらいここで休憩タイムとなり、フリー走行が始まったのはAM9:10になっていた。

  

静岡県道23号を西に進む。フリー走行といっても何台かごとにまとまって走って行く。別に競走しているワケじゃないので、楽しんで走れればそれでいい。

フリー走行を初めてすぐ、K谷氏が猛然と私らを抜いていって、あっという間に豆粒になっていった。私はH本氏、T野氏、I 村氏の後ろからついていく。

スタート直後の長い直線は、真っ正面に富士山を眺めながら走れる道なんだけど、この日は厚い雲に遮られ、麓の方だけしか見ることができなかった。その麓の方にはまだ雪が残っていて、それを見ると気温以上(以下?)に寒く感じた。

そういえば今日は珍しく?T野氏がなかなかすっ飛んでいかない。H本氏の後ろについて走っていた。

正面に富士山を見ながら走れる絶景の道だけど、この日は厚い雲に遮られて麓部分しか眺められず・・・orz 静岡県道23号〜同152号〜同180号へと続くフリー走行区間
フリー走行ではあるけど、何台かでまとまって走っていたようだ^^ 目の前は、静岡県道180号を走るK谷女史
私はH本氏& I 村氏の後ろから、お二人の走りを眺めていた。時折接近しすぎて

〔走行写真提供:S木氏〕

しまうので慌てて距離をとる。接近しすぎて、その気は無いのに“突っついている”と思われるのもマズイし。A^^;

しばらく走ってから I 村氏の前に行かせてもらう。H本氏の走りを眺めながら走っていたら、H本氏がペースダウンして「前に行っていいよ」とゼスチャーしている。せっかくなので I 村氏と共に前に行かせてもらった。少し長めのストレートとストレートエンドで小さめのコーナーが組み合わさっているような箇所。タイトすぎないので KATANA でも十分楽しんで走れる。

フリー走行は、地図で見ているとかなり長い区間があるように思うのだけど、実際に走って行くと、全く停車しないためにあっという間にゴール地点に。だが、交差点の手前で停まっているように、と言われていたのに、交差点手前で停まっている人が誰もいない。あれ〜?ここのハズなんだけどなぁ???と思いつつ徐行して交差点を通過しそうになった時、右に曲がったところでK谷氏の姿を発見!慌てて右折し停まる。当のK谷氏らも「ここでいいんだよなぁ?」と不安を持ちつつだったようだ。

静岡県道72号へと曲がる交差点を曲がってくる後続メンバー クルマを挟んで後方に小さくO川氏が写っているんだけど、わかるかなぁ?(^^; 少しして後続がぞろぞろとやって来た。だが真っ先に飛び出していったはずのU海氏が来ない。私は気が付かなかったのだが、途中でメンバーの走行中写真を撮っていたらしい。

U海氏以外のメンバーが全員到着してもなかなかやって来ないU海氏。もしかして、まだ走ってくるメンバーがいるかも、と残っているんじゃ?と思いケータイ

〔走行写真提供:S木氏〕

に電話してみるが、何回掛けても留守番サービスセンターに接続される。こりゃ多分
もう撤収して走ってきているんだろうなぁ、と思っていたらやって来た。「(ケータイが)鳴っているのはわかったんだけど」。走っていたら、そう簡単には電話に出られないよなぁ。(^^; U海氏が再合流したので早速出発だ。
静岡県道72号へと進んで行く。ツーリングマップルでは“おすすめルート”の表示がされている道だけど、走ってみると、特別眺めがいいわけでもなく、たいしたことはない。ただ先ほどの静岡県道180号【富士山スカイライン】を走ってきたバイクやクルマ達のほとんどはこの道に曲がっていったので、通過ルートとしてはスタンダードな道なのかもしれないな。そして間もなく、静岡県道71号に到達する。 静岡県道71号へと曲がる交差点手前で。直進すれば白糸の滝に行ける

〔走行写真提供:S木氏〕

静岡県道71号は信号が全っ然無い。なので地図で見ると結構な距離なのに、ハッと気がついたらR139【富士パノラマライン】に出ていた。朝霧高原のところで、これまたいつの間にか県境越えしていて、道も山梨県道71号となっていた。

R139では少し走れば道の駅【なるさわ】がある。必ずここに寄る、とは聞いていなかったが、まぁまず寄るだろうな、とは思っていた。案の定、先頭は道の駅内へ。AM10:30、道の駅【なるさわ】に到着。

  

時計を見て一同ビックリ。そう、まだAM10:30だ。富士山一周して、まさかこんな時間に鳴沢まで走ってこられるとは思っていなかったのだ。当初の予想では、お昼ご飯を食べるところでPM1:00に着けばいいよね、という感じだったのだが、この道の駅【なるさわ】からU海氏がチェックしておいてくれた昼食処までは20分もかからないらしい。なのでこの道の駅でノンビリゆったりと時間調整だ。(^^;

正面には富士山が(麓しか見えないけどA^^;) ノンビリ、まったり中 O川氏が「K藤氏が大変なことになってるよ」と言ってきた。どうしたのかと思ったら、ずっとK谷女史(NSR250R SE)の真後ろを接近して走っていたら、2スト車特有のオイル吹きを浴び続けたために、バイクからウェアまで、オイルの斑点だらけになってしまっている、とのこと。

見ると、白系のウェアなので斑点がよく見える。K藤

氏は「大丈夫ですよ」と言っていたけど、ちょっとお気の毒だった。けど、これで2スト車の真後ろはくっついて走らない方がいい、と覚えていただけたかもしれないな。(^^;

  

ところで、せっかく「富士山一周ツーリング」と銘打っているのに、その近辺で写真を撮らないのはもったいない。けど肝心の富士山はあいにく厚い雲に覆われている(左上の写真参照)ので、これをバックに撮っても、行った人以外にはこれが富士山とは分からないだろう。なので富士山をバックにするのに拘らず、バイクをバックの集合写真とした。

道の駅【なるさわ】にて。バイクをバックにした、と言っても、そのバイクもあまり写っていないなぁ。。。A^^;

今回はせっかくバイクも綺麗に並べたので、みんなに愛車の所に行ってもらい、愛車と一緒の写真も撮ってみた。けど後列の人はほとんどバイクが写っていなかったなぁ。A^^;

各自愛車と並んでのショット。でも後ろの列の人は愛車がほとんど写っていない・・・・orz

写真を撮り終えると出発準備。まだもう少しノンビリできる時間だけど、何もすることが無い状態でただ時間を潰すのももったいない。先にも書いたけど、U海氏によればここから昼食処までは20分もかからないらしい。それこそあっという間に着いてしまうな。(^^; AM11:10、道の駅を後にする。

  

スタートする時で既に信号で寸断された。だけど昼食処はどこだかちゃんと聞いていなかったので、早めに前走車に追いつかなくては。なかなか追いつかない中、道が片側二車線に。まずいなぁ。片側二車線だと前走車もペースアップしているだろうから、追いつくのが難しくなる。仕方ない。もっとペースアップするか。(笑 そしてようやく、山梨県道707号へと曲がろうか、という少し手前でようやく追いついた。危ない、危ない。A^^;

山梨県道707号に曲がってすぐ、右手に山梨名物ほうとうのお店の看板が。そしてそこへ入っていく先頭。ここで昼食だ。AM11:30、きっちり20分走って【甲州ほうとう 小作 河口湖店】に到着した。【小作】は、山梨ではほうとうの有名店だ。

店内はまだ空いていて、16名がまとまって席に着くことができた。ほとんどの人がほうとうを頼む中、なんだかミョ〜にご飯粒を食べたくなった私はほうとうを頼まず、海老天重(特大)にした。普通の海老天重がジャンボ海老2本・¥1,200なのに対し、(特大)はジャンボ海老3本で¥1,400。なんか得したような気分に。(^^;

【甲州ほうとう 小作 河口湖店】に到着。駐車場ではクルマの区画1台分にバイク4台が駐められるので、16台で4区画を占領しただけで済んだ
味もなかなかよかった。たれがおいしく、ご飯の量も丁度よく、密かにオススメメニューだったりする。失敗は、その写真を撮っておかなかったことかな。(笑

O川氏から「この先、どう走ります?」と相談が。時間が早いので、そのまま中央道に乗ってしまっては帰り着くのが早すぎるので、寄り道しませんか?ということだった。いろいろ思案した結果、とりあえずは次のように決めた。

【甲州ほうとう 小作 河口湖店】からの帰路ルート予定
  
帰り



【甲州ほうとう小作】→ 山梨県道707号 → R139富士パノラマライン R138旧鎌倉往還 →(山中湖)→ R413道志みち → 道の駅【どうし】(休憩)→ 山梨県道24号 → R139富士みち → 中央道・大月 IC → 中央自動車道利用 → 八王子 IC →(いつもの下道)→ Kiyomiya

私らが食べ終わる頃、入口では席が空くのを待つ人でごった返していた。人気店で、繁盛しているんだなぁ。しばしノンビリした後、席を立つ。

外に出ると、わずかながら雨粒が落ちてきた。やだなぁ、降られるのかなぁ?と心配になったが、そのまままたやんでしまった。まぁ、今日はもし降ったとしても強くは降りそうになかったので、レインウェアは着ずにこの先も行けそうだ。PM0:15、昼食処をあとにする。

  

山梨県道707号から再びR139【富士パノラマライン】に出て山中湖方面に向かう。道はすぐにR138【旧鎌倉往還】に変わる。そういえば、スタートして少ししたところで給油ストップする、と聞いていたけど、どこにも寄らずに山中湖まで達してしまった。どこで入れるのかなぁ?と思っていたら、山中湖畔にある小さなスタンドに入っていった。ホントに小さく、店員も当初一人しかおらず、16台(実際に給油したのは13〜14台だったけど)ものバイクの給油が完了するにはとても時間がかかった。私らの後には別のバイク集団もやってきて、給油待ちのためにメイン道路が渋滞していた。給油を終えて、そそくさとGSをあとに。

山中湖の南側を回る形でR413【道志みち】へ。ところがここに来て少し雨粒が落ちてきた。前方も黒い雲が見えていたので「こりゃ〜、一雨降られるかなぁ?」と覚悟したが、少し走ったらやんでしまった。ホッとして走っていくと、すぐに道の駅【どうし】が見えてきた。PM1:30、道の駅【どうし】に到着した。

道の駅【どうし】はバイクでいっぱい。バイクですら、駐めるところが足りずに溢れていた バイクを駐めたところで、立ったまままったり中(笑 たまには私(S枝)も撮ってもらった(^^; 道の駅【どうし】はバイクでごった返していた。バイク駐輪場だけでは収まりきれず、車路の脇とかにも駐めないとならない事態だった。

ここでO川氏から、以降のルートについてみんなに相談が持ちかけられた。ここ(道の駅【どうし】)まで来てしまったので、またわざわざ大月まで戻るのか、それとも先に進んで違う所から高速に乗るか、はたまた下道のまま行ってしまうか・・・・。

思案した結果、下道だけで行ってしまう案は没。高速利用も、大月 ICまで行く時間で相模湖 ICまで行けそうだ、ということで、そう決まった。ただ相模湖 ICから八王子 ICで下りるのだと短すぎるので、今回は国立府中 ICまで利用することになった。

道の駅【どうし】からの帰路ルート(変更)
  
帰り



道の駅【どうし】→  R413道志みち → 神奈川県道76号 → R20甲州街道 → 中央道・相模湖 IC → 中央自動車道利用 → 石川PA(休憩)→ 国立府中 IC → R20甲州街道 → 都道17号 → 都道14号東八道路池の上通り → 都道248号新小金井街道 →(裏道)→ 都道15号小金井街道 →(裏道)→ Kiyomiya

ここでK山氏が先に別れて出発していった。本隊はPM1:55、道の駅を後にした。

  

R413【道志みち】では全く停まらず走れ、神奈川県に入ってすぐ、神奈川県道76号が現れる。以前に利用した時は神奈川県道76号への入口が分かりづらく注意していないと通り過ぎてしまいがちだったが、入口部分が改修されていたみたいで分かりやすく、かつ広くなっていた。

神奈川県道76号そのものは狭い道のままだが、交通量が少ないので走りにくくはない。だがR20まであと半分という所まで来た時、雨粒が落ち始めた。すぐやむかな?と思ったが、今回の雨粒はやまなかった。けどレインウェアを着込むほどの降りでもない。そのままR20【甲州街道】に到達し、中央道・相模湖 ICまでやって来た。

料金所ゲート手前で一旦停まる。ここから先は再集合場所の石川PAまでフリー走行なので、今一度再集合場所が石川PAだよ、とみんなへの確認のためもあったが、やまない雨でレインウェアを着ようかどうしようか?と悩んでいたこともあった。みんなで「どうしようかなぁ〜?」と言い合っている中、私の他数人がレインウェアを着ずに行ってしまおう!と意を決した。小仏トンネルを抜けてから先はやんでいるんじゃないか?という期待を込めての決断だった。それにつられる形で?他のメンバーもそのまま行ってしまうことに。さぁ、この決断は吉と出るか、凶と出るか・・・・(^^;

私らがスタートする直前に、2台の族車が料金所ゲートに。族車なのでどう料金所ゲートを通過するか観察していたが、ごくごくフツーに通行券を受け取ってごくごくフツーに進入していった。族車といっても、爆音を轟かせる以外はアウトローにはならないんだな。(笑

ETCゲートでスイ〜ッと通過し、いざ高速本線へ。速度が上がった分、相対的に雨足が強まったような感覚になる。けど路面がびちゃびちゃに濡れるほどではない。小仏トンネルへの入口で一旦速度が落ちるが、トンネル内に入ってからはまた復活。トンネルを出た直後はまだ降っていたけど、圏央道とのジャンクション・八王子JCTを通過するあたりからはやんでくれた。とりあえず“吉”と出たようだ(^^;

八王子本線料金所も当然?ETC専用レーンへ。ノンストップで通過できるのって、やっぱり便利だし楽だ。そのまま石川PAへ。先に到着していたのはU海氏とS木氏。混んでいるPAの中で「ここだよ〜!」と場所を確保?してくれていた。PM3:10、中央道・石川PAに到着した。私の後から続々と到着。 O川氏到着 I 倉嬢&K谷氏到着 I 村氏到着
K藤氏到着 ほぼ全車がまとまって駐められた またまた並べてみた。A^^;  見る角度によって大きく見えたり小さく見えたりする
そういえば、先ほど相模湖 ICで先に高速に入った族車を八王子JCTあたりで抜いてきたんだけど、その2台が爆音と共に石川PAにやって来た。周りにいた善良な?ライダー達の眼差しが一瞬厳しいものになって族車を見ていた。メットを脱いだ族車のアンチャンは、見たところ“リターン組”っぽい、30〜40代くらいの人だった。「いい年こいて、何やってんだろうね〜」と、周りの善良な?ライダー達は思っていたに違いない。(^^;
バイクを囲んで 話に花が咲く 通り雨が去った後、まったり中 休憩している間に雨粒が落ちてきた。後ろから雨雲に追いかけられていたのかなぁ?

今度の雨は先ほどまでとは違い、わりと

しっかり降ってきていた。それを見てK谷氏が慌ててレインウェアを着込んでいた。「なんだよ〜、今日は曇りのち晴れじゃないのかよ〜?」と思っていたら、気持ちが空に通じたのか、ふと気が付いた時には雨はやんで青空が見えてきた。それどころか太陽も出てきた。ツーリングの最後の最後で、ようやく「曇りのち晴れ」の「晴れ」部分が当たった感じた。でも願わくば、もうちょっと早く晴れだしてほしかったなぁ。。。。(^^; K谷氏がまた慌ててレインウェアを脱いでいたのは言うまでもない。(笑

さて、今回のツーリングではこの石川PAが最後の休憩処だ。本隊は国立府中 ICで下りるが、調布 ICやその先まで行く人もいる。国立府中 ICで下りた後も、途中離脱する人もいる。なのでここでお別れをしておく。雨が降った影響もあるけど、いつになく長い休憩(55分!)の後、PM4:05に石川PAをあとにする。

  

国立府中 ICより先に行く人はピュ〜ッとすっ飛んでいく人も。調布 ICまで行く I 倉嬢とは国立府中 IC出口ランプでサヨナラできたけど、他の人とはサヨナラできず終いだった。A^^;

国立府中 ICを下りてすぐのR20【日野バイパス】で、左側にパトカーが停まっていた。一瞬なにかの取り締まりか?と思ったが、どうやら事故かなにかの現場検証中だったようだ。そのまま通り過ぎ、〔国立インター入口〕交差点を右折してR20【甲州街道】に出る。すると前を行く4台は混むクルマの間をすり抜けてどんどん前に行くが、私の後ろにはまだK谷女史がいるのが分かっていたので、私はすり抜けをせずK谷女史が追いついてきてくれるのを待っていた。間もなく左折ポイントだ、という少し手前で無事追いついてきてくれたので、安心して〔本宿交番前〕交差点を左折して都道17号へと入る。すると曲がった先で、先行していた4台が私らを待っていてくれた。ここからゴールまではこの6台での走行だ。

その後、都道14号【東八道路】、【池の上通り】、都道248号【新小金井街道】、一部裏道を経由して都道15号【小金井街道】にスイッチ。さらに裏道を通って多摩六都科学館脇を通過すればゴールは目の前。

  

PM4:55、最後まで残ったメンバー6人は無事 Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。ちょうど
10台が途中離脱したことになる。先月に続いて、
まだ陽のあるウチに帰ってこられた。

ふと空を見ると、先ほどにも増して青空&太陽が輝いている。もっと早くに晴れてくれればなぁ・・・(^^;

最後まで残ったメンバー・その1 最後まで残ったメンバー・その2  その1との違いは、O川氏と私が入れ替わっているだけだけどA^^;

最後まで残ったメンバーを撮った後、PM5:00に解散した。私はいつものように行きつけのGSで給油後、PM5:30に家に帰り着いた。

  

今回は富士山一周ということで時間がかかるだろう、と早めに出発したが、思った以上に早く走れて各所で時間的余裕が持てたのがよかった。結果的にはあと30分遅い集合出発でもよかったのかもしれないけど、それはまぁ“余裕を持って走れた”ということでいいんじゃないだろうか?(^^;

今回の走行は私のカタナで298.1km、使用したガソリンは16.67L、なので燃費は17.88km/Lだった。
ほとんど停まることなく走れればこのくらいの燃費が出せるのはとっても助かる。そういえば、キャブのメインジェットの番手を大きいものにしてから好燃費を連発している。ってことは、もうちょっと番手を上げれば、ひょっとしてもっと・・・・?なんて妄想を抱かせる数値だ。(^^;

(終)