2008年10月度MCTツーリングレポート

2008年10月31日 第1版公開

日時

10月19日(日)

目的地

1: 茨城県鉾田市 R51沿いの食堂【那須食堂】
2: 茨城県鹿嶋市 【鹿島神宮】

天候

晴れ のち 曇り

  

今日は東京地方に関しては雨の心配はない、とのことだったが、行き先の茨城の方では曇りベースの天気の様子。多分大丈夫だとは思うけど、念のためレインウェアを持っていくことにしよう。雨で使わなくても、早朝涼しい時の防寒着代わりにもなるし。(^^;

AM4:10、ケータイの目覚まし音で目が覚めた。普段だったら絶対に起きられない時間だけど、ツーリングだと身体がちゃんと反応するようだ(笑)。いつものように早速外に出て天候チェック。星はあまり見えないけど、月だけはよく見える。天気の方は、多分大丈夫だろう。けれど早朝の冷え込みは日に日に増しているようで、起きたばかりの身体には空気が冷たい。急いで家の中に入った。

暖気中の KATANA

トースト一枚だけの朝食を取りノンビリ過ごしているとすぐに時間が経ってしまう。ハッと気がついた時にはそろそろ家を出なきゃならない時間だ。A^^;

外に出ると空は白く明るくなっていた。このくらい明るければ、早朝からスモークベースのシールドでも安心して走っていける。そそくさと暖気を済ませ、AM5:55に家をあとにする。

集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM6:00キッカリに到着する。ギリギリだった。A^^;

途中合流のU海氏以外でまだ来ていないのはあとM徳氏だけ。来ないかな〜?と思っていたら私のケータイが鳴った。出るのが間に合わなかったが、留守番サービスセンターに録音アリのマークが表示されていた。早速内容を聞いたところ、どうやらM徳

朝ミーティングの風景 さ、準備して出発!!
氏は寝坊してしまったようだ。「すみませんが、欠席とさせてください」とのメッセージが残っていた。

スピーカーホンでそれを聞き、M徳氏は来れないんだな、と判断し、すぐさま朝ミーティングを。ミーティングを終え出発準備をしていると、どこからか私を呼ぶ声が。Kiyomiya 店舗の2階からK宮社長が身を乗り出して、M徳氏から電話が入ったことを教えてくれた。K宮社長の話からすると、M徳氏は、K宮社長には“用事ができて参加できなくなった”と言ったらしい。あれ?言っていることが違うような・・・・?(^^;

どちらにしろM徳氏が参加できなくなったことには変わりないので、K宮社長にはお礼だけ言って、AM6:05にスタートする。

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車

備考

O川氏 Freeway 友人のバイクを借りているのだと思っていたが、かなり前から自分のになっていたらしい(^^;
U海氏 YZF-R1  
  N.T中氏 CB400SB  
  N野氏 ZRX1200R  
  K谷氏 ZZ-R1200  
  H本氏 GSX1100S KATANA SR400はお休み
  H.I 藤氏 GSX-R1100  
  W林氏 GSX-R1000  
  S谷氏 Goose350  
S枝 GSX1100S KATANA

以上の10名だ(*印はMCTクラブ員)。少なめだけど、このくらいの台数だとワリとハイペースで走って行けそうだ。

 

今回のルートは次のように予定している。
  
行き




Kiyomiya → 都道4号所沢街道 →(市道)→ 都道36号〜埼玉県道36号 → 市場坂通り →(市道)→ 埼玉県道88号 →(市道)→ R298東京外かく環状道路(東京外環自動車道の下道)→ R17新大宮バイパスR463埼玉大通り → 埼玉県道65号 → R16R4新4号バイパス →〔菱沼〕交差点右折 → 埼玉県道26号〜千葉県道36号 →〔境大橋〕→ R354 →(常総市)→(土浦市)→(かすみがうら市)→(鉾田市)→ R51 →【那須食堂
  
帰り




那須食堂】→ R51R124R51 →〔宮中〕交差点右折 →【鹿島神宮】※休憩 → R51R125 → 茨城県道206号 → 広域農道カントリーラインR408 →(牛久市)→ 圏央道・つくば牛久 IC または 常磐道・谷田部 ICから高速利用予定 → 常磐自動車道利用三郷JCT東京外環自動車道利用 → 大泉 IC → 都道24号 →(裏道)→ Kiyomiya

  

都道4号【所沢街道】を少しだけ北上してすぐ市道へ。朝早いので、なるべく住宅街を避けながら市道を走り都道36号へ。これを北上して県境を越えると、そのまま埼玉県道36号になる。この辺の道は私にとっては走り慣れた道なので淡々と進んでいく。日差しはあるものの、まだちょっとだけ涼しい。〔大橋〕交差点を右折して【市場坂通り】に入り、自衛隊駐屯地脇の都県境の道を通って外環道の側道へ。【とんでん】という店の脇でU海氏と合流した。

外環道の側道は、一部埼玉県道88号となる区間を経てR298【東京外かく環状道路】になる。ずーーっと直線なので、市道〜県道〜市道〜国道となる境はほとんど意識することがない。今回はそれほど長くこの道は走らない。美女木でR17【新大宮バイパス】に入ってしまうからだ。なのですぐにR298とはオサラバだ。(^^;

早朝のR17【新大宮バイパス】は快調だ。ほとんどノンストップで次の右折場所であるR463【埼玉大通り】との交差点まで到達する。片側一車線のR463もガラガラで、信号で一旦隊列が寸断された以外は何事もなくR17【中山道】に到達する。そのR17【中山道】は 100 m程度しか利用せず、すぐに裏道に入って埼玉県道65号へと進路を取った。

埼玉県道65号は片側一車線なので、前にクルマがいるとあまりペースが上がらない。でもまぁ、市街地で飛ばすこともないし、渋滞するわけでもないので、ここは淡々と走って行く。空は青く、だんだんと日差しが暖かくなってきた。走っているとそうでもないけど、停まるとちょっとだけ背中に汗が。私が暑がりなだけかなぁ?(笑  R16に出る頃にはそれが顕著になっていた。A^^;

R16は既にクルマの量が多い。飛ばしているクルマもいっぱい(笑)。ヘタすると、バイクである私らの隊列の方が遅いくらいだ。クルマは皆われ先にと急いでいるようだったが、危ないような走りをするクルマはいなかった。

  

R4【新4号バイパス】まであと2km 程度の所で、埼玉県道320号へと左折した。単にショートカットしただけかと思っていたが、目の前に現れたコンビニに入っていく先頭のO川氏。そうか、ここで朝食にするんだ。AM7:25、ローソン【春日部不動院野店】で朝食ストップだ。

コンビニに到着。空が広い!!(^^; どっちを向いても空が広い!!(笑 どっちを見渡してものどかな風景が広がっている。高い建物が無いうえ家と家の間隔が広いので空も広く、青空が気持ちいい。こういう景色のところだとあまりすっ飛ばす気持ちが無くなるので、交通安全にはいいかも!?(^^;

休憩もノンビリ気味で(笑)、AM8:10にコンビニをあとにした。

  

埼玉県道320からR4【新4号バイパス】へ。片道一車線の区間だけど流れはいい。信号で隊列が寸断され、後半は私のすぐ前のS谷氏の前で切れた。この先〔菱沼〕交差点で右折しなければならないが、あいにくS谷氏の前はトラックが塞いでいて、その先が見通せない。千鳥隊列の左側にいた私は、トラックを含めてクルマ3台を挟んだ状態で先行車が前にいるのが見えていたので、先行車がそのまま右折していってくれても大丈夫だった。すると先行車達は〔菱沼〕交差点手前の狭い路肩に寄せて停まってしまった。その姿をトラックの陰で見えないS谷氏が、トラックのあとについて先行車の横を通過してしまいそうになった。先行車達は、後続がすぐに来るとは思っていなかったのか、ちょっととっちらかって急発進していた。まぁ、なんとか無事全車〔菱沼〕交差点で右折できたので結果オーライとしよう。(^^;

右折後の道は埼玉県道26号だが、すぐに江戸川に掛かる〔関宿橋〕を渡って県境を越え千葉県道26号になる。その千葉県道も長くは続かず、利根川に掛かる〔境大橋〕を渡って茨城県道17号になる。で、その茨城県道もすぐにサヨナラし、R354へと進路を向ける。茨城県道17号の反対側から来たマイクロバスに一旦間に入られるが、すぐに抜かして一段の隊列に復帰する。

R354は国道だけど、それまで走ってきた国道に比べると“田舎道”といった風情が漂う道だ。常総市までの区間は信号がほとんど無いので、淡々と走っては行けるが、クルマに前を塞がれているとそれがかえって辛かったりする。

常総市に入り〔大和橋〕を渡るった直後の交差点でR354は左折が正しかった。けれど道路案内標識も無いうえ道の感じが直進でフツーのような感じだったのでなんの疑いもなく直進して行ってしまった。幸いなことに直後に県道の表示が目に入って間違いにすぐに気がついた。先頭のO川氏もすぐそれに気がついたようで隊列を一旦停めるが、地図をよ〜く見て回り込める道を見つけたのだろう、Uターンせずにすぐ目の前の路地を左に入っていった。その先を更に左折すると、正しいR354が現れてくれた。これを右折してR354に無事復帰できた。それにしても、国道が左折するなら左折と、わかるように案内表示を出して欲しいよなぁ。

その後は土浦市まで淡々と進み、〔中村陸橋下〕交差点も無事左折。真っ直ぐがR125だと表示が出ていたので、その手前の交差点で右折する。ところがどうも様子がおかしい。O川氏の動きが迷った時のそれっぽい。案の定間違えたみたいで、本日初のUターンとなった。

一旦右折前の道に戻って右折し(つまり最初の右折はなかったものとして)走っていったら、ハッと気がつくと道は既にR125に変わっていて、「左折:R125」という地点まで直進していた。それよりも前でR354は右折しなくてはならないのに、である。これは当然間違えたわけで、すぐにUターンするかな?と思っていたら、目の前に出てきたコンビニに入っていくO川氏。そうか、コンビニの駐車場を使ってUターンするんだな?と思ったら、そのまま休憩モードに(笑)。AM9:50、ファミリーマート【土浦真鍋店】で予定外(笑)の休憩。

 

全くの予定外コンビニではあったけど、道を確認するには丁度いい。トイレに行きたい感じも出始めてきていたし(笑)。

で、肝心の道の方だけど、ツーリングマップルで見る限りは、R354はフツーに右に曲がっているように見えた。けれど実際は違っているようだ。一本手前の道から更に右左折を繰り返さないといけない

ここでようやく?KATANAのツーショットが M尾氏のZZR1400を囲んで
らしかった。地図の中の信号マークが、一番肝心な箇所を見にくくしていたようだ。

小休止後、AM10:15にコンビニをあとにした。

  

コンビニを右折で出て来た道を戻り、最初の信号を左折。これで行けるのかな〜?と思っていたら、なんと漁港に着いてしまった。もちろん道間違い。本日2度目のUターンとなった。で、地図を今度こそよ〜〜〜く見て、現在地からR354に確実に出られる道を発見した。そのルートを行ったら、今度こそ間違いなく、土浦市から東進するR354に復帰できた。ここでも、R354をキチンと案内してくれる表示は一切無し。先ほどの常総市の〔大和橋〕の所もそうだけど、なんか不親切な国道だよなーー。

かすみがうら市の区間は一本道なので迷うことはない。青空のもと、快適に走っていける。〔霞ヶ浦大橋〕では、霞ヶ浦の広大な景色が青空と共に楽しめた。けれど橋としてはごくフツーの橋だった。(^^;

行方市内は淡々と何事もなく進んで行く。しかしその先でまたしても、R354の“不親切国道ぶり”が2箇所も立て続けに現れた!

〔小舟津〕交差点に差し掛かった。ツーリングマップルを見ると、信号の直前に右に茨城県道2号があって、R354は信号を曲がって続いていく・・・・のように書かれているので、素直に信号を右折した。キレイな道が前に伸びている。けれど何か様子がおかしい。ツーリングマップルではR354は真っ直ぐなのに、目の前に見える道は上りながら右にカーブしていっている。そして道の左眼下には細い道が直線で延びている。おや?と思って路肩に寄せて隊列を停めると、地元のクルマ達は私らが停まっている位置の手前にある、左眼下の細い道路に入る所でクルマが両方向とも行き来しているではないか。ツーリングマップルをよーーーく見ると、確かに二つの道路の間を結ぶ道らしき表示がある。現地では、それはたった1mほどの区間で、知っていないと見過ごしてしまうような所だ。

で、今私たちがいるのは、R354と並行にある茨城県道2号の部分のようだ。仕方がないのでUターンして、その1mほどの区間を通って、県道よりもかなり細いR354に入った。そして100mほど走ると道幅が広がった。やれやれ、と思った次の瞬間、前方に通行止めのバリケードが! 正確には、前方は新たに道路を造ってまだ開通していないような感じ。そして一旦停まってよく見ると、後続の地元のクルマ達はバリケードのすぐ手前の細い道へと左折していくではないか。全車が全車、そっちに入っていくので、まず間違いは無かろう。私たちも再びUターンして、その細い道に入っていった。

それにしても、先ほどの剣道と並走している区間とか、今の通行止めバリケード手前の細い道に入る箇所とか、「R354はこっちだよ!」と案内してくれる表示・案内等は一切無し。ここまで来ると、R354の“不親切国道ぶり”がよく分かるってモンだ。(^^;

左折してすぐ、北浦を渡る〔鹿行大橋〕があるが、この橋がまた狭い!橋の上でクルマ同士がすれ違うには、山道でよく見られる“待避所”(←橋の上で待避所があるのもスゴイけど(笑))で行き交わないとならない。まぁ、バイクなら問題なく行き交うことができるけど。橋のすぐ隣には、幅の広い新しい橋を建設中のようだが、対岸からまだ4分の1程度までしか工事されていない。全体が完成して通れるようになるには、まだしばらくかかりそうだ。

  

〔鹿行大橋〕を越えたあとはR51までスムーズに走れた。丁字路突き当たりの〔大洋総合支所入口〕交差点を右折してR51に入った。

ところでこの丁字路突き当たりの交差点、2008年版ツーリングマップルではまだ鉾田市が誕生する市町村合併前の〔(大洋)村役場入口〕と書いてある。以前ここは大洋村という村で、この交差点から〔鹿行大橋〕方面に2km 程度行ったところに、大洋村役場があったからだ。大洋村は2005年の市町村合併により鉾田市の一部となっていて、かつての村役場は鉾田市役所の大洋支所となっている。現地の人は知っているからいいだろうけど、そうでない人は地図でしか分からないので、ツーリングマップルには早く訂正してほしいものだ。おそらく他にもこういった“旧交差点名”な交差点はツーリングマップル上ではあるんだろうなぁ。(^^;

【那須食堂】に着いた! 話が横道に逸れたけど、R51に入って間もなく今回の昼食処が見えてきた。AM11:25、青空の中【那須食堂】に到着した。

お昼の定食メニューがいっぱいあってどれにしようか迷うが、私はメンチカツ定食にした。うん、なかなかおいしい。ボリュームはそこそこだけど、メニューの豊富さはツーリングマップルに書かれている通りだった。

到着した時には青空だったけど、食べている間にどんどん曇ってきて空一面雲に覆い尽くされた。確かこの日の茨城地方の天気予報は曇りベースだったはず。予報が当たった形だ。

食事後、外に出てここで集合写真を。

【那須食堂】の建物をバックに

写真を撮り終えPM0:35、【那須食堂】をあとに。ここから先は私が先頭で隊列を引くことになった。

  

R51をひたすら南下していく。すぐに鹿嶋市に入り、カシマサッカースタジアムへの案内が目立つようになる。それもそのはず、鹿島アントラーズの本拠地だから当然か。そのスタジアムを越えてからの道が少々分かりづらい。R51から一旦R124に入って再度R51へと分岐するルートどりをしているが、最初の一旦R124に入る箇所には道路標示板が出ていない。けれど道の感じを見るとどう見ても左斜めに入るのが正解っぽいと直感し、直進斜線にいた隊列を左折車線に移動させた。左折後恐る恐る進んで行ったが、やっぱりこれで正解だった。間もなくR124の国道標識を見つけてホッと胸をなで下ろす。A^^;

次は再びR51へと分岐する箇所だ。ここでは道路標識で案内が出ていたので迷わず右へ。すると道路の路肩やセンターラインあたりが濡れているのが目に入った。少し前くらいに雨が降ったような感じだった。タイミング的に、雨を避けて走れたようだ。

バイクを駐めさせてもらった 信号を右折して市街地に入ったところで少し迷いつつも、なんとか鹿島神宮周辺まで到達。「バイクならタダで駐められるよ〜」の声に引き寄せられ?(笑)、あるお店の駐車場へと入ってバイクを駐めさせてもらった。

駐めてから「しまった〜」と思った。そう、よく考えたらお店の駐車場なので、お店を全く利用しないというワケにいかなくなった。仕方ない、帰りにお茶でもいただくとしよう。A^^; PM1:05、鹿島神宮周辺に到着した。

バイクをお店に残して、今回の第2目的地である鹿島神宮へ。他にもいくつかあるお店の“勧誘”を振り切って歩いて行き、正門をくぐって境内へ入った。

シーズンからはちょっと外れているからか、日曜だというのに拝観者はまばら。でもおかげでテクテク散策するのには丁度よかった。(^^;

テクテク歩いていって・・・・ 鹿島神宮正門
ここが、誰が入っても同じ深さだと言い伝えられている「御手洗(みたらし)池」。大人が入っても子供が入っても、乳を越えないと言われているそうだ 右端に見えるのが「みたらし亭」。御手洗団子が名物だ 境内奥深くに茶屋がある。その更に奥には急勾配の下り坂が。それを下っていくと左右に茶屋があり、茶屋の向こうには池が。これが、有名な御手洗(みたらし)池だ。誰が入っても、大人でも子供でも水の深さが同じで、乳の位置を越えない、と言い伝えられているそうだ。実際どうなのか、は確かめられないけど。(^^;

で、ホントはこの池のそばにある「みたらし亭」という茶屋で団子を食べて一服、を予定していたんだけど、誰も団子を買わずにスタスタと来た道を戻っていってしまう。まぁ、お昼を食べたばかりでお腹が空いていないから、っていうのもあるんだろうけど。私も買わなかったし。A^^;

バイクを駐めさせてもらったお店まで戻り、ここでとりあえずお茶にすることにし、暑かったこともあってアイスコーヒーを頼んだ。なかなか出てこなかったアイスコーヒー、飲んだら薄くて、おいしくはなかったなぁ。(^^;

バイクを駐めさせてもらった“お礼”のお茶タイムも無事?終えたので、PM2:10に鹿島神宮をあとにする。

  

茨城県道18号を経由してR51へ。〔新神宮橋〕では、左にR51旧道の〔神宮橋〕を眺めながらの走りとなる。左に行くと東関東道の潮来 ICがあるという交差点を過ぎて少しした時だ。私の後ろ4台目以降の人が寸断されたのか、ついてこない。

私はてっきり信号で寸断されただけかと思って、速度を落として様子を見ていたが、そろそろ来てもいいよな〜、と思う頃になっても誰も来ない。路肩に寄って停まって待っていても、全然来る気配がない。これは何かあったかな?とUターンしたところにO川氏がやってきた。聞くと「H本氏のKATANAのクラッチワイヤーが切れた!」とのこと。ありゃりゃ・・・・

O川氏はそのまま、応急処置ができるお店なり部品なりを探しに走っていった。私と一緒にいた2台は道を戻ってH本氏らの所まで移動した。

見ると、ものの見事にワイヤーが切れていた。H本氏の KATANA は年式だけ見ると 1990 年式と古いが、ずーーーっと逆輸入梱包状態で保管されていたものをバイク屋さんが組み立てた直後にH本氏が購入し、まだ 7,000 km も走っていない。だから私のに比べたら“新車同然”のコンディションだ。私のは12年も乗り続けていて切れたこと無いのに、たった 7,000 km 程度乗っただけで切れてしまったというのは不運としか言いようがない。 見事に切れた、H本氏 KATANA のクラッチワイヤー

O川氏が戻ってきた。今いる位置から1km くらい先に、ヤマハの看板が掛かっているものの何でも屋さんみたいなバイクショップがあるという。とりあえずそこまで移動することに。H本氏は押し掛けでスタートしていった。

潮来市のR51沿いにあるバイクショップで応急修理 応急修理中 なんとか応急修理完了 1km くらい走ってバイク屋さん到着。すぐに作業をしてくれ、とりあえずクラッチワイヤー端にタイコを付ける応急修理をしてくれた。

ただあくまでも応急処置なので、早めにワイヤー交換してください、と言っていた。

さ、とりあえずこれで動けるな、と思ったら、H本氏がここで別れて潮来 ICから高速に乗って府中まで帰るという。確かに高速に乗ってしまえば、ETCを装着しているH本氏ならノンストップで府中までは行ける。応急処置のクラッチワイヤーがいつまた切れるとも分からない。なので、ここからほど近い潮来 ICで乗ってしまった方がいい、という判断だ。

状況が状況なだけに、これは致し方ない。なんとか無事に、府中まで辿り着いてほしいものだ。PM3:05、H本氏が離脱し本隊がリスタートした。

後日談
帰宅後H本氏からケータイにメールが入っていた。それによると、私らと別れて潮来 ICに向かっている途中に、クラッチワイヤーは外れてしまったそうだ。応急処置は1km も持たなかったんだなぁ。(><)
  
でもなんとか無事に中央道調布 ICまでは辿り着けたとのこと。途中の首都高速も空いていてくれたようで、クラッチ無しで走り切れたそうだ。

リスタート、といっても、すぐ目の前にあるGSで私だけ給油。実はH本氏の応急処置を待っている間に、私以外の全員が給油を済ませていたのだ。私の給油完了と共に、あらためてリスタートした。

  

周りに広大な水田が広がる中を走るR51。建物がほとんど無いので空が広い。青空ならとっても気持ちいいんだろうけど、あいにく走っている時はドンヨリとした雲に覆われていた。スピードを出しても、あまり速度感を感じないくらい周りが広い。のどかだよなぁ。(^^;

〔北田〕交差点を右折してR125へ。それまでの道と様相が異なり、片側一車線で速度が上がらない道だ。この道は昨年10月度にも通っているけど、その時は行きの道として使ったので反対方向に走った。逆に走ると景色も違うので、新鮮な感じだ。〔幸田〕交差点で右折。さらに道幅が細くなったR125を行き、茨城県道206号にスイッチするが、それも長くは続かず、すぐに広域農道【カントリーライン】になる。農道といっても広く綺麗な舗装なので、普通の道と変わらない。私らのツーリングは、好んでこういうルートどりをすることがある。国道や有名県道などよりも、普通のツーリングではあまり通る候補にのらないような道を行くのが好きだ。(^^; 

しばらく走ってR408に到達する。

さて、この先は牛久か谷田部あたりから高速に乗る予定にしている。信号で停まった時、目の前に「右折:圏央道牛久阿見 IC」と案内が出ていた。時計を見るともうPM4:00をまわっている。先ほどのトラブルでかなり時間が押している。2番手にいたN.T中氏に「(牛久阿見 ICから)乗っちゃいましょうか?」と同意を求めると、特に反対もされなかったので決断し、〔岡見町〕交差点を右折して茨城県道48号に入った。すぐに圏央道の牛久阿見 ICが現れ、ETCブースを通って一旦停車した。

「外環道の新倉PAまでフリーです〜」と伝達してまわっていると、誰か分からないけど1台、ETCが反応しなかった車両がある、と職員さんに言われた。思い当たる人がETCカードを抜いて調べてもらったら、反応しなかったのはW林氏だった。「そういえば、通過直前でバーが閉まったような気がする」とはW林氏の弁。とりあえず職員さんから通行券をもらえたので、不正通行にはならずに走っていける。でもETCに慣れてしまっている身には、いちいちゲートで停車しなければならないのは面倒くさく感じることだろうなぁ。(^^; PM4:15、牛久阿見 ICから先フリー走行を開始する。私は最後尾から出発した。

  

スタートしたタイミングが悪く、遅いクルマに前を行かれてしまった。圏央道のこの区間は片側一車線なので、抜くに抜けない。つくばJCTで遅いクルマとお別れするまで、ジーーーッと我慢の走行だ。A^^;

常磐道区間に入ればスピードアップができる。けどクルマが多い区間なので、そんなには飛ばしていけない。それでも少しすると、先行するメンバーの何台かは追い抜くことができた。

三郷料金所もETCの“威力”でスムーズ通過。外環道での料金所もスムーズ。あぁ、慣れるとETCはもう手放せないなぁ。(^^; 外環道ではノンビリ走ったけど、すぐに新倉PAに到着した。

すると新倉PAでは暴走族の一団が集まっていて、迷惑なことこの上ない。まぁ、ちょっかい出さなければフツーの人を攻撃してこないので、他のクルマやバスの人たちも遠巻きに眺めているだけだ。

やかましい音を立てて暴走族たちが去ったあと、ようやくフツーに会話ができる静寂さが訪れた(笑)。

目線の先には・・・・いい年こいた暴走族たちの集団が なにげに談笑しているように見えるけど、この左隣には暴走族たちがたむろしている

そしてここで、本日のツーリングの解散が告げられた。この先は各自自宅に向けて最後の走りだ。Kiyomiya まで行く“本隊”はO川氏、私、H.I 藤氏、W林氏、S谷氏の5名となった。PM5:30、各自新倉PAをあとにする。

  

大泉 ICまでの間にM尾氏、N.T中氏、K谷氏の3名が、大泉 IC出口でU海氏がそれぞれ別れていった。あたりはすっかり暗くなり、スモーク系のシールドでは見づらい。けれど私が装着しているスモークベースのミラーシールドはそれほど暗くならず、コーティング無しのスモークシールド程度の明るさを保ってくれているのでありがたい。

本隊はいつものように都道24号経由で裏道に入り、PM6:00に Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。

Kiyomiya に到着! ちょっとだけ雑談 到着後すぐにサヨナラするかと思ったが、ここで少々雑談に花が咲き、この場が解散したのはPM6:20になっていた。

私はいつものように行きつけのGSで給油してから帰宅するので、PM6:45に家に帰り着いた。

  

今回は途中で、まさかのクラッチワイヤー切れトラブルがあったりしたものの、全体としては楽しめたツーリングだ。H本氏には、今回のトラブルにめげずに、また KATANA で参加してほしいものだ。(^^;

今回の走行は私のカタナで321.3km、使用したガソリンは16.97L、なので燃費は18.93km/Lだった。
あともうちょっとで19km/Lだ。普通に走ってこれなので、超燃費走りをすれば“夢の20km/L”も可能かも?(^^;

(終)